6番歯根破折で抜歯に。自家歯牙移植かインプラントかで悩む

相談者: わいどさん (42歳:男性)
投稿日時:2014-08-02 14:54:19
5年ほど前に右下6番の無髄歯が噛むと痛むようになり受診しました。
レントゲンの所見では異常はないとのことで、咬み合わせの調整ナイトガードをしましたが、改善されず再根管治療をしました。

抜髄後30年弱経過している歯でしたので、歯根破折のリスクや審美性も考慮し、治療後ファイバーコアメタルボンドにしました。
その後、将来を考え開咬矯正もし、保定期間中でした。

ひと月ほど前の矯正歯科定期健診では咬み合わせも安定しているとのことで安心していたのですが、つい先日また噛むと痛む症状が出てしまいました。
診察の結果、歯根破折で抜歯となりました。
骨の吸収もあり、あまり根の状態も良くないそうです。

そこで治療法として、自分なりに親知らずの移植インプラント、それぞれのメリット、デメリットなどを調べました。
大学病院を受診し、必ず成功するかはわからないが移植治療は可能とのことでした。

自分の一番の希望は移植に成功し、それなりに長持ちしてくれることですが、予知性の低い移植をするか、インプラントにするか悩んでいます。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-08-02 20:11:07
わいど さん、こんにちは。

>予知性の低い移植をするか、インプラントにするか悩んでいます。

確かに、移植の成功率は、インプラントよりも低いかもしれませんが、インプラントを埋入したとして、必ず成功するという保証はどこにもありません。

私だったら、まず、親知らずの移植が出来ないかを模索し、次に、インプラントを考慮します。

それでも無理なら、部分入れ歯、または、ブリッジになってしまうという順で検討していくかと思います。

ご参考まで。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-08-03 00:07:39
こんにちは。

インプラントと比べると歯の移植は技術的に難易度が高く予知性も高くありません。
しかし、移植にはインプラントにはない良い点があります。

移植がうまくいけば、歯と周囲の歯槽骨は本来の構造を取り戻すことができます。
人工物であるインプラントではそのようなことはできません。

移植に成功した歯はインプラントよりも機能的に優れているということです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: わいどさん
返信日時:2014-08-03 13:39:26
小林先生、樋口先生
お忙しい中、ご回答ありがとうございました
悩んでいたので、貴重なアドバイスをいただき本当に助かりました。
移植を第一の治療法として、週明けにも受診しようと思います。



タイトル 6番歯根破折で抜歯に。自家歯牙移植かインプラントかで悩む
質問者 わいどさん
地域 非公開
年齢 42歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:6番(第一大臼歯)
歯が抜けた・抜く予定 その他
インプラントその他
親知らずの移植
回答者




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