根管治療を続けても痛みが治らず、貼薬剤の刺激が強いと痛みも強い

相談者: ホークさん (52歳:男性)
投稿日時:2015-02-01 10:22:21
右上1番の根尖部付近の鈍痛に悩んでいます。


<経緯>
20年前に抜髄差し歯としていた右上1番の根尖付近について、1年ほど前から鈍痛発生。

別件で撮影したMRI画像で、同箇所に肉芽種のようなものが見られ、治療をした方が良いと診断され、3か月前から根管治療を開始。

最初にCPを貼薬

1週間後、貼薬剤をカルシベックスに変更。
その後、薬の詰め替えをしながら、カルシベックスの貼薬を2か月継続。

その間、痛みに変化が無かった為、試みに痛みのあるままで根管充填


しかし、やや痛みが強くなり、1か月経過を見るも改善しない為、根管充填材を除去。
当日、ペリオドンを貼薬。

ペリオドンを貼薬後、痛みが激しくなり、翌日に除去・洗浄。
当日、CPを貼薬、痛みが根管充填前程度にまで和らぐ。

3日後、貼薬剤を、又、カルシベックスに交換。


現在、同カルシベックス貼薬後2日目ですが、CP時より若干痛みが強くなっています。

マイクロスコープで見る限りでは、破折等は見られず。

デンタル・レントゲン画像上では患部付近に異常が見られず。

噛み合わせ上でも、両サイドの歯の方がむしろ接合が強く、当該歯はほとんど当たっていません。


根管治療で、貼薬を続けても効果が無く、このままでは抜歯もやむなしかと考えていますが、抜歯をしても痛みが取れるかどうかは分からないとのことで、困っています。

自覚症状とてしては、根尖部付近の炎症で、ペリオドンの貼薬で分かった通り、薬の刺激が強くなると、痛みも強まります。


歯科治療では禁忌とされているとのことですが、貼薬剤の充填無しでの経過を見てはと思うですが、いかがでしょうか?

肉芽種というものに対する治療方法等、考えられる処置方法、使用薬剤について、ご助言を頂きたいと思います。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-02-01 11:03:38
対処法の一つには歯根端切除術が考えられると思います。

あとは再植や転院などがあると思います。
もちろん無調薬で改善したという報告もある事は確かですが、全ての患者さんに推奨される方法とは思いません。

時期的にはペリオドンの使用時期ではないように思います。


お住いの地域には歯学部附属病院とかはありますでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ホークさん
返信日時:2015-02-01 12:34:12
柴田先生

ご返信大変ありがとうございます。

実は、今、治療を受けているのは、某歯学部附属病院です。

又、今のDRから、「根切」という治療方法もあると説明を受けましたが、それが先生のおっしゃる歯根端切除術のことかと思います。

「根切」の内容の説明を受けた際、私は、肉芽腫が原因なのであれば、それを除去すると思われる、「根切」が直接的な治療法で良いのではないかと思い、それをDRにも伝えたのですが、DRの見立てでは、今の私の症状には適合しないのではないかとのことでした。


今後、貼薬での治療で効果が無い状況が続くようであれば、歯根端切除術や他の大学病院への転院を考えたいと思います。



タイトル 根管治療を続けても痛みが治らず、貼薬剤の刺激が強いと痛みも強い
質問者 ホークさん
地域 非公開
年齢 52歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 神経の無い(神経を取った)歯の痛み
歯科治療後の歯の痛み
根管治療の治療法
根管治療後の痛み
根管治療に関するトラブル
歯根端切除術
回答者




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