歯学部1年、将来歯科医師として働くことへの不安

相談者: けいぽんさん (21歳:男性)
投稿日時:2014-08-12 17:58:53
はじめまして。
某国公立大学歯学部1年のけいぽんと申します。


どうかご意見お聞かせ願います。


昨今の歯科医師の供給過剰問題や、開業した歯科医院の多くが経営難であるということに将来がとても不安です。


自分は将来どのような歯科医師として生きていくべきなのか日々悩んでいます。


そうした状況と現在の日本の高齢化を踏まえ、訪問歯科医師としての道があることを知り、最近興味を持ち始めました。


訪問歯科医師の需要が高まるという下記の記事が本当であるならば、
やりがいもありそうですし、かつて医学や看護の道を考えていた私にとっては合っているのではないかと考えています。

* http://www.houmonshika.org/conditions/






そこでいくつか将来のことについて質問させてください。



・訪問歯科医師としての道に進むことについてどう思われますか?



・私は3浪して入学したのですが、これは就職するにあたって不利になりますか?


・仮に訪問歯科医師としてある病院に就職できた場合でも、退職まで転職や開業なしでずっと安定した収入を得ることは難しいですか?



・最後にできれば何かアドバイスをお願いします。






開業に関しては、借金返済の日々に追われるのことに加えて、完済できる保証もないので、できればしたくないと考えています。


開業医以外で歯科医師が生きる道はないのでしょうか?




無知で世間知らずですが、将来について本気で自分の将来について考えていますのでどうかご意見聞かせてください。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-08-12 20:04:02
ここで公表するには問題があるかもしれませんが、間もなく11月22日(予定)横浜でこのように悩んでいる学生を対象に無料でセミナーを有志で行う噂が現実になれば公表されると思いますので、開催されれば色々な先生のお話が聞けるような気がしますので、予定を開けていくと良いかもしれませんね(^^;)

大学で、開業医で、その他での歯科医師の話が聞ける気がします・・・


おそらく大学の先生、開業医の先生、予備校先生、その他の先生はそれぞれ異なった悩みもあるのでそれを知って欲しいと賛同されたのではないかと推測はしております。

色々な問題が無ければこちらのサイトにも、歯科治療とは異なり歯科医院としての人生相談が最近になり頻繁になったので、このような悩める方に相談できる手段として案内がされることが出来ると良いと思います。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-08-13 11:23:03
けいぽん さん、今日は


>昨今の歯科医師の供給過剰問題や、開業した歯科医院の多くが経営難であるということに将来がとても不安です。

そんなこともないと思いますが。



>自分は将来どのような歯科医師として生きていくべきなのか日々悩んでいます。

悩むのは若者の特権、今のうちに十分悩んで、悔いの無い答えを出せるといいですね。



>・訪問歯科医師としての道に進むことについてどう思われますか?

知り合いの中に、訪問診療を主体にしている先生もみえます。
選択肢の一つとして、良い方向だと思います。



>・私は3浪して入学したのですが、これは就職するにあたって不利になりますか?

どんな方向に進むかにもよりますが、さほど影響ないと思います。
ただ、この先留年や国試浪人を重ねると、不利かもしれませんね。



>・仮に訪問歯科医師としてある病院に就職できた場合でも、退職まで転職や開業なしでずっと安定した収入を得ることは難しいですか?

どのような病院かによると思います。
個人開業で訪問診療をすることもできます。



>・最後にできれば何かアドバイスをお願いします。

将来どのような方向に進むかわからないのなら、ひとまず良い成績を取っておくことでしょう。
研修施設の選択や、留学の際は、ある一定の成績が必要です。
成績が悪ければ、選択肢が狭まります。



>開業に関しては、借金返済の日々に追われるのことに加えて、完済できる保証もないので、できればしたくないと考えています。

人生すべてに保証はないですよ。



>開業医以外で歯科医師が生きる道はないのでしょうか?

勤務医や研究機関、行政、関連事業の起業など色々な道があります。




加藤先生

面白そうな企画ですね。
決定したら告知をお願いします。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-08-13 17:18:03
>・訪問歯科医師としての道に進むことについてどう思われますか?

2014改定で訪問歯科はかなりの減点になったのはご存知でしょうか?

たとえば、往診に行って同時に3人診察するよりも1人しか診察しない場合のほうが点数は高いです(処置等は除いてです)。
常識的には考えられない点数設定になりました。


今後も訪問歯科の点数請求が多くなれば点数を下げてくることが予想されます。

現状では厚労省の「在宅医療の推進」は口先だけですから、騙されると大変なことになりますよ。



>開業医以外で歯科医師が生きる道はないのでしょうか?

個人的な希望としては国家公務員試験に通って厚労省の官僚になる人か、もしくは職域代表の政治家になる人が増えてくれるとうれしいです。

官僚と政治家がいないと歯科界のお先真っ暗ですから。


あと、開業医でもリスクの少ないパターンは今でも健在だと思いますよ。

歯学部のある市から十分に離れた田舎で開業し、真面目に診療する」

ほとんどの人は、これさえ守れればそれなりには生きていけますよ。

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回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-08-13 23:27:11
けいぽんさん、こんばんは。

>仮に訪問歯科医師としてある病院に就職できた場合でも、退職まで転職や開業なしでずっと安定した収入を得ることは難しいですか?

生協系の病院などであれば、こういう生き方も出来るかもしれません。

ただ、訪問歯科に特化して勤務できるかどうかは分かりませんし、訪問でどこまでの治療をするのかにもよって、体への負担が違います。
過去に、訪問でロングブリッジ形成とか、25人ぐらいの連続診療とかをした事ありますが、自分の体の事を考えると、正直お勧めしません。


まあ、入ったばかりですから、医院見学や先輩の訪問など色々実地を見てみてから考えてもいいのではないでしょうか?
まだ、5年以上ありますし。

参考になれば幸いです。

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回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2014-08-14 09:31:05
けいぽんさん こんにちは

私は、自分で開業し、別に勤務医もしている者です。
勤務医のところは往診をメインにしていますので、そこでの話をさせてもらうとすれば、往診は需要はあると思いますよ。

というのも、往診をしているとわかるのですが、施設等や在宅の高齢者の口腔内は非常に悪いです。
往診してくれる先生が少ない、往診してくれることを知らないということが理由です。

私の勤務先では、施設に出向いて、まず、スタッフの利用者さんの口腔内への興味、ケアの大切さ、方法を勉強会を開いてレベルアップをしています。
そうすることで、普段からのスタッフによる口腔ケアのレベルが上がりとても環境が良くなります。

これからの施設は口腔内ケアがいきとどいて当たり前になってくると思うので、しっかりと施設と信頼関係が築くことができれば、大丈夫だと思います。


実際、勤務先は、往診先の施設が多くなりすぎて、ドクターが足りなくて困っている状況です。

知り合いに、往診のみで開業されたドクターもいます。
初期費用が普通の開業よりも少ないと思います。


問題は、体力的なことです。夏の暑さや冬の寒さ、雨、雪にも負けず、診療の姿勢も無理な状態ですることも多々あります。
そのため、私個人としても、結構きついと感じています。



3浪しているとかは、全く気にする必要はありませんよ。
真面目なら大丈夫。

勤務医の場合は、勤務先がなくなる危険性は十分あります。
院長の引退もありますからね。
大きな病院の歯科は空きが出るのが少ないから難しいでしょうね。

あと、年齢を重ねて、動きが鈍くなってきたことを、稼げないと思われる経営者の元で働いていると、働かなくなったからクビって言われる危険性もありますね。


学生の間に、色々な種類の歯医者さんに会いに行ってみてはどうでしょうか?結構みんな見せてくれたり、アドバイスをくれると思いますよ。

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回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2014-08-14 11:21:54
1年でそれだけ悩むってのはいいことです。

ただ、、、
そんなしょーもないこと気にせずに進級することをまずは考えましょう。


私は、3年浪人して岡山大学に入り、そこでも卒業までに7年かかりました。

劣等性だったので遅れを取り戻そうと 今でも必死です。

劣等性の意見なので当てにならないと思いますが・・・・どの業種でも2割が勝ち組。 
8割が負け組みです。


また、一業種のブームは10年といわれています。
一斉風靡した DeNAのモバゲー・・・どこに行っちゃったんでしょーねーー
です。

それに比べて歯科は、一般商業会の淘汰が殆ど起きず、競争原理も殆ど働かない中で安穏と暮らせる日々が長かっただけです。

ようやく 今になって市場競争社会に置かれただけです。

ようするに、勝てばいいのですよ 勝てば!


というよりも、 そもそもそんなのがいやなら、大学に残って研究者になるのもいいし、保険所の職員として働くことも出来るでしょう。

そんなことは5年か6年 もっといえば臨床研修を終えてから考えてもいいじゃないですか。


金だけが目当てなら風俗業界で働いたら金になるし。
金だけを目的に歯医者を目指すわけではないでしょ?
もっと なにか 高い目標を持ちたいって思うでしょ?

なら、 いまは、学問の探求に邁進しましょうよ。


せっかく、国民の血税をもらいながら学問できるのです。 
その時間を大切にしましょう。 
その後、 国民に恩返しすればいいのです

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回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2014-08-14 18:16:33
個人的には、高田先生の意見に近いです。

今考えるのはいいことですけど、悩む必要はないと思いますよ。

色々な選択肢があって、それぞれにどんな良さや辛さがあるのか、あるいは社会の変化が今どういう流れで、今後どうなっていくのかなど、勉強しておくのはとてもいいことだと思います。

ひとつ助言をしておくとしたら、リスクの大小を考えるよりも、やり甲斐に注目した方がいいと思います。


どんな仕事でもそうですが、仕事は始めれば人生の大半を費やすことになります。
こんな夢の為なら討ち死にしてもいい! と思えるやり甲斐を見つけるのが一番いいです。

それが別に歯科でなくてもいいのですけど、お気づきの様に、歯科は社会の役にたってダイレクトに感謝してもらえたりしやすい業種ですから、楽しいですよ。

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回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2014-08-14 23:48:27
私の場合、タカタ先生や渡辺先生とは根本的に発想が違いますね。

医療というのは社会保障ですから、国民から見れば、ある程度の水準のそれが全国どこでも受けられるのが目標ですよね。

それを、8割が負け組などという(それを請け負う人間(=医療従事者)の生活が不安定な)状況では達成できるはずがありません。


6年間も費やし数千万円という費用をつぎ込んでもワーキングプアーになる可能性がかなりあるという今の状況が間違っているんですよ。

医学部のように入学の時点で選別し、それ以降は社会に役立つように十分に教育しできるだけ全員に資格を取らせ、ある程度の生活レベルは得られるようにするのが本来の姿だと私は考えます。



あと、「夢の為なら討ち死にしてもいい!」などという気持ちで臨むべきではないと考えます。夢じゃ食っていけません。
きちんと事業計画を立てずに開業し生活に苦しんでいる人が少なくないです。
(その点けいぽんさんはよく理解されているようですが)


開業するのなら十分に調査、準備したほうがいいですよ。
リスクを考えないなんてあり得ないです(もちろん自信がないのなら開業しないという選択も当然アリです)

あと前に書きましたが、官僚になるのならある程度早めに準備しないとたぶん間に合わないです。
国家公務員試験がありますからね。
歯科医師の国試程度でヒイヒイ言っているようなら、おそらく絶望的です。

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回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2014-08-15 13:56:57
森川先生の書かれているような理想論は 私を含め他の先生も皆 充分に分かっております

しかし、それを実現するためには法制度から変えていかなくてはいけません。
なので、私たちは今現在我々がおかれている環境を元にお話をしております。
そこ、わかりますか?


理想はおっしゃる通りなのですが 現実的には、学費にいくらつぎ込もうと、大学を何年行こうと、最終的には自由競争社会に放り出されるのです。
その上で どうやって生き抜いていくかを考えております。

本来 医療は福祉ですから、金を儲けなければいけないような経済状況の人が 医者や歯医者になるべきではないのかもしれません。
医は仁術であって算術としてしまっている資本主義経済社会の構造を変えなければ残念ながら根本的な解決にはなりません。

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回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2014-08-19 15:58:39
訪問歯科。。。需要は当然あると思います。
しかしまず人のお宅を訪問して何をするのでしょうか?


普通の虫歯治療だったり、義歯だったり抜歯だったり・・・

これってこれから先何年かで習う事の全てが含まれるわけです。


なのでタカタ先生のおっしゃるように、まずはそれらのお勉強を全うしましょう。


訪問歯科は何かに特化した形態ではなくて、逆に常に有病者を相手に全ての科の治療が織り交ぜられているわけですから、様々な事に対応が出来ないドクターを、人のお宅に伺わせるわけにはいかないのです。

それぞれがそこそこ出来るなんて人材は必要ではなく、満遍なく診れる人が向いているのだと思います。


なのでそれは無理とかいう意味ではなく、それをするためにはまず在学中のひとつすら逃してはならない知識なわけですから、ほんと月並みで申し訳ないのですが「勉学に励んでください」と思うのです。

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回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2014-08-19 16:00:14
さてさて。。。
加藤先生が最初に話題にしてくださったので、、、
歯科医師としての進路についてどういった情報が欲しいものなのかという点。



もうこの数人の意見だけでも色々な方向が見えてくるわけですが。。。

どれが正解ということではなくどれが自分に合っているのか?というところが本筋だと思うのです。

ただしかし、在学中に得られる現場の情報なんて、歯科なんていう特殊な世界の中にいるのだからわかりそうな気がしてきちゃいますが、実際には1年生だろうと4〜5年生だろうと得られている情報は限られた方向からの情報だったりします。




そこで歯学部在学中の学生と、そういうご家族を持った保護者の方々に向けて、いろんなシチュエーションの現場にいる歯科医師数人で、「歯医者って実際どうなのよ?」というセミナーを企画しております。


詳細は近々お知らせいたします。
現在の予定では2014年11月22日(土)PM

会場は横浜を予定しておりますが場所・時間などには変更がある場合もございますので、ここは一般の方の質問のスレッドでもありますし、その時にはまた別途アナウンスいたします。

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回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2014-08-20 14:25:22
>それを実現するためには法制度から変えていかなくてはいけません。
>なので、私たちは今現在我々がおかれている環境を元にお話をしております。
>そこ、わかりますか?

法を変える必要があるから官僚や政治家の話をしているわけで・・・
そこ、わかりますか?

たとえば衛生士の加算や施設基準をとりいれたため、現在の歯科衛生士不足があるわけで、診療報酬を変更するだけでもかなりの効果が得られる可能性があります。

また、現状のような歯科医師過剰な状況になったのは40〜50年前の私立歯科大の乱立が原因であるのは明白なわけで、これも政治抜きには語れません。

歯科医師は救うが、歯科大学は救わないといった方向に舵を切れれば、歯科医師数を必要数まで減らすことは可能ですよ。
(たとえば補助金。歯科大の中でも多いところでは年間10億円弱、国から出てますから定員を40名以下にしなければ打ち切る なんてことにすればすぐさま歯科医師数は減りますね)


>医は仁術であって算術としてしまっている資本主義経済社会の構造を変えなければ残念ながら根本的な解決にはなりません。

医者で食えない人は今も昔もいない。
歯科医師も20年前まではそうだった

ということから社会構造を替える必要などないのは明白です。

回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2014-08-20 20:11:15
西山です

けいぽん さんは,ここまでの回答をみてどのように感じましたか?

7人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答14
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2014-08-22 01:09:18
けいぽんさん

西山先生のお書きになられている通りです。

説教くさいコメントになりますが…

ここで質問しっぱなしで、回答をしていただいた先生方に対する返信もできないようなスタンスでは、将来は厳しいと思います。

3人の専門家がこの回答を支持しています  



タイトル 歯学部1年、将来歯科医師として働くことへの不安
質問者 けいぽんさん
地域 非公開
年齢 21歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ その他(歯科医師関連)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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