顎関節症ではなく、単に顎が外れやすくなっている状態でしょうか

相談者: ゆりママ0827さん (31歳:女性)
投稿日時:2014-10-13 09:38:42
顎関節症でMRIを撮りましたが関節円板は正常位置と言われてますが口を少し開けるとカクッとしたりします。

ですがもしかしたら顎関節症ではなく単に顎が外れやすくなっているだけなのかもと思い質問させて頂きます。


@1年前から、ほんと時々ですがくしゃみや鼻をかんだり顎に力が入ると顎が外れて骨がひっかかって、開けられなくなる事があります。

ですが口を閉じてジッとしていれば数分で開くようになります。

そして、普段は食事も問題ないのですが(口を大きく開けるとやはりコキッとはなりますが)日によっては食事中や会話中に顎がガクガクしとても不便になる時があります。

これは、関節円板がズレてひっかかりかけているのか顎が外れかけてるのかどちらかわかりませんが顎が外れてない状態で病院言っても診察して貰えば(レントゲンやCT等)単に外れやすいだけなのか実は関節円板に異常があるのかわかりますか?

もし顎が外れやすくなっているだけの場合簡単な治療で治す事は可能ですか?

A顎が外れるのとは別にやはり数ヶ月に1度間欠ロックが起きるのですがそれが原因と思われますでしょうか?

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-10-13 10:06:55
こんにちは。

顎が外れやすい状態を習慣性顎関節脱臼といいます。
脱臼した際に自力で元に戻せる場合はよいのですが、自力で戻せなくてそのたびに医療機関で治してもらう必要がある場合はかなり不便です。

習慣性顎関節脱臼に対する治療は手術で顎関節周囲の骨形態を修正することが一般的です。
その場合は入院して全身麻酔で行います。

比較的簡単な治療法として、骨は触らずに粘膜や筋肉を縫い合わせて、口が大きく開かないようにする方法があります。
また、ヘッドギア―といって、口が大きく開かないようにする装置を身につける方法もあります。
単に大きく口をかけないように気を付けるという対応もあります。

習慣性顎関節脱臼の治療が必要かどうかは自力で脱臼を治せるかどうかで分かれます。
症状が軽いようであれば、手術は必要ないと思います。


「口を少し開けるとカクッとしたりします」
「口を閉じてジッとしていれば数分で開くようになります。」

という状況からすると、顎関節脱臼というよりも間欠的クローズドロックの可能性が高いと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆりママ0827さん
返信日時:2014-10-13 12:14:23
樋口先生、ご回答ありがとうございます。

間欠的クローズドロックは治療方法ありますか?

よろしくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-10-13 17:57:03
関節円板が外側または内側にズレている場合でも、間欠ロックが生じる可能性はあります。

下顎頭が関節円板を乗り越える動きがスムーズになると、間欠ロックのリスクは減るかもしれません。

一般的には運動療法が用いられると思いますが、時間はかかると思います。
ちなみに運動療法の詳細については、個々の患者によって異なりますので、実際に診察をした担当医に確認してください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆりママ0827さん
返信日時:2014-10-13 18:19:40
西山先生ご回答頂きましてありがとうございます。

運動療法、担当の先生に聞いてみます。

ありがとうございました。



タイトル 顎関節症ではなく、単に顎が外れやすくなっている状態でしょうか
質問者 ゆりママ0827さん
地域 静岡
年齢 31歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 顎関節症
回答者




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