上1番、ウォーキングブリーチと差し歯ではどちらが歯が長持ちしますか?

相談者: まもりたいさん (30歳:女性)
投稿日時:2015-06-27 12:26:19
今回はじめて投稿させていただきます。

10代より治療済みの歯が多く、最近になってようやく、歯を守り抜きたい気持ちで、色々勉強させていただいてます。(といっても、以前より歯のみがきかたに気を付けたり、サイトなどで歯によいことを調べたりする程度です。)

今回は特に気になる点を質問させていただけたらと思います。

上一番の歯なのですが、神経を10年以上前にぬき、クラウンはかぶせていない状態なのですが、変色がきになりはじめました。

長く使いたいと思うのとは裏腹に、一番ということもあってどうにかしたい気持ちで昨年ウォーキングブリーチをしていただいたのですが、一年後やはり色はもどってしまいました。

当初は、また気になったらやろうという程度に考えていたのですが、歯にストレスを与えすぎると、ぬけてくる?ということを耳にして、少し考えています。

こちらのサイトでも、よく前歯審美的な質問をおみかけしますが、最初にとりかかるのはブリーチからのほうがよいのでは?と提案されていることのほうが多いようにおもうのですが、一年おきに、ブリーチをするのと、ダメージを与える前に差し歯にすると言うのはどちらのほうが、より長く、その歯を使えることになるのでしょうか?

(こちらでは、オフィスブリーチをよくすすめられているので大変気になるのですが、ようやく自分が信頼できる歯医者さんを見つけ、そちらでウォーキングブリーチをすすめられたので←前回と違う医院になります。
そうしてみたいと思っております。)


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2015-06-27 12:29:38
ウォーキングブリーチ差し歯、結果的に歯が長持ちするのはどちらか

歯は削らないに越した事は有りません、ウォーキングブリーチの方が削る量は圧倒的に少ないです。

ウォーキングブリーチの方が良いと思います。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-06-27 13:37:48
ウォーキングブリーチでもインターナルオフィスブリーチでもどちらでも良いと思います。

個人的には「神経が死んだから変色する」のではなく「根管内に汚染物質が取り残されているから変色する」ように感じています。
しっかり根管内の汚染物質を取り除けば、極力変色はおさえられるのではないかと思います。

当院で根管治療した後、変色していないケースも多々ありますし、ブリーチをしてからも5年くらい後戻りしないケースもあります。

できればクラウンにする前に、もう一度しっかり根管内の汚染物質を除去してウォーキングブリーチをされてみてはいかがでしょうか?

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まもりたいさん
返信日時:2015-06-27 15:24:00
細見先生 

ご回答ありがとうございます。
はっとさせられる回答でした。
削ったら元には戻らないですもんね。
また機会がありましたらよろしくお願いいたします。


櫻井先生

ご回答ありがとうございます。
目からうろこのような回答でした。

私も神経を抜いてから5、6年は大丈夫だったのですが、、
ウォーキングブリーチでそこまでもつかどうかも、根幹治療が関係しているとは、、、
そういった処置は変色を気にしだしたかたではよくある処置なのでしょうか?
私の少ない知識では、再根幹治療は成功率が低い?というようなことを聞いたことがあるので。


色々調べてたら、歯科医院でマニキュアをぬるような方法もあると知ったのですが、どこでもやってるようなものではなさそうなので、不安もあり、わがままではありますが、リスクが少なそうなところから、選びたいと思っています。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-06-27 16:10:51
>そういった処置は変色を気にしだしたかたではよくある処置なのでしょうか?

そう言った処置とは…?


>私の少ない知識では、再根幹治療は成功率が低い?というようなことを聞いたことがあるので。

何も根っこに病変が無ければ再根管治療をする必要は無いと思います。

ただ、ブリーチングをする時に歯冠内部に汚染物質を残さないようにしてもらえれば良いのだと思いますが。
(もちろん、病変があるのであれば再根管治療はされた方がよろしいかと思いますが)

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回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-06-27 16:26:00
歯科医院でマニキュアをぬるような方法もあると知ったのですが、どこでもやってるようなものではなさそう

お勧めできるものでしたら、多くの歯科医院でやっているものと思います。

参考⇒歯のマニキュア

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まもりたいさん
返信日時:2015-06-27 17:33:42
櫻井先生

再度ご回答いただきありがとうごさまいます。
すみません。再根幹治療のことだと思っていました。
すごくためになりました。
重ねて感謝いたします。


小林先生

ご回答いただきありがとうごさまいます。
そう、ですよね。
新しい意見をいただきありがとうございます。
参考にさせていただきます。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2015-06-28 20:02:03
まもりたいさん、こんばんは。

確かにウォーキングブリーチは、やり方によっては歯の根に負担がかかってしまうため、私は安全なインターナルオフィスブリーチという方法を行っています。ウォーキングブリーチで痛みがあるようなら、中止したほうがいいかもしれません。

しかし他の先生方もおっしゃっているように、歯を守るのに差し歯を行うのはあまりお勧めできません。
痛みが出ないようなら、ウォーキングブリーチでもいいと思います。

歯は一度削ってしまうと元に戻すことができません。
ホワイトニングをして、歯が欠けたり折れたりしたら差し歯にしても遅くはないと思います。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まもりたいさん
返信日時:2015-06-28 21:20:01
TSUBAKI先生

回答いただきありがとうございます。

ウォーキングブリーチとオフィスブリーチの違いとは、薬剤を入れてる時間の違いだけですか?

実は、、以前していただいたときに(違う医院です)薬剤を抜いて、仮蓋でなく、本蓋したときに痛みが出ました。そのときの先生に相談してもわからないということで、様子見になってしまい、、

思い当たる節と言えば、本蓋の前に一度歯科とは違う手術をしてまして、そのせいで抵抗力が落ちていたのかな?と考えています。

本蓋を入れた際に生じた痛みは、ウォーキングブリーチでよくおきる痛みが起きるとは別物なのでしょうか。

わかりにくい表現で申し訳ありません。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2015-06-28 22:15:11
ウォーキングブリーチは、薬剤を密閉してしまうため、封鎖が十分でないと発生したフリーラジカルが歯の根の方向に拡散して痛みが出ます。
インターナルオフィスブリーチは密閉しないため、歯の根のほうにはほとんど拡散しません。時間はあまり関係ありません。

ウォーキングブリーチ後、すぐに本蓋をしたのでしたら、薬剤の影響によるものと思われます。
数日空けて本蓋をしたのでしたら、根の炎症など他の原因が考えられます。
はっきりとは申し上げられませんが、抵抗力が落ちていたことが原因ではないと思います。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まもりたいさん
返信日時:2015-06-28 23:16:42
TSUBAKI先生

わかりやすい説明ありがとうございます。

本蓋は確かしばらくしてからだったと思います。
あの時は歯肉に刺さるような痛みでした。

実は更なる続きがありまして、その後、隣の二番を再根幹治療する至りとなりました。そちらも特に問題なく10年ほど過ごしていた歯が、その辺りから様子がおかしくなったので、何か関係があるのかと思いましたが、結局原因はわかりませんでした。

もはや過ぎたことではあるのですが、一年近く歯の痛みとつきあうことになったので、原因であることがわからないのは煮えきらない気持ちですが、くりかえしたくない気持ちでいっぱいです。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2015-06-29 08:10:11
しばらくしてから本蓋をしたということですと、薬剤の効果はほとんどなくなっている可能性が高いため、他の原因が考えられます。

隣の歯も同じような症状が出るかどうかはわかりません。
信頼できる先生に相談してみたほうがいいでしょう。

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回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2015-06-29 08:22:37
ご相談ありがとうございます。

>歯を守り抜きたい気持ち

とても良い心がけに変わりましたね。
歯科医院の利用方法は二つあります。

痛みを止めたり穴埋めをするために削る治療を受ける方法と、一生歯を残すために削らない治療を受ける方法です。

なぜならば「歯を守り抜きたい」ならば一生歯を残す原則を守れば良いからです。
それは、削らない・神経を抜かない、です。

そして痛くない時に歯科医院で削らない診療を受けることです。

つまり、差し歯は最大に削ってもう一気に土俵際に言ってしまいます。
ホワイトニングは表を削らないメリットがとても大きい方法で、ご希望にもっとも近い方法です。

なおウォーキングブリーチは椿先生が回答した通りでメリットもあり、最近はそれは行われず、インターナルオフィスブリーチが安全と言われています。
もう一つ、その二つの方法とも根が溶けるデメリットも起こし易いので、治療には細心の注意が必要です。

歯を残す原則の,削らない、を守っていても根が溶けてしまっては意味が無いからです。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まもりたいさん
返信日時:2015-07-01 00:17:37
TSUBAKI先生

度重なる質問に丁寧に回答いただきありがとうごさいました。
今の先生にも原因がわからないとのことで、もはや過去の原因はわからないのかなと思っています。
今私にできることをがんばります。


さがら先生

回答いただきありがとうございます。
大変わかりやすい説明で私の知人も感心していました。

ホワイトニングは、デメリットもあるということなのですが、やはり変色がどうしても気になるので、したい気持ちが強いです。
今回は本当に多くのことを学ばせていただくいいきっかけになりました。

特に学んだのは患者側も無知ではいけないなという思いです。私は神経をぬいてしまった歯が多く、身をつままれるような思いなのですが、だからこそこれからは、精一杯まもりたいです。
といっても高価な治療より(必要であればしたいですが)日々の積み重ねを大事にしていきたいと思っています。



タイトル 上1番、ウォーキングブリーチと差し歯ではどちらが歯が長持ちしますか?
質問者 まもりたいさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯の変色・着色
ウォーキングブリーチ
インターナルブリーチ(パワーブリーチング)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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