末期の歯肉ガンの母の今後のケアを教えて下さい

相談者: ローズウォーターさん (68歳:女性)
投稿日時:2014-09-23 13:45:43
初めて投稿いたします。

母98歳をの事でご相談いたします。 
認知症でなく、日記を書き、時代小説が好きな母です。

昨夏、20年以上使用していた入歯を新しくして調整しながら使用いていました。
月一度、歯科医院に介護タクシーで行き調整しておりました。

今年5月下旬に、下歯茎の中央が陥没しているとレントゲンを撮っても、医師は歯肉ガンとみられるので、紹介状をいただきました。

病院で精密検査したところ、末期の歯肉ガンと説明を受け、母自身も手術も放射線治療も受けません、穏やかに過ごして逝きたいと担当医師に意思表示しました。

その時の医師の診察では今後6カ月位の生命でしょう、と言われました。

すでに、3カ月経ち下唇の裏側に百円玉位のアデノイドのような状態で表面が白く粉がふいているような状態と、下左側歯肉が腫れてきて入歯を入れて固形物が食べられなくなってきております。

右奥の上歯肉も腫れてきたとの事。

現在はおかゆと軟らかいおかずを作って食べて貰っていますが、今後、どう対応していったらよいか心配で途方にくれています。 

在宅医療の医師は口内から血が出たら知らせて下さい、といわれましたが、今のうちから緩和ケアの病院を予約しておいた方がよいのでしょうか? 

今後、歯肉ガンの進行状況が実際どう変化して本人が耐えられる痛さなのか、つらいのかを娘の私はどんなケアをしたら良いかご指導いただければ幸いです。

尚、現在、口腔の痛い歯茎にアズノール軟膏を本人に付けてもらっています。 
付ければ痛みが緩和されるような錯覚であり心のケアが必要と考え医師に処方してもらいました。

その前はケナログや抗生物質のデキサルチン口腔軟膏を処方してもらっていましたが、医師からこれらの薬は強いし、腫瘍に悪さするからやめましょう、言われ現在は使用していません。

今後、どう対応したらよいのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-09-23 14:41:41
御母堂様の御病気大変だと思います、癌のターミナルケアですね。

大変だと思いますが、先ずは痛みに対するケアを行ってください、主治医に相談すれば色々な方法があります(ブロンクトンカクテル等)

次に食事のことになりますが、少しずつ嚥下が困難になってくると思います、食事に関してはご家族の援助が必要になってきます。


御母堂様の人生の最後を出来るだけ安らかに過ごせる様助けてあげてください。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ローズウォーターさん
返信日時:2014-09-23 22:35:03
早速のアドバイス有難うございました。

今後は進行状況に次第では最終的に緩和ケア病院に入院することに
なると思います。

母(98歳)は、弟(17歳の時骨肉腫)、長姉(47歳で胃ガン)を看病し大舅、大姑、舅、姑、小姑等8人の介護を通して、私(末娘)が父を介護し、現在母を介護を15年していますので、本人は痛いのに痛いと言わないのでそれが辛くてなりません。

兄や姉はいるのですが、それぞれ病気や両膝の疲労骨折により頼る事はできません。
最後の最後まで母の命を全うさせてやりたいと思っております。
母の今までの生きる姿を通して母から勉強しております。

緩和ケア病院も、予約しないとなかなかすぐには入院出来ないと聞いております。

まだ、食事が出来る間は自宅で大丈夫ですか?

現在は、私(68歳)一人で15年間介護を続けております。

最後の最後まで人間らしく穏やかに過ごせたらと考えておりますが、母にとっては歩けなくなったら(現在ベッドの側に簡易トイレをおいており、夜中に私が疲れた時など、一人で用を足してくれます。汚れた時は朝着替えてもらってます。)入院してもらった方が、母にとっては気が楽になるのかしら、と考える事しばしばです。

アドバイスをお願いいたします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-09-24 02:31:00
歯科医師としてのコメントではありませんが・・と書き出しながらどうお声をかけさせて頂けば良いか分かりませんが。。

71歳の父(内科医)の意見ですが、自宅介護にこだわり過ぎてお互いに辛い思いをする場合もあるそうです。
日本人は文化的に?家族が介護をすべてするのが美徳の様なところがあるらしく、無理をしてしまいやすいと感じるそうです。

専門家の力を借りることで精神的、肉体的な負担が軽減されるということは多々あるかと思いますし、そうやってお互いにより心穏やかに接することが出来るとすれば、それは何にも代え難い利点かと思います。

あまり軽はずみなことも言えませんしとても難しい問題だと思いますが、自宅介護にも入院にも利点欠点や、施設の中でも通いやすさやコスト、雰囲気など色々あるだろうと思います。
お母様には折をみてご希望も伺ってみてはいかがでしょうか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ローズウォーターさん
返信日時:2014-09-25 01:05:46
渡辺先生のご意見も一考であると納得です。
有難うございました。

一人で考えながら、今まで介護のストレスで突発性難聴をきたし、やっと片耳の手術した事を忘れておりました。

先生のお父様のご意見を頭の片隅に置きながら、在宅医療の医師にも率直に今後の相談をしていく方が良いのかもしれません。

ありがとうございました。

この相談室に感謝いたします。

又、進行状況を見ながら相談させていただく事があろうかと思いますが、どうぞ、皆様ご指導下さいます様、お願いいたします。


坂本
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ローズウォーターさん
返信日時:2015-10-14 21:33:05
注:後日、お礼の投稿を頂きました。(2015-09-14 16:39:23)

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細見歯科医院の細見医師とノア・デンタルクリニック・HEの渡辺徹也医師へ

昨年9月23日に母(98歳)の歯肉癌について相談した者です。

当時不安な私にとって、この相談室のアドバイスは腹を括ってその後の対応を在宅医療医師に具体的に今後の相談することが出来ました。

11月〜12月までは痛み止めの検査入院を一週間づつしていただき、母の意見を尊重してその他は自宅で介護しました。

食事は10月頃から"あいーと大塚製薬”を利用しました。

心配しながらも、本人の99歳の白寿の祝いをデーサービスにてしていただき、本来は一月中旬にも検査入院の予定を、母自身、私の体を気遣い一週間介護ホームに入所してくれました。 

毎日介護ホームに食事を持って行きながら様子をみました。

退所して2月10日に在宅医師からすぐに入院手続きをするように言われ、緩和ケア内科に入院して2週間で逝きました。 

最終的には口元の外側にも大きな5cm位の腫瘍が膿を持ち、それを担当医師が膿を出したら口内との穴が出来、口の中がもう膿で痛くてたまらない様子が見て判断しました。
・・・・・歯肉癌でも、母なりに頑張ってくれ”100歳まで生きたかったよ!”の最後の言葉でした。 

諸先生方のアドバイスのおかげで前を向いて、母との対応が出来たと思います。 
この相談室で私自身、心が救われた気持ちです。 

本当に、本当に有難うございました!  

ローズウォーターより
 
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-10-14 21:33:05
わざわざご報告いただきありがとうございます。

この掲示板を通して何か少しでもお力になれたとすればこれほど嬉しいことはありませんが、難しい問題に自分も色々と考えさせられます。

ローズウォーター様も御母様も、大変お疲れ様でした。




タイトル 末期の歯肉ガンの母の今後のケアを教えて下さい
質問者 ローズウォーターさん
地域 非公開
年齢 68歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 専門的な質問その他
癌(抗がん剤服用中)
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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