定期健診もむなしく10本の二次齲蝕。詰め物の種類を多数示され悩む

相談者: ドクトルさん (35歳:男性)
投稿日時:2014-07-04 17:41:22
 今まで掛かっていた歯科医院を変えて、最新機器を導入した歯医者さんに掛かっています。

先日、診察を受けましたら、いままで詰めていた銀の下の歯が「二次虫歯」になっていて、治療が必要だと言われました。
その数が、全部で10か所で眩暈がしています。

半年に1度、これまで歯石取りと診察を受けていたのに、最新機器で見たら、そうした現状で、今までの歯医者の診察は何だったのか、とショックを受けています。

そして、新しく詰める詰め物について「金」か「ハイブリッドセラミック」か「セラミック」か「銀」を選んでほしいと言われています。
それぞれの特徴を紙面で教えて戴いているのですが、価格も大きな差異があり、しかも入れ替える数もあり悩んでいます。

実際、高価なものがやはり良いものなのでしょうか。
御教授頂ければ幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-07-04 18:05:07
高価な物が良い訳ではありません、そもそも工業製品を買うような話ではありません。

ただ歯科用材料として高カラッと金合金は審美を除けば一番いい材料だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ドクトルさん
返信日時:2014-07-04 18:33:51
細見先生
先日はありがとうございました。
深く御礼と感謝申し上げます。
歯科医院を変更して現在治療して戴いています。

さて、高カラット合金が一番なのですね。
大臼歯が50000円・小臼歯が40000円との価格表を戴いています。
検討させて戴きます。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-07-04 18:50:58
治療方針も大切ですが、"診断"に対してもう少し慎重になってもいいかも知れませんね。

転院のつもりではなく相談だけの場合、「セカンドオピニオン」と言って自費には通常なりますが、せめてもう一人ぐらいの先生に診て頂いてはいかがでしょうか。

今回どういったものを指しておられるのかは分かりませんが、「最新機器」があるかどうかと診断力は基本的には比例しませんし、"診断"が一致しても"治療計画"はまた異なることが多々有ります。



かなり稀な設備ではありますが理想的には、診断は一本一本マイクロスコープ等で拡大してモニターに写し出して貰って、担当医が「むし歯」と診断しているものを一緒に見て確認が出来れば特別な知識がなくてもそれなりに納得は出来ると思います。

当院で導入している機器のサイトですが、このメーカーに問い合わせて貰えれば近隣のユーザーの医院も多分紹介はして貰えると思いますよ。
(と言っても全国で100台もあったかどうかぐらいですが・・)

参考(外部サイト)→カリーナシステム株式会社http://www.carinasystem.co.jp/product/medical/admenic_dvp/

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ドクトルさん
返信日時:2014-07-04 19:32:35
 渡辺先生
 ありがとうございます。
大変参考になりました。

今までの歯医者は見た目の判断で、今の歯医者はレントゲンとデジタル写真撮影による診察です。
そのため、「見た目」で詰め物の下は判るはずもなく、今回の結果にショックを受けてしまいました。
私は素人ですので、先生の言われるように「最新」かはあやふやな私見です。

先生の歯科医院が近くなら飛んで行きたいぐらいですが、参考にさせて戴き、納得が行く間違いない判断をしたいと心掛けたいと存じます。
ありがとうございます。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-07-05 02:08:09
参考になったとのことで良かったです^^

例えばですけど、今までの治療がほとんど同じ先生だったということなら、金属を装着するセメントレントゲンに黒く写るタイプの製品(※ほとんどのものは白く写る)を偶然使用しておられて、それが軒並み2次むし歯の様に見える・・というパターンなどもあるかも知れません。

金属が古いというだけ、フチが少し黒いというだけで、"要治療"と説明される先生もおられれば”不要”と判断する先生もおられますので、患者さんの立場からは非常に分かりにくい部分ではあるものの、"診断"のプロセスというのが実はとても重要だと思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-07-05 07:02:20
読んでいて、渡辺先生と同じくですね。。


僕が勝手に思ってることですが、本当に治す必要性があるのか気になりました。

こんないい方良くないかもですが、治す必要がないのに 治療費のために二次カリエスがありますので、治さないといけないですと  僕からすれば全然大丈夫なのに 治す先生がおられると思ってます。 
(現に酒の席で冗談かもですが言ってる先生もいます)

従業員が多いところや支店を出してる医院や暇な医院は、得てしてそのようなケースが多いと個人的に思います 
経営がありますのでね。
(個人的ですよ、あくまで全部ではないので)


治した後に、痛くなかった歯が痛くなって、神経を取らないとイケなくなったケースもよくあります。 

そのときはよく、虫歯が大きかったので仕方ないとかという説明がよくあるように思います。

ですので、渡辺先生と同じく診断が、本当にキモだと思います。

最新設備??  
どのようなものなのでしょうね。。 


すいません、迷わすこと書いて・・・。 
昨今、熱い思いで治療されてる先生が、へったな〜と思う時もありますので、こんなの書いてしまいました(^_^;)  

僕も、マイクロを使ってますが、やはり顕微鏡の世界はすごいですよ  
あれがなければちゃんと治療なんかできないのでは と思うぐらい良く見えます。
(つかいこなせていなければ、意味ないですが(^_^;))


昔みたいな、カン にたよった治療ではなくて 見える治療を受けられるのがいいとおもいます。

よければ、違う医院で診ていただてもいいかもですね。。。

また、費用いるやんと 思われるかもですが・・・。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ドクトルさん
返信日時:2014-07-05 09:32:46
渡辺先生
北野先生
 
本当にありがとうございます。
罹っている歯科医師を信頼しないといけないのですが、おっしゃる点、その可能性は充分考えられます。

なぜなら、今まで入れた銀の詰め物の下がすべて「二次虫歯」になっているのです。
痛みもなく問題がなかっただけに唖然としました。
今でも信じられません。

ただ、今調べましたら、罹っている歯科医院の設備は、マイクロスコープ歯科用顕微鏡)、口腔内カメラ、デジタルレントゲンなどでした。
ディスプレイに表示して説明をしてくれ、プリントアウトもしてくれています。

 
ただ、私は素人なので判断は歯科医師に任せざるを得ません。
マイクロスコープのセカンドオピニオンが出来ない場合、保険が利く銀合金の詰め物にリフォームして様子を見るのはいかがでしょうか。(ちょっと、せこいですが 笑)。

 
蛇足ですが、本当に歯医者さんは差異があるのですね。
以前、罹っていた歯医者さんは2代目で、30年ぐらい前の機材を使ってました。
昔ながらの治療で、ディスプレイによる説明も勿論ありませんでしたが、今回の歯医者さんは、やれカルシウムを吹き付けるとか、フッ素を塗るとか、口腔内を無菌にするとか、まるで私は浦島太郎状態でした。

今の歯科医師は東京医科歯科を出られた若い先生なので、これが最新の治療なのかな、と単純に思ってしまったのです。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2014-07-05 12:48:40
虫歯を診断するためのレントゲンは別にデジタルの方がいいというわけではないと思います。
デジタルの良さは即時性、保存のし易さ、プレゼンに使いやすいなどです。

マイクロはあまり普及していませんけど1990年代後半には日本に入ってきていたと思います。


>、保険が利く銀合金の詰め物にリフォームして様子を見るのはいかがでしょうか。
>(ちょっと、せこいですが 笑)。

いえ、せこくないですよ。
まずは一本外してみてそこがカリエスになっていることを正しく説明してもらえば納得できるのではないでしょうか?


>カルシウムを吹き付けるとか、

歯面清掃用の炭酸水素ナトリウムのことでしょうか?


>フッ素を塗るとか、

私はフッ素を信じている派です。
たまに高齢者に塗っています。


口腔内を無菌にするとか、まるで私は浦島太郎状態でした。

口腔内を無菌にすることはできません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ドクトルさん
返信日時:2014-07-05 13:41:24
 柴田先生

ありがとうございます。
とても参考になりました。
1本外してもらい、カリエスになっているかを確かめて戴いてから、詰め物を考えても良いのですね。
 
医療技術は日進月歩なのでしょうが、勉強不足の歯医者さんに罹っていたら、随分損をしてしまいますね。
患者はそこまで差異があるとは知らないと思いまして、私はこの掲示板で諸先生にご指導を戴きとても有難い事だと感謝申し上げています。



タイトル 定期健診もむなしく10本の二次齲蝕。詰め物の種類を多数示され悩む
質問者 ドクトルさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
その他(診断)
詰め物の下の虫歯(二次カリエス)
二次カリエス(2次的な虫歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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