歯牙移殖後の根管治療について

相談者: yhokmm641さん (52歳:男性)
投稿日時:2014-08-05 16:27:05
お世話になっております。

前回、質問させていただきました続きでお願いいたします。


歯牙の移殖における保険治療と埋まっている親知らずが移殖できる可能性に関して、黒岩先生、畑田先生、小牧先生にお伺いいたしまして、質問を一旦、解決済みにしました。



その後、藤森先生からご回答をいただきました。

親知らずを移植した場合、後の根管治療が非常に難しい事が多いです。
>それをどの歯科医院が担当してくれるのか・・を事前に確認される方がよいと思いますよ。


以前、ラバーダムなしの歯科医院で保険の根幹治療をして失敗したことがあるので、歯根吸収などが起きないか非常に心配しています。
(これが原因で今回抜歯しなければならなくなりました。)

ラバーダムを扱っている歯科診療所を知っていますが、そこは保険治療がききません。


質問@〜Dですのでよろしくお願いいたします。

@1歯牙移殖後に、根幹治療をしなければならないことは初めてお伺いいたしましたが、もし、ラバーダムを扱っていない歯科医院で親しらずの移植を手術していただいた場合、根幹治療はどうなるのでしょうか?


A手術後、ラバーダムを扱っている別の歯科医院で根幹治療をしてもらうかたちになるのでしょうか?


B移植手術後、何日〜何日位の間に、根幹治療をすればよろしいでしょうか?


C最初の抜歯から、根幹治療まで3か月もあれば可能でしょうか?


D保険がきいて、親知らずの抜歯と歯牙移殖を得意としている歯科医院で、抜歯と移植手術をして、ラバーダムを扱っている歯科診療所で根幹治療をしてもらうのがベストでしょうか?


ご意見お聞かせください。
どうぞよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-08-05 22:37:54
yhokmm641 さん、こんばんは。

>D保険がきいて、親知らずの抜歯歯牙移殖を得意としている歯科医院で、抜歯と移植手術をしてラバーダムを扱っている歯科診療所で根幹治療をしてもらうのがベストでしょうか?

成功率を少しでも上げることがご希望なのでしたら、自費での受診になるかとは思いますが、歯内療法の専門医にご相談になってみませんか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: yhokmm641さん
返信日時:2014-08-05 22:42:38
小林先生、ご回答ありがとうございます。


質問の追加で申し訳ありません。

E親知らずの抜歯や歯の移殖を得意としている歯科医院では、ラバーダムなどを使用して根幹治療をしていない場合が多く見られます。(ホームページでも記載がない)

根幹治療を行っている歯科医院は、歯の移殖を行っていない歯科医院ばかりみたいです。
通常、歯牙移殖をする歯科医院と根幹治療をする歯科医院とでは、別の場合が多いのでしょうか?



F藤森先生の仰る>親知らずを移植した場合、後の根管治療が非常に 難しい事が多いです。
 
普通にラバーダムを使用して根幹治療をしている歯科医院ではダメなのでしょうか?
また、そういう難しい根幹治療をしてもらえる歯科医院をどのように探したらよろしいのでしょうか?
(インターネットでは無理です)
 
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: yhokmm641さん
返信日時:2014-08-06 08:24:07
G親不知の移植を一応やっている根幹治療の名医一か所に治療全てお願いするのと、移植の名医と根幹治療の名医それぞれにお願いするのとでは、根幹治療のタイミングの難しさや手配の手間などのなどのリスクを考慮して、成功率と予後はどちらが良いでしょうか?

追加質問で申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
 
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-08-06 12:38:36
実際にはラバーダム以外の要素も重要なのでラバーダムをすればOKというわけでもないのですが、根の治療に力を入れている先生はほぼラバーダムを使いますのでそういった先生を見分ける一つの基準にはなるかと思います。



移植と根管治療については、別々の先生が行うということは通常はありえないと思います。
根管治療も含めての移植ですので。

個人的には今回の場合は根管治療の専門医ではなく、移植の経験豊富な先生を探されたほうがよい気がします。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2014-08-06 13:19:40
F親知らず根管治療が難しいと思われるのに、

1)7番の更に奥にあるといった位置の問題
2)他の歯の根管形態は、部位によって、おおよそのパターンが幾つかあって、その一つに当てはまる場合が多いのですが、親知らずの根管形態は非常にバリエーションの富んでいる

などがあります。
勿論、移植の場合は2)のみになります。



移植歯の根管治療は、通常の場合よりも治療期間が長くなります。

移植後何週間目に根管治療を開始するか、また、何週目から噛み合わせの力をどれ位かけていくか等々の知識・経験が必要になります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: yhokmm641さん
返信日時:2014-08-06 22:17:55
田尾先生、藤森先生、丁寧で解かりやすいご回答を大変ありがとうございました。

是非,今後の治療の参考にさせていただきます。



タイトル 歯牙移殖後の根管治療について
質問者 yhokmm641さん
地域 非公開
年齢 52歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
親知らずの移植
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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