麻酔をしてかなり頑固な歯石除去をする場合の回数について

相談者: かあママさん (38歳:女性)
投稿日時:2014-02-16 01:11:06
人生ではじめての、麻酔をかけた歯石除去をすることになりました。

というのも、元は隙歯の治療をする為歯医者に行ったのですが、まず歯周病の治療で歯石除去をしないといけないとの事。

以前簡単な歯石除去をしたことがあったので、今回もそうかなと思っていたら、麻酔をして行うというので、どのくらいで終わるか尋ねると、目に見える場所の簡単な除去が2回、歯茎の下の歯石を麻酔をしての除去が2回、計4回との事でした。

内容を聞いて納得したので治療をはじめ、3回目(麻酔をして歯茎の下の除去をはじめた日)の治療終了後にあと1回ですよねと聞くと、あと5回ありますと言われました。

当初の話と違うので、計4回ではと尋ねると、当院は6回と決まっていますし、ちゃんと最後までしないと意味がないですよ、のちのち困りますよと言われました。

回数が増えると費用もその分かかるし、時間もかかるし困っています。


そこで質問ですが、1回に治療できる本数が決まっていると聞きますが、何本ですか。
それは全国共通ですか?

歯医者・歯の状態によって回数は変わりますか?

なんとか回数を減らしたいので、歯医者によって違うのであれば、他の歯医者にも聞いてみようかと思っています。


本題である隙歯の治療だけでも40〜50万かかると言われ、お金が足りないのにこれでは、歯石除去だけで終わりそうです。

どうか知識のある先生方、返信よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-02-16 01:34:23
こんにちは。

歯肉よりも奥深い部分の歯の根の表面に付着した歯石を取り除くことは、歯周病の治療の鍵となります。
このように歯肉縁下の歯石を除去し根面を滑らかな面に仕上げる治療を、スケーリングルートプレーニングSRP)といいます。

SRPにはそれなりの時間がかかり、麻酔の注射により痛みを抑える必要がある場合もあります。
そのため、一般的には4回とか6回とかに分けて行います。

歯は通常30本近くあり、歯の本数分の治療費がかかります。
治療の回数ではなく治療する歯の本数で治療費が決まるのです。
そのため、治療の回数を少なくするために一気に多くの歯を治療しても、予定通り6回に分けて治療しても、治療費の総額は変わりません。

1回や2回で全ての歯のSRPを行う方法もあります。
ただし、1回の治療に時間がかかり、熱が出ることもあります。
治療の回数については、それぞれの医院で考え方に違いがあると思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-02-16 01:46:14
かあママ さん、こんばんは。

>1回に治療できる本数が決まっていると聞きますが何本ですか。

そのような決まりは聞いたことがありません。
実態に則して請求がなされているものと思います。


歯医者・歯の状態によって回数は変わりますか?

歯科医院によって変わるのではなく、歯肉の状態によるものと思います。


>なんとか回数を減らしたい

歯周病と診断されたのであれば、何度でも診ていただきましょう。
ただ、歯石の除去だけが歯周病の治療ではありません。


>他の歯医者にも聞いてみようかと思っています。

是非、そうなさってみてはいかがでしょう。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-02-16 02:03:35
こんばんわ。

歯周病との診断で歯石を取ることになって、その回数が説明と違って6回に分けてすることになっているようですね。

そもそも歯周病は歯石を取って治るものではありません、おそらく6回かけてやっても治らないと思います。

歯周病の原因は歯に付着したプラークです、もちろん歯石を取るときにプラークも取れるのでそれなりには効果らしきものもないとはいえませんが・・・・。

プラークは歯ブラシを使ってご自身で落とすものです、歯周病になったいるということはプラークが落とせていないということに他なりません。

したがって歯を磨いた時、きれいにプラークが落とせる磨き方の技術を習得する必要があります、つまり歯磨き練習をすることです。

これをせずにいくら歯石を取ったところで歯周病が治ることはありません、かあママさまの歯周病の程度がわからないのでなんともいえませんが、歯磨き練習をして歯周病が治ってから歯石を取るべきです。

歯磨き練習にじっくり取り組んでいただける歯医者さんにかわったほうがいいと思います、参考になさってください。

歯周病 http://www.yamadashika.jp/perio.html
歯周病を歯磨きで治すY http://yamadashika.jugem.jp/?cid=108
歯周病を歯磨きで治す]U http://yamadashika.jugem.jp/?cid=163

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-02-16 02:28:07
治療費のことは、日本では保険があるのでかなり低い治療費で治して貰えるようになっています。
今回の治療は自費だったのでしょうか?

今までの先生が麻酔掛けてまで歯石をとってくれる所ではなかったようで、良く分かられないからだと思いますが、真っ当な治療をされようとして下さっている、と感じます。

問題点は、説明と違うと言うことだと思うのですが、触ってみたら思いの他重症であった、と言うことなんだと思います。

それでも、疑念が拭えない場合には、他にご相談に行かれるしかないでしょうが、そこが今回の所のように熱心に歯周病治そうとしている医院かどうかは不明です。

そうなると、人は心理的に軽く感じる所に流されやすきもので、後々もっと困られることになるかも知れません。

治療の進め方としては、ごく真っ当な歯周病初期治療を為されるようにしている感じを受けます。
そして、本音で書けば、そう言う治療は殆ど利益のない、逆に自腹切るような治療内容ですので、私的には立派な先生のように感じます。
と言うのも、保険診療ならば低額で得られる診療報酬は決まっていますし、その分の時間と手間考えると、到底割りに合わないからです。

これはあくまでも個人的意見ですから、その先生が本当に真っ当な先生かどうかは確約は出来ません。
しかし、一般論として歯周病治療は時間と手間、保険点数の割り振り考えると、避けたいものだと思います。

それをチャントしようとされている感じのことが書かれていますので、それは擁護したい、と思います。

回数を減らしたい、費用を掛けたくない、と考えられているのは気持ち的に良く分かりますが、今治療しないで病気が進行してしまえば、後々もっと費用と手間暇が掛かる状況に陥ってしまうと思います。

どこかで問題を解決しておかないといけない、と言うことを理解いただきたいと思います。

それを何時やられるのか?ではないでしょうか?

そうすると、昨年の流行言葉ですが、今でしょ!と私は書かせていただきたいです。

本当に求められているのは何ですか?

次々と歯周病が悪化して、高齢になった時に入れ歯とかで苦労したい、と思ってはいない、と思います。

大変きついことを書かせていただきますが、原因を考えて下さい。

それは他でもない、ご自身の日常生活とその習慣ですよね。

本気で心配し、役に立つことを助言させていただこうと考えて書いています。
今まで延長のままでは解決できないことを、どうか気が付かれて下さい。

健康は失って初めてかけがいのなかったものだった、と気が付かれるものです。

私は、高齢者の治療を沢山沢山して来ておりますが、必ず皆さんもっとこう言うことを知っておきたかった、と言われます。

先人、高齢者のお言葉には是非耳を傾けていただきたいです。

生意気ですが、27年臨床の現場で頑張って来ていて、ちゃんとして下さった患者さんの予後が決定的に良いこと、その患者さんの友人、知人と自分は全然違って良い人生を歩めた、と言う感想を満面の笑顔で話して下さいます。

30年後、いえもっと先50年後のご自身の理想像は、どんな姿ですか?

若いうちはその健康の有り難さ、かけがいのないものであることをつい軽視してしまいがちです。
しかし、健康は全てではないですが、健康を失うと全てを失う、と言うのは真理です。

どうか、ご自分の良き未来の為に、良き選択をなされるよう、心からお祈り致します。

長々と失礼しました。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: かあママさん
返信日時:2014-02-17 00:40:08
樋口先生、小林先生、山田先生、松元先生、早急に返信ありがとうございました。

そもそも歯周病が発覚したのが妊娠中歯科検診で、それまでは、よほど虫歯とかで歯が痛くならないと歯医者には行かないような感じだったんです。

両親が歯が悪いのでそうならないように、毎日歯磨きには十分気をつけていて、問題は隙歯だけだと思っていたので想像以上の悪さにショックでした。

なので出産したのち、本格的に歯の治療をしようと思い今日に至ります。

ですが生後まもない子供がいると、なかなか時間が取りにくく通うのがむずかしいので、なんとか短い期間で済ませたいと先生方に相談した次第です。

直す側と直される側で少し費用面等で温度差を感じますが、たくさんの歯医者の先生の意見が聞けてとてもよかったです。

やっぱり歯は一生ものなので、時間をかけてじっくり直した方がいいですね。

先生方のようないい歯科医院や信頼できる先生に出会えるとなおいいですけど…。

深夜にもかかわらず、親切にわかりやすくご回答下さって本当にありがとうございました。



タイトル 麻酔をしてかなり頑固な歯石除去をする場合の回数について
質問者 かあママさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯周病(歯槽膿漏)治療
スケーリング(歯石取り)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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