6歳、虫歯の歯茎から膿。2ヵ月後の一時帰国で治療したい (海外)

相談者: ビンゴさん (6歳:女性)
投稿日時:2014-09-18 14:56:58
6歳の息子の歯茎から膿が出ました。

昨日、右下の第一乳臼歯の歯茎(外側)にイボのようなふくらみを初めて見つけ、軽く押してみたところ白い膿が出てきました。

色々調べて、虫歯が神経まで達したための膿であることは理解できました。
確かに、その歯には小さな虫歯の穴が空いています。



早急に歯医者へ行くべきなのはわかっていはいるんですが、国際結婚による海外在住で、一般的な歯科治療が遅れている国に住んでいます。

「虫歯の治療=抜歯」が基本で、大人も子供もすぐに抜歯されてしまうので、おそらくこのケースも抜歯で終わりだと思われます。
が、抜歯したところで、その後の膿に対する消毒などの処置をキチンとしてもらえるのかどうか大変不安があります。


探せば日本並みに設備も技術も整ったクリニックもあるとは思いますが、そういう技術の高いクリニックはコチラの生活費から比べると費用が驚くほど高く、保険なしで日本で治療を受けた場合と同じ位、またはそれ以上か、と言うほどです。

しかも、高額の治療費を支払っても結局抜歯で終わりなんてこともありえるので、ちょうど2ヵ月後に予定している一時帰国のときに日本で治療を受けさせることを考えています。
全額自己負担になるので費用の面でまだ悩んではいますが。



そこで、日本で治療を受けることにした場合、2ヵ月後の一時帰国まで、何の処置もせずに放置のままでも大丈夫でしょうか?

放っておくと骨に影響したり、いずれ生えてくる永久歯に悪影響があるようですが・・・



また、1ヶ月の日本滞在で、完治とまでは行かずともある程度の治療は可能なのでしょうか?

また最悪の選択肢となりますが、とりあえずコチラで抜歯をしてしまうパターンもありでしょうか?


本人に痛みはまったくないようですが、膿は今もじわじわとゆっくりと染み出ています。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-09-18 17:03:07
仮に第一乳臼歯根尖性歯周炎になっているとしての回答ですが・・・


通常は原因歯を抜歯すれば膿の排出は治まります。
処置後の消毒等も特に必要ないことが多いです。

ただ、早期に乳歯を抜歯してしまうとそのスペースに隣の歯が倒れこんできてしまい、永久歯が生えてくる場所が不足してしまう可能性があります。


保隙装置というものを用いることでそのリスクを下げることはできますが、お住まいの地域で行ってもらえるかどうかは分かりません。

また、日本での滞在が1か月程度ということでしたら、その後の管理も難しいので日本で保隙処置を行うというのも現実的ではありません。



>2ヵ月後の一時帰国まで、何の処置もせずに放置のままでも大丈夫でしょうか?

一般的には「大丈夫」とは言えない状態です。



>また、1ヶ月の日本滞在で、完治とまでは行かずともある程度の治療は可能なのでしょうか?

歯の状態によっては、感染根管治療を行うことで第一乳臼歯を抜歯せずに保存できる可能性がありますが、1か月以内に治療完了できる保証はありません。

治療途中で中断した場合、治療前よりも状態が悪化することもあります。



>また最悪の選択肢となりますが、とりあえずコチラで抜歯をしてしまうパターンもありでしょうか?

お話を伺う限りでは最も現実的な選択だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ビンゴさん
返信日時:2014-09-19 14:14:43
堀先生、ご回答ありがとうございます。

一番最後の選択肢だった「コチラで抜歯」と言うのが現実的だと言われ、ハッとしているところです。

確かに、今後も高度な治療が継続できない環境で暮らしている以上、それが現実的だなと思います。

ですが、やはり抜歯は出来る限り後回しにしたいというのが本心です。


今日現在、膿は止まっているようで、痛みも口内炎のような膿の出口を強く押すと嫌がる程度です。



そこで、一時帰国中に日本で根の消毒など虫歯治療をしてもらい経過観察し、その後再発と言うか悪化した場合に思い切って抜歯する、と言う、言葉は悪いですが永久歯が生えるまでの「時間稼ぎ」のような治療方法では無理があるでしょうか?

過去の投稿で似たようなケース(フィステル)があり、永久歯と違って乳歯は生え変わりがあるので、それまで経過観察でもよいと言う回答でした。

勿論、一時帰国中に日本の先生に「抜歯が最良」といわれればその場で抜歯することになるとは思いますが。




重ね重ねの質問で申し訳ありません。
よろしくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-09-19 15:20:58
>一時帰国中に日本で根の消毒など虫歯治療をしてもらい経過観察し、その後再発と言うか悪化した場合に思い切って抜歯する

まず、日本に帰国するまでの2か月間そのままにしておくことはお勧めしません。



>永久歯と違って乳歯は生え変わりがあるので、それまで経過観察でもよいと言う回答でした。

「永久歯に影響が出ていないのであれば」という前提で経過観察(「放置」ではありません)という選択も場合によってはあるかもしれません(私はお勧めしませんが)。

乳歯の根尖病巣を放置しておくと永久歯そのものにダメージが出たり、ダメージを回避しようとして永久歯の位置異常を起こす危険性があります。


いずれにしても現段階では膿が出ている原因もハッキリしているわけではないので、抜歯をする・しないはともかく現地で早めに診察だけも受けられた方がよろしいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ビンゴさん
返信日時:2014-09-19 18:50:19
さっそくの回答ありがとうございます。


一時帰国中に診察する予定の医院に、家族に相談に行ってもらったところ、「レントゲンで確認した上で、永久歯に影響がなければそのまま治療、永久歯に影響がありそうなら抜歯になるでしょう」とのことでした。

その前に、今後のためにも、現地でもキチンとした歯科医を探し、治療はさておき、診察やカウンセリングは受けようと思います。


言葉の問題や料金の問題など色々ありますが、その後で、現地での治療か日本での治療か、改めて考えようと思います。

ありがとうございました。



タイトル 6歳、虫歯の歯茎から膿。2ヵ月後の一時帰国で治療したい (海外)
質問者 ビンゴさん
地域 非公開
年齢 6歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 海外その他
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル)
子供(子ども)の虫歯
乳歯の抜髄、根管治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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