一般に下6番クラウン治療で仮歯は作る?使われる歯科金属の重さは?

相談者: カレーカレーさん (30歳:女性)
投稿日時:2015-07-01 00:25:20
1つ目の質問です
神経のない左下6に、銀歯クラウン)を被せる際、仮歯は作りますか?
それとも、土台がむき出しのまま、型を取り→装着になるのでしょうか?
どちらが一般的な治療なのですか?
教えて下さい

2つ目の質問です
クラウン1つ作るのに金パラは何グラム必要ですか?

3つ目の質問です
18年くらい前のデンタルレントゲン(アナログ)と最新のデンタルレントゲン(デジタル)では被曝量は大きく違いますか?

以上3点の質問、宜しくお願いします


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-07-01 07:49:03
ご相談ありがとうございます。

>神経のない左下6に、銀歯クラウン)を被せる際、仮歯は作りますか?

その歯や他の歯や身体の健康のためには一般的に作ります。


>それとも、土台がむき出しのまま、型を取り→装着になるのでしょうか?

クラウンを作ることだけが目的ならば、おそらくむき出しのことも多いのではないでしょうか。


>クラウン1つ作るのに金パラは何グラム必要ですか?

私は金パラを使わないのでゴールドを参考に回答しますと、歯の大きさによって全く違いますが、2グラムくらいから5グラムくらいでしょうか。
しかし、鋳造するためにはクラウン自体の重さの倍以上の金属を使います。


>被曝量は大きく違いますか?

機種によって変わるかもしれませんが、当院の場合デジタルにして十分の一に減らせました。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-07-01 09:28:03
カレーカレーさん、こんにちは

>神経のない左下6に、銀歯クラウン)を被せる際、仮歯は作りますか?それとも、土台がむき出しのまま、型を取り→装着になるのでしょうか?
>どちらが一般的な治療なのですか?

これはその歯科医院あるいは歯科医師の治療方針によって異なると思います。

ただ、保険治療で神経の無い歯の場合作らないケースの方が多いように思います。


>クラウン1つ作るのに金パラは何グラム必要ですか?

これも歯を形成する量やつくる技工士のさじ加減によって変わってきます。


>18年くらい前のデンタルレントゲン(アナログ)と最新のデンタルレントゲン(デジタル)では被曝量は大きく違いますか?

基本的にアナログからデジタルへのエックス線撮影方式の変更で被ばく量はかなり減らすことができるようになりました。

ただ詳細に関しては撮影法やメーカーによって違いがあるのでわかりかねます。

参考になれば幸いです。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-07-01 12:43:54
カレーカレー さんこんにちは

>土台がむき出しのまま、型を取り→装着になるのでしょうか?

保険治療では、仮歯の規定が前歯やブリッッジの部分に限られていますので、神経のない左下6の仮歯は作らない場合の方が多いと思います。


>金パラは何グラム必要ですか?

削った量や、隣の歯との距離、歯の大きさなど様々な要素が絡みますので一概には言えないですね。


>被曝量は大きく違いますか?

比べると一般的にはデジタルレントゲンの方が被曝量は少ないです。
ただ、歯科のデジタルレントゲンは医科のレントゲンなどに比べて被曝量は圧倒的に少ないです。
少ないに越したことはありませんが、あまり気にされる量ではありません。
よろしければこちらをご参照ください。

http://www.tokyo-da.org/images/pdf/1108.pdf


ご参考になれば

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: カレーカレーさん
返信日時:2015-07-02 08:51:58
ご返信ありがとうございます。
とても参考になりました。

引き続き、質問があります。

Q1
左下6に仮歯がない状態で銀歯装着まで過ごす場合、虫歯になりやすいとか菌が入りやすいとか害はありますか?
その左下6の歯は、20年近く前に神経を抜き、レジンの土台(その中にスクリューポストが1本入っている)状態です。
なので、特に心配しています。
ちなみに、レントゲン上、再根管治療の必要はないとは言われています 。

Q2
18年前くらいのデンタルレントゲン(アナログ)と最新のデンタルレントゲン(デジタル)の被曝量を具体的数値で教えて頂けると、よりイメージしやすいので、機種によるとは思いますが、宜しくお願いします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-07-02 09:04:47
A1:
仮歯が無い状態で長期間過ごすと、その間に、象牙質の象牙細管という構造の中に菌が入り込んで細菌感染する可能性はあります。
でも それは、仮歯をかぶせたとしても同じです。その対策として歯の表面を様々な薬剤でコーティングするような方法もありますが、これらは保険治療には当てはまりません


A2:
うちはアナログなので被曝量は多いです。
デジタルだと0.01msvなどと書かれていることが多いですね。
アナログだと、その5〜10倍でしょうか?
でも、被曝量は累積しませんから全く関係の無い話です。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: カレーカレーさん
返信日時:2015-07-06 22:37:10
先生方、ご返信ありがとうございます。
とても参考になりました。

素朴な疑問なのですが、現在、歯科医院デンタルレントゲンは、アナログとデジタルどちらが多いのでしょうか?
最近、私が行った歯科医院はデジタルばかりでした。

また、デジタルレントゲンとアナログレントゲンの良い点や悪い点を教えて下さい
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2015-07-07 11:12:56
正確な統計は取れませんが、デジタルが増えてきているような感じです。
(特に新規開業、リフォームなどを子なった歯科医院の多くはデジタルを採用していると思います)

デジタルのメリットは

 1 被曝量が少ない事
 2 現像操作(気温や現像液の劣化など)による差が出ない事
 3 現像が早い事
 4 保存、管理、焼き増しなどが簡単に出来る事 
 5 拡大して表示したり、お絵かきをして患者さんに説明できる事
 6 ランニングコスト(現像液や現像機の維持など)がかからない事

などでしょうか。

デメリットとしては

 1 アナログに比べ解像度が劣る事
 2 IPの場合、位置付けしにくい場合がある事
 3 初期投資額が高い事

などでしょうか。

なので、当院ではパノラマ、CTはデジタルですが、ピンポイントで繊細な診断をしたいデンタルはアナログです。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: カレーカレーさん
返信日時:2015-07-11 12:42:53
先生方、ありがとうございました
とても参考になりました



タイトル 一般に下6番クラウン治療で仮歯は作る?使われる歯科金属の重さは?
質問者 カレーカレーさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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