詰め物後に研磨も無くザラザラ(実際はかたどりのみ)

相談者: todakさん (29歳:女性)
投稿日時:2014-07-07 16:59:11
<前提>
右上6番部分に詰め物をしました。
先生より、以前他院で治療した歯に銀歯があるので、こちらも「メタル」にするとのことでした。
保険治療です)


@麻酔A削るB詰めるのステップで進みましたが、Bがこれまで受けた治療と違い、仕上がりもこれまで経験したことない状態なため相談させてください。


Bは、かたをとる、温かいものを入れ、その後冷たいものをいれて、はずすといった流れでしたが、研磨は一切ありませんでした。
紙を噛んで赤くなったところを調整することもありあませんでした。

かたを外した後、

「口をゆすいでください」

と言われました。
その際、口内や、口周りにピンク色のカスがたくさんこびりついていました。

特に皮膚が弱いため、唇が赤く腫れました。
これまで、歯の治療中に顔が汚れることはなかったので、大変ショックでした。


治療は、口をゆすいだら終わりでした。
その際は、麻酔をしていたため、断言できなかったのですが、家に帰り、麻酔がとれると、つめものの表面がザラザラしていました。

また、歯の裏側真ん中部分を削っていますが、削った箇所に対して詰め物が足りておらず、歯との段差ができてしまい、歯の部分が尖っています。




<質問>
・詰めた後のかみ合わせ調整がないのは、私がこれまで経験したものとは違う治療方法なのでしょうか?
詰めた後に研磨を一切しないというのは、あることなのでしょうか?このザラザラ感はなんでしょうか?
上記に加えて、詰めた後に歯と詰め物の段差を確認しないものなのでしょうか?
 

・上奥歯のため、自分では見えません。
この「メタル」とは、どんな素材でしょうか?
一般的な銀歯とは違うのでしょうか?


・「メタル」のカスが口周りに付着することはあるのでしょうか?
(皮膚にアレルギーがあるため予めご説明いただきたかったです)



・仕上がりについて気になるため、再訪しようと思いますが、どのようにお願いすればザラザラ感と尖った歯は解消されますでしょうか?


お忙しいところ恐れ入りますが、ご教示いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-07-07 19:19:39
こんにちは。
いわゆるメタルインレーで修復する方法でしょう。


通常装着する前にかみ合わせのチェックをした後、その部位を研磨して口腔内に患歯に装着します。

セメントが固まったら、余剰のセメントを除去して咬合のチェックを再度行います。
さらに咬合調整をする事もあります。

調整をしたらその部位を研磨して終了となります。


以上が通常のインレー修復のセット時の流れです。



先日、「装着後改めて咬合のチェックをしないのか?」という質問がありました。

明らかにかみ合わせに問題ないと判断している場合は再度咬合のチェックをしないことも有ると思います。
ただ、咬合チェックをした方が安心です。



保険治療と書かれていますので、使われている金属は12%金パラジューム銀合金です。

基本的には12%の金、銀、とパラジュームの合金です。
他にも金属は含まれております。
普段使う銀歯とはこの金パラジューム銀合金のことを指すと思います。

ただ、乳歯にはこの金パラジューム銀合金を使う事ができないので、銀合金を使います。



口腔内で金属を切削する場合、口腔内の頬粘膜などに付着する事はあります。
口腔外で研磨すると手の周りに切削の汚れ(シリコンポイントのかす)などが付いて、それがお口の周りに付着する事はあります。

勿論、口腔内に指摘するときに、手指を洗浄すればそのような事は起きないのですが・・・。


舌感が悪く、違和感が強い場合その旨伝えられた方がよろしいかと思います。

参考になさってください。

回答 回答2
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-07-07 20:21:36
流れとしては、印象・仮封までではないでしょうか。

インレーなどを印象して、デュラシールなどで仮封した状態ではないでしょうか。

この場合高さのチェックなどはしませんし、研磨などもしません。


次回セット時に本歯が入れば問題は解決するように思います、それまででもあまりな状態なら再度処置して貰ってもいいと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-07-07 21:57:00
>Bは、かたをとる、温かいものを入れ、その後冷たいものをいれて、はずすといった流れ
>口内や、口周りにピンク色のカスがたくさんこびりついていました。

多分温かいものが寒天印象材で冷たいものがアルジネート印象材だと思います。
印象用トレーからはみ出していたり指に付いていたりしたものが固まったものだと思います。
ピンク色はよくある色ですね。



>特に皮膚が弱いため、唇が赤く腫れました。

唇が赤く腫れたのは直ぐにでしょうか?
それとも帰宅後でしょうか?

個人的にはアルジネート印象材と寒天印象材に対するアレルギーは経験したことはないので、赤く腫れた原因が思い当たりません。
こちらが一番気になる点です。



>これまで、歯の治療中に顔が汚れることはなかったので、大変ショックでした。

勿論汚さない方がいいと思いますが、基本的には簡単に綺麗になる材料だと思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-07-08 08:09:54
>・詰めた後のかみ合わせ調整がないのは、私がこれまで経験したものとは違う治療方法なのでしょうか?
>詰めた後に研磨を一切しないというのは、あることなのでしょうか?このザラザラ感はなんでしょうか?
>上記に加えて、詰めた後に歯と詰め物の段差を確認しないものなのでしょうか?

文面からでは、削って型をとった  とういう風にとれますね。。
別におかしくないような気がします。

細見先生も書かれていますが、型とり 仮のふたの流れだと思います。


仮のは場合は、研磨しません。 
段差は、仕方にもよると思うのですが、そのように感じる場合もあると思います。


最終の金属の詰め物に、段差があるのはいただけませんが、今は気になさらないほうがいいかんと・・・。  
どうしても気になるなら、先生に相談しましょう。



>上奥歯のため、自分では見えません。
>この「メタル」とは、どんな素材でしょうか?一般的な銀歯とは違うのでしょうか?

>・「メタル」のカスが口周りに付着することはあるのでしょうか?
>(皮膚にアレルギーがあるため予めご説明いただきたかったです)

>・仕上がりについて気になるため、再訪しようと思いますが、どのようにお願いすればザラザラ感と尖った歯は解消されますでしょうか?

メタルは、保険であれば12%金銀パラジウムだと思います。 
この辺も先生に聞いてみてください。


アレルギーがあるなら、早期に先生に言うべきですよ。
ざらざらも。
何で仮詰めしているかだ思います。 


もしかするとこんなものなのでと言われるかもしれません。


とりあえず、早期に先生に相談されることおすすめします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: todakさん
返信日時:2014-07-08 08:31:14
田部先生

ご回答ありがとうございます。

仕上げの咬合チェックをする場合もしない場合もあるのですね。
また、素材についても詳しいご説明ありがとうございます。
勉強になりました。


これまで口回りに材料がつくことはなかったのですが、それは歯の場所などの関係でたまたまそういった経験がなかったのかもしれません。

そういうこともあるという心構えができればだいぶ心持ちも変わります。
ありがとうございました。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2014-07-08 08:37:34
うーーーーーん、何となくですが、 その日は歯の型を採取したような感じですね。

であれば、その日は、歯を削って穴があいているので、その穴を”仮の詰め物”で蓋していると思います。


それがザラザラしているのでしょう。
我慢できそうなら我慢していただき 無理なら医院に電話して診てもらうのが良いと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: todakさん
返信日時:2014-07-08 09:38:23
細見先生

ご回答ありがとうございます。


仮封ですか。
確かにそれであれば、現在の仕上がりに合点がいきます。

ただ、今回は、これが仮封である、次回本歯をいれるという説明がありませんでしたので、これまでの銀歯と質感が違うと違和感をもってしまい、この場で相談をさせていただきました。

担当の先生の説明が足りなかったということでしょうか。
次回は、3週間後に親知らずの抜歯で予約しています。
仮封であるとすると、この時に本歯をいれることになるかと思うのですが、現在、仮の詰め物の高さが足らず、歯との間に尖った段差ができてしまっています。

ここは通常通りのケアをすれば、3週間後まで特に問題ないでしょうか。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: todakさん
返信日時:2014-07-08 09:44:20
柴田先生

ご回答ありがとうございます。
口の中に入れた材料について詳しくご説明ありがとうございます。
付着することはよくあることなのですね。

これまで、私は運が良かったのかそういった経験がなかったため心構えが足りませんでした。



アレルギーは、持病のアトピー性皮膚炎と蕁麻疹です。
特に顔の皮膚、その中でも唇の皮膚が一番弱く、すぐにかぶれたようになってしまいます。
このときも、すぐに痒みがあり、家に帰って確認すると赤く腫れていました。


前述したとおり、そういうものだとは思っていなかったため心構えが足りずショックでしたが、これからは心づもりをして臨みますので、心的負担は軽減されると思います。
ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: todakさん
返信日時:2014-07-08 09:53:10
北野先生

ご回答ありがとうございます。
やはり、型とり、仮のふたなのですね。

残念なことに今回は、そういった説明が一切なかったので、これまで自分の経験した銀歯の質感とは違うと不安になりこちらに相談させていただいた次第です。

他の歯を治療したのもずいぶん前のことになりますので、流れはきちんと説明していただかないと分からないですね。


北野先生や細見先生にご指摘いただき、流れが把握できたため安心できました。
ありがとうございます。

仮ということがあれば、特に問題ではないと思いますので、次回の訪問まで待ちたいと思います。


アレルギーについては、金属アレルギーではなく、アトピー性皮膚炎と蕁麻疹です。
これまでの治療で唇や顔の皮膚につくということが起こる可能性があるとは思っていなかったため、事前に相談はできませんでした。

次回以降、剤が唇に付着するとかゆみや炎症がでる旨を伝えたいと思います。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: todakさん
返信日時:2014-07-08 10:01:01
タカタ先生

ご回答ありがとうございます。
やはりそうなのですか。

今回は採取のみで次回つけましょう、というお話もありませんでしたので、すっかり銀歯がついているものと思い込んでいました。

完成しているのにザラザラしている=研磨が足りないと思っていましたが、仮の詰め物であれば、ザラザラ感も合点がいき、我慢できます。


やはり、治療において説明は重要だと感じました。
今回、先生がたに相談させていただくことで、自分がどういう治療を受けているか理解ができ、心の負担が軽くなりました。

次回以降の治療では、分からないことがあればなるべくその場で解消していけるよう、私自身もそういう姿勢で臨んで参ります。
お忙しい中、ご回答いただきまして、ありがとうございました。



タイトル 詰め物後に研磨も無くザラザラ(実際はかたどりのみ)
質問者 todakさん
地域 非公開
年齢 29歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 保険のインレー(銀・金属)
歯医者への不満・グチ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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