[写真あり] 一年以内のブリッジ再治療の保険適用について

相談者: ono.pさん (45歳:男性)
投稿日時:2014-03-02 18:19:43
初めて質問させて頂きます。

1年前に左下奥から2番目(専門的に言うと6番でしょうか)を虫歯によって治療し、その両横を利用して3本分のブリッジ治療をしました。

正確に書くと、6番の歯根に膿が溜まり、その膿を除去する為に6番の歯を左右縦に割り、歯根の清掃をした後にブリッジを被せました。
(6番を抜歯はしていませんが縦に分割したのでブリッジが必要)



少し前からその6番の歯根に再び膿が溜まり、左右縦分割した6番の歯の片一方を抜歯する事になり、実際既に抜歯しました。

ブリッジも再び作り直して被せる必要がありますが、主治医の説明では自費になるとの事で、しかし色々と調べると少し納得しかねています。


【主治医の見解】
1年以内にブリッジが壊れたのであれば保険適用だが、ブリッジの土台にした歯や歯根に問題が発生した場合は自費治療となる。

ちなみに初回と同様に3本分のブリッジを作り直す自費は約4万5千円との事でした。

更に、上記の治療は全て同一の主治医によるものです。


歯科医さんによってまちまちなのかも知れませんが、このような治療ケースで自費になるのは正解なのでしょうか?

何卒アドバイス頂けますようお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-03-02 19:30:37
お話からはブリッジではなくてクラウンを連結して入れてあるように思います。
クラウンもブリッジも補管の対象物ですので、もしその歯科医院が補管を請求しているのであれば自費ではなくて歯科医院側が費用負担をしてブリッジを入れ直す方がルールだと思います。


歯科医さんによってまちまちなのかも知れませんが、このような治療ケースで自費になるのは正解なのでしょうか?

上記の通り正解ではないと思います。

* 補綴物維持管理料

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ono.pさん
返信日時:2014-03-04 02:30:23
柴田先生

アドバイス下さり、ありがとうございます。

ブリッジクラウン連結の違いが理解できていませんでしたが、現在治療してもらっている歯医者さんが『補綴物維持管理料』を適用されていれば、保険適用を要望できそうですね。


ちなみに前回の治療は型取りだったのですが、治療前に受付けで

『補綴物維持管理料は適用されているか?』

と質問したところ

『○○○の事ですか?』

との返事でした。
(先方が『○○○ですか?』と聞き直してきた単語は『補綴物維持管理料』ではなく、他の単語を言われましたが聞き取れませんでした)

そこで

『2年以内にブリッジをやり直しても保険適用か?』

と質問を変えたところ

『それは保険適用でできます』

との回答でした。


しかしその後の治療の際、主治医には

『1年以内にブリッジが壊れたのであれば保険適用だが、ブリッジの土台にした歯や歯根に問題が発生した場合は自費治療となる』

と言われました。


受付けの事務の方と主治医で見解が異なる、と言いますか、受付けでの質問の仕方が不十分だったかも知れませんので、次回の治療日には再度徹底的に確認してみたいと思います。


画像1画像1
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-03-04 10:25:41
ブリッジの土台にした歯や歯根に問題が発生した場合は自費治療となる』と言われました。

個人的にはちょっと違うと思いますね。

厳しい言い方をすれば「2年以内に抜歯になる歯を保険適応で残してはいけない」です。


つまり、

>膿を除去する為に6番の歯を左右縦に割り、歯根の清掃をした後にブリッジを被せました。

この行為そのものが主治医の判断ミスで、本来は1年前の段階で抜歯していなければならなかったのではないかと思います。

従って、「自費になる」のではなく、「保険請求をせずに医院の負担でやり直しをする」と言うのが正しいはずです。



ただ、誤解しないでいただきたいのですが、僕は主治医の先生を攻めているのではありません。

患者さんは「歯を抜きたくない」と思われる事が多いですし、我々歯科医も「何とか抜かずに歯を残してあげたい」と思うものです。

しかし、健康保険では「両者の希望をかなえる事が出来ない場合がある」と言う事を理解していただきたいのです。


ono.p さんが「医院負担でのやり直し」を希望されるのか「(1年前に残す努力をしてくれた先生に対し)自費でより良い治療」を希望されるのかと言うお話になるのではないかと思います。



>少し納得しかねています。

今回のケースのように患者さんのみならず、我々歯科医師としても納得できない事が多々あるのが現在の歯科保険制度であるとご理解いただきたいと思います。

4人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ono.pさん
返信日時:2014-03-05 00:17:14
櫻井先生

アドバイス下さり、ありがとうございます。

納得できる点が多々ありました。

>患者さんは「歯を抜きたくない」と思われる事が多いですし、我々歯科医も「何とか抜かずに歯を残してあげたい」と思うものです。

特にこの内容はその通りで、まさに1年前、抜歯か残すかという選択肢が主治医からありました。
私もやはりできれば抜歯したくないという思いから、歯を割って歯根清掃を選びました。

主治医も親切で選択肢を提示されたと思います。


ただ1年前の説明では『歯を縦に割るからどうしても短寿命になり、1〜2年で抜歯、という事態になるかも知れない』との事でしたが、その際に今回疑問に思っている保険の説明までして頂けていれば、1年前に抜歯するという選択をしたかも知れないという思いもあります。


>ono.p さんが「医院負担でのやり直し」を希望されるのか「(1年前に残す努力をしてくれた先生に対し)自費でより良い治療」を希望されるのかと言うお話になるのではないかと思います。

親切で残す努力をして頂いた主治医に対する思いもあります。
一方で『きちんと説明して頂けていたら』という思いもあります。

過度にクレームを言うつもりはありませんが、現在の治療の中でさも当然のように『今回は自費です』とあっさり言い切られた事が、自分なりに色々と調べる内に納得できない思いとして強くなりました。


こちらのサイトで各先生方にアドバイス頂いた結果、冷静な気持ちで主治医に思いを伝えて、それでもやはり自費という事であれば受け入れざるを得ないかとも思っています。



>今回のケースのように患者さんのみならず、我々歯科医師としても納得できない事が多々あるのが現在の歯科保険制度であるとご理解いただきたいと思います。

患者側からしても本当にそうだと思います。
歯の健康は身体全体の健康に影響するのに、保険適用が可能だったり不可能だったり、おかしいと感じます。



タイトル [写真あり] 一年以内のブリッジ再治療の保険適用について
質問者 ono.pさん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ ブリッジの治療費・費用
ブリッジその他
その他(保険と保険外)
その他(写真あり)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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