[写真あり] 偶発性のパーフォレーションについて (海外)

相談者: とここんさん (46歳:女性)
投稿日時:2014-01-22 10:05:38
こんにちは。

現在海外に住んでいます。

日本で神経を抜いて、ゴールドのクラウンをかぶせる治療をしましたが、ゴールドを装着してすぐから、歯茎が腫れ、痛くて治療した方ではものが噛めない状態になってしまいました。

歯茎の治療ということで、1年ぐらい、レーザーや抗生物質投与のために通院しましたが、海外駐在が決まり、あまり調子が芳しくないまま、仮止めだったゴールドを本装着されてしまいました。



海外でもまだ歯と歯茎の違和感が続くため、昨日、歯科医を受診したところ、日本での治療がうまくいってないため、抜歯して、インプラント治療をしなければならないと言われました。 

こちらの掲示板では偶然性のパーフォレーションというご意見も頂戴しました。
素人なので、日本のお医者さんの治療のどこがいけなかったのかわかりません。  

歯のレントゲンを添付します。 

@ 添付のレントゲン写真の治療はどこがいけなかったのか。

A 今後、どのような方針で治療するのがよいのか。


専門家の先生のご指示をいただければと思い、相談させていただきました。 

どうぞよろしくお願いいたします。

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回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-01-22 11:16:46
お困りのようです。

もうひとつのご相談で、治療ミスによる損害賠償を念頭におかれたご質問を頂戴しております。


その後回答者の先生から

【必読】 相談者の注意事項


は相談は出来ないことになっています。

海外に住まわれて色々不便を感じる所があるとは思いますが、一応サイトのルールはルールとしてあります。

医療ミス云々はこのサイトより直接弁護士などにまず相談された方がいいと思います。


とのご解答を頂き


弁護士へ相談をなさるとのお返事を書かれておられます。


よって本件は今受診中の担当医にご意見を求められるのが宜しいと存じます。
悪しからずご了承下さい。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とここんさん
返信日時:2014-01-22 11:42:29
松浦先生

お忙しいところご返答いただきありがとうございます。

当初、医療ミスの訴訟で考えていたのですが、まず本当に医療ミスなのか、こちらで専門の先生にお話しを聞いてから行動しようと考えを直しました。 

今回の質問は訴訟とは関係なく、歯科の専門の先生から、「治療についての」、複数の見解をいただけないかと思い投稿しています。



@ 添付のレントゲン写真の治療はどこがいけなかったのか。

A 今後、どのような方針で治療するのがよいのか。



についておしえていただければ幸いです。 

また、偶発症のパーフォレーションというのはどういうものなのかも教えていただけるとうれしいです。

必要でしたら、先の損害賠償を念頭にいれた質問は削除しますので、ご教示ください。


宜しくお願いいたします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-01-22 12:00:09
こんにちは。

>@ 添付のレントゲン写真の治療はどこがいけなかったのか。

髄床底に穴を開けてしまったことと根管充填ができていないことです。



>A 今後、どのような方針で治療するのがよいのか。

開けてしまった穴を塞ぐことと、根管治療をすることです。


>偶発症のパーフォレーションというのはどういうものなのかも教えていただけるとうれしいです。

穴を開けてはいけない所に間違って穴を開けてしまったということです。

パーフォレーションリペア http://yamadashika.jugem.jp/?search=%A5%D1%A1%BC%A5%D5%A5%A9%A5%EC%A1%BC%A5%B7%A5%E7%A5%F3%A5%EA%A5%DA%A5%A2
抜髄根管充填 http://www.yamadashika.jp/infection02.html
感染根管治療 http://www.yamadashika.jp/infection.html

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-01-22 13:37:55
山田先生の回答通りですが、一応投稿する前に

【必読】 相談者の注意事項

は読んでくださいね^^;


レントゲンを見て

>@ 添付のレントゲン写真の治療はどこがいけなかったのか。
>A 今後、どのような方針で治療するのがよいのか。

これは診査・診断 にあたる部分になってきます。

残念ながらネットでは診査・診断 は出来ないことになっています。


またパーフォレーションに関しては歯チャンネル検索してもらうとたくさん出てきますよ。

* 「パーフォレーション」で検索
約 686 件 (0.12 秒)



いきなりの事で色々悩んでしまっていると思いますが、まず相談室のルールを読んで頂き投稿してみてください。

また、過去のものも参考にされてみてくださいね。


おだいじに

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とここんさん
返信日時:2014-01-22 20:16:34
山田先生

お忙しいところわかりやすい返答をいただきありがとうございました。 

抜歯をしてインプラントするしか治療法はないのかと絶望の気持ちでしたが、先生のご紹介いただいたHPを拝見して、もしかしてまだ治療法があるかもしれないと、すごく救われた気持ちになりました。 

こちらでも、抜歯以外の治療をしてくれる歯医者さんを探してみようと思います。 
本当にありがとうございました。




井野先生

いろいろご指摘ありがとうございます。
偶発性のパーフォレーションというのが、「穴を開けてはいけない所に間違って穴を開けてしまった」という意味でしたら、「(医療)ミスではない」との井野先生の見解が、私にはあまり理解できませんが、そういうことをお話する場所ではありませんね。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-01-23 13:09:19
すみません、医療行為に過失があったのか?
という所まではここでは判断できません。

また賠償の対象になる事例なのかということもここでは分からず司法の場での判断が必要になってくることもあります。

早目に一度弁護士に相談してみてください。


パーフォレーションリペアに関してはエンドドンティスト(歯内療法専門医)などの歯科医院があればそこで相談して治療できないか聞かれた方がいいと思います。


同じようなケースのパフォレーションリペアですが、

* http://eedental.jp/ee_diary/2010/10/post-21.html

この方はたまたま経過良好にいっています。


MTAセメント)の出現で昔よりは成功率が高くなってきていますので、今の歯の保存を希望されるなら治療してくれる先生も合わせて探してみてください。

おだいじに

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2014-01-23 13:14:36
パーフォレーションは、偶発的に起きたのかもしれません。
コレに対する説明を行ったことは争点に出来るでしょう。


根管充填ができていないとのことですが、それに関してはおそらく裁判の争点には出来ません。


このようなケースの場合に、リペアして すなわち穴を修復して治せる場合もありますが、そもそも、補綴がやり直せるかどうかの問題も忘れてはいけません。

レントゲンでは補綴物は白く写っているために内部の状態を知ることが出来ません。
内部の状態が悪く結果的に補綴治療が不可能となると抜歯になる可能性もあります。

安易に”治せる”と考えないほうがいいです

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2014-01-23 16:54:11
とここん さん、今日は

訴訟に関わることは、この相談室では取り扱わないことになっていますが、別のスレッドを読めば、そのことに触れないわけにいかないので、一言だけ。


>偶発性のパーフォレーションというのが、「穴を開けてはいけない所に間違って穴を開けてしまった」という意味でしたら、「(医療)ミスではない」との井野先生の見解が、私にはあまり理解できませんが、そういうことをお話する場所ではありませんね。


「医療ミス」の定義についてはよくわかりませんが、医療者側の責任には、道義的責任と法的責任があります。

例えば、一般外科で、手術後に、術後感染を起こしてしまったような場合、これを「医療ミス」というのかどうかわかりませんが、一般水準以上の感染防止をしていて、術後感染を起こしたような場合は、道義的責任はあるでしょうが法的責任は無いと思います。

しかし、一般水準以下の感染防止しかしていなくて、術後感染を起こせば、意志の過失となり、法的責任も発生するように思います。


今回のとここんさんの結果について、歯科医師側に過失があれば法的責任も問えるかもしれません。
ただ、レントゲンと文面からだけでは、過失の有無はわかりません。

また、訴訟に関する諸事情も国によって違うと思いますので、訴訟に関しては今おかかりの先生の話を鵜呑みにしない方が良いでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とここんさん
返信日時:2014-01-23 17:11:06
井野先生

ご返答ありがとうございました。 

詰め物をしたすぐから歯茎が腫れたのですが、パーフォレーションの説明はなく(気づかれていなかったのかもしれないですが。)「菌が入ったせいだ」との説明で1年ぐらい、歯茎の治療を続け、本装着し、治療を終えたという行為に対し、「医療ミス」という言葉が適切かそうでないのかはわかりませんが、私としては、「治療のミス」というニュアンスで使用しました。 

医療ミスが、医療行為に過失があったという意味とは知りませんでした。



高田先生

初めまして。 
お忙しいところお返事くださりありがとうございました。

神経の治療については、「現在では昔のような掃除などせずに、レーザーをあてたらそれでもう根の治療は終了するんだよ。」と説明されました。 

家族全員でお世話になっており、信頼していた歯科医だったので、その言葉を疑うことをしなかった私は甘かったと思います。

現地の歯科医は、「ゴールドの詰め物に穴をあけ、ささった棒を取り出して、穴をふさぐ治療で一度トライしてみよう。」と言ってるので、一縷の望みをつないでみます。 
安易に治せるとは思わないよう、心にとめておきます。 
どうもありがとうございました。



==================

本日、日本の歯医者さんと連絡がとれました。 

彼曰く、私が添付した写真は旧タイプのレントゲンでとったものなので、角度によっては治療がうまくいっていないようにみえることもあるが、日本の歯科医院で撮った3D画像ではきちんと治療ができているとのことで、3D画像の写真が添付されてきました。 

今回、添付した3D画像では、パーフォレーションもなく、治療がうまくいってるのでしょうか?

専門の先生のご意見をいただけるとうれしいです。 
 

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とここんさん
返信日時:2014-01-23 17:28:31
小牧先生

初めまして。 
お忙しいところご返答いただきありがとうございます。

そもそも現時点で、日本の歯医者さんは、レントゲンの精度の問題であり、「治療はうまくいってる」との見解をもたれており、現地の歯医者さんは「世界中のどこの医者に持って行っても同じ意見だ」と、全く違う主張をされています。

現地の先生の見解は、「根幹治療をしていない、さしてはいけない場所に棒をさしている」ということで、山田先生のご意見と同じでした。


私には、「運が悪かった。もうあの医者と関わらないようにしよう。」とするか、「徹底的に闘うか」の二つの選択肢があり、後者を選ぶなら全面的にサポートします。とおっしゃられ、レントゲンセンターでCTスキャンを撮るための紹介状を書いてあげるとおっしゃられています。 

海外にいて、日本の歯医者さんを相手に訴訟するという件のいろいろな煩雑さを考えると、歯を一本失っただけで、命があるのだから、無駄な時間を過ごさず、あきらめて楽しく人生を送るほうが幸せかもしれないなあなどとも考えます。


小牧先生をはじめ、見ず知らずのボランティアの先生方が、私のトラブルに対して心を傾けてくださっていることにとても感謝しています。

心の整理がつかず、文章の整理もつかないまま投稿してしますが、本当にありがとうございます。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2014-01-23 19:17:51
>今回、添付した3D画像では、パーフォレーションもなく、治療がうまくいってるのでしょうか?

3Dと言うは3次元、つまり、3つの方向から見た写真が必要です。
この2枚では2次元ですよね。
もう1枚のお写真が無いと判断はできません。

(と言ってもネット上では診断はできませんが…)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とここんさん
返信日時:2014-01-23 19:53:01
櫻井先生

はじめまして。 お忙しいところお返事くださりありがとうございます。 

日本の歯科医にもう一枚の写真の送付依頼をいたしました。

現地の歯医者さんと日本の歯医者さんの言うことが全く違うため、素人の私には何をどうしたらいいのや、精神的に疲労困憊状態です。


櫻井先生にご指摘いただけ感謝です。 
どうもありがとうございました。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2014-01-23 20:56:37
申し訳ありません、パーフォレーションを起こしてしまったという前提で書いてしまいました。

起こしてしまったことに対する過失の有無ではなく、日本の歯科医との見解の相違は、パーフォレーションが有るか無いかということのようですね。


山田先生は、パーフォレーションが有ると診断されて見えるようですが、有るか無いかは実際に診てみないと断定できませんね。
実際に診られている、現在おかかりの先生とよく相談されると良いと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とここんさん
返信日時:2014-01-23 21:44:39
小牧先生

お気にかけてくださり本当にありがとうございます。

こちらでは訴訟のお話ができないということなので、私のレントゲン写真などから、現在の歯の状態がどういうものと推測できるか、専門の先生たちのお話を聞けるとうれしいと思い、スレッドを新しくして質問させていただくつもりでしたが、状況がいろいろ変ってきて、気持ちも揺れ、ぶれてしまっていて申し訳ありません。


現在、現地の歯科医の見解は、「歯茎の腫れパーフォレーション根管充填ができていないことである」というもので、こちらの山田先生からいただいたご意見とほぼ同じでしたが、日本の歯科医は「日本で撮影した3D写真では治療はうまくいっており、現地の古いタイプのレントゲンでは、パーフォレーションがあるようにみえるだけだ」という見解です。

現地の先生は、「世界中のどの医者に持って行っても同じ意見だろう」と言うのですが、小牧先生は、パーフォレーションがあるかないかは、あのレントゲン写真からはわからないという見解をお持ちなのですね。

やはり、現地の先生の話を鵜呑みにしてしまうのは危険ですね。


こちらで専門家の先生方のさまざまな見解を聞けるのは大変ありがたいです。 
回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2014-01-23 22:39:51
>現地の先生は、「世界中のどの医者に持って行っても同じ意見だろう」と言うのですが、小牧先生は、パーフォレーションがあるかないかは、あのレントゲン写真からはわからないという見解をお持ちなのですね。


違います、

「この写真だけではパーホレーションであると診断できない」

ということです。

現地の先生も「持って行っても」ということなので、持ってこられれば違った回答ができるかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とここんさん
返信日時:2014-01-24 03:00:05
櫻井先生

もう一枚の写真を送付してほしいという私のメールに対し、日本の歯医者の先生から下記の返答がありました。 

「添付画像は、同一方向(横断面)の2枚なのですが、、、

この画像をみて2方向と言われるようでしたらCT画像がわからないのでしょうね
CTを読影できる先生でしたら、治療に問題ない事がわかると思います

抜歯をすすめる医院での治療を受けるぐらいなら、ただちに内科受診するべきです

内科の医師に、抗菌薬と消炎鎮痛薬を処方していただくべきだと思います

メールのやりとりでは、症状は改善しないと思います

ご検討ください」

宜しくお願いいたします。



小牧先生

ありがとうございます。 
現地の先生も、日本の先生の返答をうけ、CTスキャン撮影の準備をすすめようとしているようです。 

一般的には、「この写真だけではパーフォレーションであると診断できない」ということがわかりました。 ありがとうございます。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とここんさん
返信日時:2014-01-24 03:06:09
追記

一番初めに、あのレントゲン画像を見せた時の日本の先生のお返事です。 


「おはようございます
xx歯科です
日本では、抜歯はしません

ヤグ・レザーの照射と抗菌薬&消炎鎮痛薬の投与をします 
冠をはずすと判明しますが(はずしませんが、、、)歯根が存在しています
歯周ポケットから進入した細菌が存在している画像ですね

2〜3回程度の処置で完治すると思われます
お薬を飲まれて様子をみて、日本で治療する機会をいただけませんか?
抜いた歯は元に戻りませんよ
ご検討ください

添付画像から推測して、旧タイプのレントゲンで撮影したものと思もわれます」
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とここんさん
返信日時:2014-01-24 09:52:43
櫻井先生

日本の先生にもう一度別角度での写真を送っていただくように要望したところ、添付の写真が送られてきました。

宜しくお願いいたします。

画像1画像1
回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2014-01-24 22:01:12
今までのレントゲンは二次元です。
歯という立体をレントゲンフィルムあるいはモニターという二次元に写し出すので重なりがあったりして、よくわからない事もあります。二次元ですから縦と横になります。


CTは三次元といいますが、医療の現場で使われる多くはモニターを利用します。
ですから二次元と違い縦と横と高さという三つの要素がいります。
三枚の画像を頭の中で組み合わせて立体を想像する事も大事ですね。



上記に関しては全くの個人的な意見です。
以下も全く私の個人的な意見です。
返信3の画像1の中には写真が二枚しかなくて、三枚目が写っていないように思います。


返信11の画像1には三枚の写真が写っているように思います。
が場所的にゴールドのクラウンの部位は入っていないように思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とここんさん
返信日時:2014-01-24 22:18:56
柴田先生

お忙しいところ本当にありがとうございます。 
先生の「個人的な意見」を拝見し、「CTを読影できる医者であれば、送ったCT画像で、治療に問題がないことがわかる。」とする日本の歯科医のことがよくわかったような気がします。 

柴田先生から返答ををいただき、そのお心遣いが、とても心に染みました。


本当にありがとうございました。



タイトル [写真あり] 偶発性のパーフォレーションについて (海外)
質問者 とここんさん
地域 非公開
年齢 46歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯科/医療ミス
歯医者への不満・グチ
その他(写真あり)
海外その他
歯科/裁判・訴訟・示談・慰謝料
根の穴・穿孔(パーフォレーション)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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