歯科用接着剤の血管内への流入後について

相談者: ニック・ジャガーさん (30歳:男性)
投稿日時:2014-01-28 11:43:29
失礼します。

私は以前、歯科で上の第2大臼歯の神経治療を行い、それ以降、歯茎の上層部にモチモチと粘りのある違和感が続いております。

(また、それより更に上の部分(骨)の内部がガッチリとセメントで固められた様な違和感があります。)


その歯科ではレントゲンで見る限り問題無いと言われ、取り合ってもらえなかった為、別の歯科に当たってみたところ、土台(コア)を固定する際に使った歯科用ボンドが歯茎周辺部から血管内部に漏れたのではなかろうかとの説明を受けました。

確かに大臼歯金属の土台を設置する前には歯肉内部に食い込むほど元の歯は削られておりましたので、そこへ直接接着材を流入されたのであれば納得がいくような気がします。



その後、その歯医者さんにデトックスを専門とする医師を紹介され、そこで様々な治療を受けました。

EDTA点滴(キレーション)、漢方、抜歯→ボーンキャビテーション(腐骨の除去)、グルタチオンの点滴です。
この中でそれなりに変化が感じられたのはボーンキャビテーションとグルタチオンの点滴だけでした。


ボーンキャビテーション術後は若干その歯茎周辺部の血流が改善された感じがします。
・・・が問題の部分はさらにその上である為、そこまで骨を掘る事をお願いしたのですが部分的にコメカミが近い為、リスクがあるという事で、断られました。

グルタチオン点滴を行った後には、モチモチした違和感がフヤけて一時的に柔らかくなる感じがします。
しかし、その原因物質そのものが無くなるというわけでは無く、時間が経てば、また元の状態(ゲル状)に戻ってしまいます。



前置きが長くなってしまいました。
そこで質問させて頂きます。

歯科学的な見地から見て、一度硬化した歯科用接着剤を溶解する手法は存在するのでしょうか?

また、それが体内に入った場合、現在の医学で、人体に流入した化学物質(例えば歯科用接着剤etc)を溶解するような点滴は存在するのでしょうか?


多少、他のジャンルも被ってしまいますがお許し下さい。
ご存知の先生いらっしゃいましたらご回答宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-01-28 12:50:30
歯科学的な見地から見て、一度硬化した歯科用接着剤を溶解する手法は存在するのでしょうか?

材質によっては可能かもしれませんが(レジン系なら有機溶媒になると思います)先ず。


>固定する際に使った歯科用ボンドが歯茎周辺部から血管内部に漏れたのではなかろうかとの説明を受けました。

この様な事は聞いた事が有りませんし、あり得ないと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-01-28 14:07:35
私も細見先生と同じ意見であり得ないと思いますよ。


>別の歯科に当たってみたところ、土台(コア)を固定する際に使った歯科用ボンドが歯茎周辺部から血管内部に漏れたのではなかろうかとの説明を受けました。

私も聞いたことありませんし、
そういった事例が多くあれば取り扱い説明書などにも記載が入ると思いますよ。

おだいじに

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-01-28 18:18:17
グルタチオン点滴は元来肝臓の解毒に使用される。
坑酸化物で経口投与では効果が乏しく点滴で行います。

点滴で800mg程から初めて様子を見ますが、気管支喘息アレルギーパーキンソン病、線維性筋痛症、多発性硬化症、薬物中毒、湿疹、皮膚炎、等に効果を持ちます。
副作用の無い薬物です。

特にパーキンソン病に60%程の効果があると言われています。
グルタチオンが効果があったなら炎症性の病巣に何らかの変化が有ったのか?EDTA点滴(キレーション)Na とCaの二種類が有って、イオンの排出で目的は動脈硬化等の治療や重金属の排除です。

グルタチオンが効果があるのなら、炎症の改善かもしれません。
肉芽組織でしょうか?

外科処置が危険ならグルタチオンかビタミンC点滴が効果を感じるかもしれません。


見ていいないの推測ですが。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-01-29 00:24:59
歯科用の接着剤の硬化は不可逆反応です。
一度固まったものがもとに戻ることはありません。

接着剤の成分すべてが血管を透過して血管内に入ることはありません。
(ほぼすべてがもとの状態で存在しないと硬化しません)


接着剤の成分が血管内で血液と結合せずに硬化する能力を保てることはありえません。

いったん血液に入ると全身に送られます。
肝臓や腎臓といった臓器ならまだしも歯肉歯槽骨のしかもある特定部位にのみ蓄積するといったことは考えられません。


他にもあるかと思いますが、少なくとも上記の理由より「歯科用ボンドが歯茎周辺部から血管内部に漏れ、歯の上部の組織で硬化した」ということはあり得ません。

ということで「歯科用接着剤を溶解すること」を考える必要はありません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ニック・ジャガーさん
返信日時:2014-01-30 12:52:22
4名の先生方、
お忙しい中、私の質問に答えて頂き誠に有難うございます。


そうですか・・・血管内で硬化する事は考えられないんですね。
(少し安心しました)

二件目の歯医者で接着剤の流入が疑われた件ですが、これはその歯科メタルタトゥーの除去を行った際、歯肉をカットした際に歯肉の内部からシリコンの様な物質が出てきたからとの事です。

カット後、すぐに現物を見せて頂きましたが、色は血液と混ざっている為か褐色でしたが、指先で押しても潰れずシリコンの様な弾力と粘りがありました。
ツメの先で無理やり潰してみたところ、膜の中から非常に粘度のある糊の様な物質が出てきました。

ハッキリ言える事は明らかに自然の物では無いという事です。


自分が歯の付け根上部で感じているモチモチした粘りと感覚が一致しますので、それ以降、今日まで原因が歯科用接着剤であると疑っておりました次第です。



・・・とはいえ、それより更に上の骨がガッチリと硬化している感覚の原因はその歯科でも判明しませんでした。
しかし明らかにその部分だけ血が通っていない気がします。
(遮断されている感じです。)

その後に通っているデトックス専門医によると、グルタチオンの点滴は化学物質を還元する(剥離する)事、そして無毒化は出来るが、物質そのものを消す事はできない為、体外に出せるかはその周辺組織及び全身の血流次第との事でした。


その後、県立病院の口腔外科でCTとレントゲンを撮影して頂いたのですが異常は無しとの事でした。

しかし、写真を見せて頂いたところ、私が違和感を感じている丁度その部分(第二大臼歯上部)にだけ、白くモヤがかった塊が写っていました。
そこで先生に尋ねてみた所、骨の影なので問題ないとの事でした。



もし可能であれば、最後にもう一点だけ質問させてください。
今の口腔外科的な見地からみて、口腔内(歯の付け根部分)の血流測定を行う事は可能なのでしょうか?

右と左の奥歯の付け根部分で明らかに血流が異なれば、悪い方に何らかの処置をして頂けるのではなかろうかと期待をしております。

東北大学に歯肉血流を測定するレーザードップラー血流計なるものが存在するらしいのですが、その他一般の歯科や口腔外科ではそのような機器は見つけることが出来ませんでした。


もしご存知の先生おりましたらご回答頂けますと幸いです。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2014-01-31 00:35:50
>今の口腔外科的な見地からみて、口腔内(歯の付け根部分)の血流測定を行う事は可能なのでしょうか?

可能かどうか以前に、血流測定を行う必要性が理解できません。




タイトル 歯科用接着剤の血管内への流入後について
質問者 ニック・ジャガーさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ その他(その他)
回答者




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