脳梗塞後の顔面麻痺リハビリ中に歯を抜く事は可能ですか?

相談者: つうくんさん (63歳:女性)
投稿日時:2015-03-15 17:46:49
3カ月前に、右下3,4抜いた1週間後脳梗塞と診断され、その際顔面麻痺になりました。

現在言語障害左顔面リハビリ中ですが、発症当初から反対側の左下4と5抜かなければいけない歯の歯茎部分に違和感と重みやしびれを感じてます。

糖尿も悪く、歯の状態は悪く刻み食事になりました。
入れ歯にする為に少し残っている歯も抜かなければならないとの事、顎も痛くなっています。

口開けると耳辺りに音がしたりザワザワしたり違和感を感じてます。
歯を押すと、歯茎部分がビリッとします。


歯を抜きたいと思う反面抜くとき下の神経損傷の心配もあり又、梗塞との関係も心配です治療の時静脈注射で、麻酔し麻痺している部分を悪化させずに、抜く事は出来ますか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-03-15 22:30:20
つうくんさん、こんばんは。

脳梗塞の治療を受けてから3か月しかたっておらず、さらに糖尿病の状態も悪いようですね。

全身的な健康状態が悪い時に、不用意に歯を抜くと偶発症(感染や術後出血などの好ましくない結果)を起こすリスクが高くなるために、なるべく避ける必要があるかもしれません。

特に、脳梗塞の治療を受けた直後は、再発の危険性もあるため、最低でも半年は差し迫った必要性が無い限りは歯科治療を避ける事が好ましいと考えられてます。
お薬の影響で、出血が止まりにくかったり、糖尿病の影響で感染症を起こしやすくなっている可能性が高いです。


痛みを和らげるための鎮痛薬、感染症を軽減させるための抗菌薬などを使い、さらにお口の中の清掃状態を向上させることで、現在の症状を和らげることができるかもしれません。



ちなみに、抜歯処置が、現在の麻痺を「悪化させる」可能性に関しては、限りなく低いと思います。

しかし、現在のお口の中の状態を診ているわけではありませんので、あくまでも一般的な見解となります。詳しくは、実際にお口の中を見ている歯科医師にご相談いただく必要があると思います。


まずは、脳梗塞後の経過をみている医師と、現在担当の歯科医師の両者で連絡を取り合ってもらい、つうくんさんに最善な治療方針を考えていただく必要があると思います。


お大事になさってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: つうくんさん
返信日時:2015-03-16 07:41:10
安藤先生ご助言有り難うございます。


歯科医の先生と相談してみます。
ただ左下の2本の歯は何年か前被せていた金属がとれたまま糖尿病治療優先にしてきているので、歯がとがって、ほとんど根だけの状態です。
奥歯上下はありません。

なのでいつも前歯しか噛み合わせてなく、顎の違和感が気になります。
最近では右下の抜歯と縫合2回の後での顔面麻痺とのかかわりが自分としては残っているのです。


判断も難しいでしょうし、仮にもう少し経過観察していても大丈夫なのでしょうか?
又もし抜歯する際静脈注射の麻酔は受けられるのでしょうか?
A1cは7まで下がりました。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-03-19 23:43:29
つうくんさん、こんばんは。

>歯がとがって、ほとんど根だけの状態です。

そのような状態でも、応急処置ができないわけではないと思います。


>最近では右下の抜歯と縫合2回の後での顔面麻痺とのかかわりが自分としては残っているのです。

つうくんさんの言う、「顔面麻痺」という状態が、実際にどのような状態かは、文面からは把握する事ができませんが、「抜歯と縫合」の処置によって、表情筋の動きを統制する「顔面神経」に障害が及ぶことは考えづらいと思います。



>もし抜歯する際静脈注射の麻酔は受けられるのでしょうか?

静脈注射に関しては、痛みを除去する「麻酔」ではなく、不安・緊張感を和らげる「鎮静法」の事ではないかな?と思います。
これに関しては、可能な場合が多いと思いますが、実際の可否については担当の歯科麻酔科医の先生と相談していただく必要があると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: つうくんさん
返信日時:2015-03-20 09:06:58
安藤先生有り難うこざいました。

ご説明わかりやすく、安心して担当の歯科医の先生と相談治療していけます。
お忙しい中有り難うこざいました。



タイトル 脳梗塞後の顔面麻痺リハビリ中に歯を抜く事は可能ですか?
質問者 つうくんさん
地域 非公開
年齢 63歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯が抜けた・抜く予定 その他
その他(歯科治療関連)
糖尿病
歯科と全身疾患その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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