妊娠初期での抜髄処置、複数回に渡る髄腔内注射について

相談者: 渡邊さん (34歳:男性)
投稿日時:2015-01-16 11:30:30
先日、私の妻が下顎の臼歯虫歯治療神経を取る)を受けた際に通常の麻酔が効きづらく髄腔内注射を何度も(4回くらいと言っています)打たれました。

それでも麻酔は効かず、あまりの痛みに意識が朦朧としてきた頃、別の先生に交代して通常の歯肉もしくは骨膜腔への2回の注射で麻酔が効き治療に入ったそうなのです。

質問ですが、、

髄腔内注射を複数回に渡って実施すること、またそれで麻酔が効かない事は常識的にありえますか?
また手技の難易度として失敗の起こるものですか?
(失敗のあり得ない処置なら薬剤の間違えの可能性もあるかと思っております。)



補足ですが、妻は妊娠初期でその旨を伝えてありました。
また前回の院長先生の治療では通常の注射で治療を行えたそうです。

妊娠初期にも関らず激しい疼痛を伴う処置を何度も無駄に行われた可能性があると思い憤りを感じ質問させて頂きました。

ご回答頂ければ幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-01-16 12:21:37
下顎の大臼歯の根管数は3か4本です。
手前の方に麻酔が効いても後方の方が効いておらず再度行うことはごく稀にあると思います。
元々髄腔内麻酔自体少ないんですが。

また虫歯の状態によってはいわゆる根管孔が見つけにくくなっている時や根管が細くなっている時は麻酔液の注入に手間取ることは個人的にはありました。

歯科の麻酔液のほとんどはガラス製のカートリッジに入っていて麻酔薬以外の薬と混同する可能性はほとんどないと思います。
しかしながら麻酔薬にもキシロカイン系とシタネスト系という薬液の種類の違いは存在します。
個人的にはシタネスト系は効きにくく思っています。

どういう状態で髄腔内麻酔が選択されたのかなど分からない事が多いのでこのような回答になりました。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 渡邊さん
返信日時:2015-01-16 16:40:08
柴田先生

ご回答ありがとうございました。
先生のお話を参考にさせて頂き医院の方に確認いたしましたところ、院長先生の方から当日の担当医の技術不足で辛い思いをさせて申し訳ありませんとの回答でした。

やはり髄腔内注射5回以上というのは常軌を逸していたのだと思われます。



タイトル 妊娠初期での抜髄処置、複数回に渡る髄腔内注射について
質問者 渡邊さん
地域 大阪
年齢 34歳
性別 男性
職業 専門職(医師・弁護士・会計士)
カテゴリ 根管治療中の痛み
根管治療に関するトラブル
妊娠中の歯科治療
麻酔その他
麻酔が効かない・効きにくい
回答者




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