1歳5ヶ月、下前歯の虫歯に進行止めを施すかどうか?

相談者: にゅんたろさん (22歳:女性)
投稿日時:2014-03-04 11:30:06
こんにちは。


この度息子の歯を虫歯にしてしまいました。
近所の小児歯科を受診し、今後の予防、食生活の見直しや治療について話してきたのですが、下の前歯の虫歯進行止めをどうするかで悩んでいます。

子供の下の前歯は虫歯になっても小さくて治療できないから、進行止めしかないと言われました。
これからいくら歯磨きを頑張っても厳しいらしいです。



主人に相談すると、進行止めは見た目を気にして嫌だといいます。
もちろんわたしも嫌です。
ですが、これ以上ひどくなってしまったらそれもかわいそうで…

また、奥歯は、ちゃんと磨けば大丈夫と最初言われたのですが、後から奥歯も進行止めを塗る方向で勝手に話が進んでいる感じがしてちょっと担当の人の言いたいこともよく伝わりませんでした。
そんなに進行止めはオススメなのですか?


今進行止めをしたとして、それを削る(取り除く)治療や、進行止めを塗らなかったとして、下の前歯の虫歯を治療できるようになる年齢は
だいたいいつ頃なのでしょうか。

進行止めは、歯と歯の間が黒く埋まる程度といわれました。


それにより、自分でじっくり考えたいと思います。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-03-04 11:50:30
治療出来る年齢は子供によってまちまちですが、概ね3歳位なら治療出来る子供が多い様に思います。


一番気になるのは虫歯にした歯が下の前歯と云う事ですが、これが事実だとすれば大変な事です。

下の前歯は最も虫歯が出来にくい場所です、そこに虫歯が有ると云う事は他何処に出来ても不思議では有りません。


生活習慣を含めて考え直さなければならないと思います。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-03-04 11:50:38
もし現時点で削る必要があるのであれば、身体や顔を動かないように抑制すれば年齢が上がるのを待たなくても削ることは不可能ではありません(もちろんすべての歯科医院でできるわけではありませんが)。


ただ、

・歯そのものが小さく、少し削っただけで神経に達してしまう
唾液が多いのでラバーダムをしたとしても処置中に歯が唾液で濡れるのを防ぐのが困難

などの理由から私自身は乳歯前歯は削らずに済むのであれば削りたくないというのが本音です。



>下の前歯の虫歯を治療できるようになる年齢はだいたいいつ頃なのでしょうか。

術者のスキルやお子さんの成長度合いによって変わるので何とも言えませんが、一般的には3歳半過ぎくらいが一つの目安になるかと思います。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-03-04 13:01:09
にゅんたろ さん、こんにちは。

プラークコントロールや、飲料や間食を含む食生活など、生活習慣の改善が必要なことはご理解いただいているかと思います。



>担当の人の言いたいこともよく伝わりませんでした。
>それにより、自分でじっくり考えたいと思います。

心配なのは、殆どの場合、自己流ではなかなか改善しない、むしろ、悪化させてしまうこともあるように思います。


見た目が気になるのも分からなくもないですが、1歳5ヶ月のお子さまに虫歯が出来たということは、決して普通の状態ではありませんね。

お掛かりの小児歯科とコミュニケーションをとる努力をなさり、ディスカッションを重ねながら、今後の予防を進めていきませんか。

子育て、楽しんでくださいね。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-03-04 14:29:53
>下の前歯虫歯を治療できるようになる年齢はだいたいいつ頃なのでしょうか。

0歳でも治療が可能な医療機関もありますし、乳前歯の治療(おおむね6歳程度まで)はできない医療機関もあります。
平均値を知ることにあまり意味はないと思います。


特に年齢によって治療できるかどうか異なるといった話が出てくる医療機関であれば当然のことながら患児の協力度の影響を強く受けます。
そういった医療機関であれば早ければ2歳程度でも可能ですが、大人になっても治療できない可能性もあります。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2014-03-04 18:18:39
追加で

細見先生も書かれているように下顎前歯は最もむし歯になりにくい部位ですから、そこにむし歯ができるとなると虫歯の感受性が非常に高いと評価するのが一般的です。

リスクが高いから大変だ という考え方もあると思いますが、別の見方をしますと、少しリスクが下がるような対策をとれば下顎前歯の虫歯に関しては進行を遅くできる可能性が他の部位よりも高いとも言えます。


下顎前歯は生え変わりも早いので、ある程度進行を遅くするだけで症状が出現する前に生え変わってしまう可能性も大です。

というわけで乳歯の虫歯において下顎前歯の虫歯に関してのみ削ってつめるといった積極的な治療を行わないことが私の場合は多いです。(治療できる年齢のことを考えなくても済むかもしれないという意味です)

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: にゅんたろさん
返信日時:2014-03-04 22:00:15
皆様、ありがとうございました。
早い回答で助かりました。


皆様のおっしゃる通り、下の前歯虫歯は夜中の頻繁な授乳と、食生活に原因があると思っています…我が子に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

虫歯の進行止めは塗ってもらおうとおもいます。
歯医者さんに通ってこれから他の歯も大切にしていきたいです。

ありがとうございました。



タイトル 1歳5ヶ月、下前歯の虫歯に進行止めを施すかどうか?
質問者 にゅんたろさん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 乳歯の虫歯(むし歯)
子供(子ども)の虫歯
子供の虫歯予防
回答者




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