9歳、受け口の矯正でデーモン装置を使いたい

相談者: isadoraさん (9歳:女性)
投稿日時:2015-01-17 22:56:26
9才の受け口の娘の矯正治療を検討しています。
遺伝です。

幼児期にムーシールドを2年着用しましたが、改善しきれずやや下顎が大きいといった印象です。

生え変わりは早い方で、上下8本と犬歯?を飛び越してその奥の生え変わりが始まっています。


一般的に言う二期治療には少し早いのかもしれませんが、この時期にはまだ矯正を始めないほうが良いのでしょうか。

3つほど専門医のカウンセリングを受けましたが、今すぐに始めた方が良いと言われ、チンキャップや拡大床装置を勧められます。


自分なりに調べ、昔ながらの装置はやめ、デーモン装置を使いたいと思っていますが開始時期はいつ頃が良いのでしょうか?
また、その前に上の歯を前に出す手法をやっておくべきでしょうか?

専門家の方の広い見解でご意見をお聞かせいただけましたら幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2015-01-18 09:28:16
isadoraさん、おはようございます。

二期治療はブラケットによる治療で、一般的には永久歯が生えそろってから行われます。
そのため、矯正歯科医から提案されたチンキャップや拡大床装置は、一期治療の一種だと思います。

特に遺伝の可能性の高い受け口の治療では、成長に対してのアプローチは、早期のほうがよいと思っています。


ブラケットの種類については、永久歯交換後に担当医に相談されてはいかがでしょうか。
現在では、デーモン装置に似た装置も各社から販売されています。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2015-01-18 13:07:12
ムーシールドは日本の先生が開発既製品化もされた装置で反対咬合の治療にはよく使用されていましたが、現在は、さらによい装置が開発されていてるので、当医院ではプレオルソ(こちらも日本の先生が開発)をお勧めすることが多いです。

この装置は積極的に上顎を前方に成長させてくれ、さらに歯列も整えてくれますから成長期には非常に効果的でしっかり使用されますと約2週間で反対咬合が改善されるケースが非常に多いです。


拡大装置もよい方法ですが、咬合平面のコントロールや筋肉のコントロールが出来ませんから、プレオルソのような筋機能矯正装置を使用しつつ、筋機能を改善される方法もありますのでご紹介しておきたいと思います。


>昔ながらの装置はやめ、デーモン装置を使いたいと思っていますが開始時期はいつ頃が良いのでしょうか?

デーモンは永久歯にすべて生え変わってはじめて効果がある装置だと思います。
せっかく成長発育期で、まだペタンと平坦な顔を改善できたり、姿勢や気道まで変えることが出来る成長期ですから成長期には成長期に効果的な装置を使用した矯正法をお勧めします。




タイトル 9歳、受け口の矯正でデーモン装置を使いたい
質問者 isadoraさん
地域 東京都下
年齢 9歳
性別 女性
職業 高校生・中学生・小学生
カテゴリ 歯列矯正の治療法
小児矯正(子供の矯正)
子供の歯列矯正
下顎前突(受け口)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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