歯根破折した上顎6番。歯科医の提案を退け、保存することにしたが…

相談者: やまちゃそさん (44歳:男性)
投稿日時:2015-08-04 20:20:06
こんにちは。初めて質問させて頂きます。

クラウンを被せていた左上6番の根元にフィステルができ,2箇月以上の根管治療の結果,ようやく腫れが治まったため再度被せ物をしようとした矢先,運の悪いことに当該左上6番の歯の側面が縦に割れてしまいました。

1週間様子を見ましたが,割れはさらに拡大した模様で,少し触っただけでも血が滲んでくる状態で,底部にも微細な割れがある可能性があるとの所見でした。

担当の先生には,抜歯してブリッジか1本義歯にするよう強く勧められましたが,私の強い希望により歯を残してクラウンを被せることとなり,本日型を取りました。

そこで質問させて頂きたいのですが,先生からも簡単にメリット及びデメリットに関し,歯を残すことについては最早この状態ではメリットは無く,一方デメリットとしては強度の問題と感染の蓋然性が高まるとの説明を受けましたが,やはり他の先生方も同意見でしょうか。

また,今後の治療方針として保険外も含め,コア部分をファイバーの物に替えたり,あるいは割れた歯の強度を高める治療法等がもしございましたら,アドバイスをお願い致します。

なお,私が歯を残すことに拘った事由は,抜いた歯の周辺の歯も連鎖的に強度が弱くなる可能性を懸念したことに加え,何と言っても義歯やブリッジに対する抵抗感があることが一番の理由です。

担当の先生の治療方針に従わなかった事に対するお説教も含め,このケースに関して思い当たることは何でも結構ですので,是非ご教示頂けないでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-08-04 21:59:18
やまちゃそ こんばんは

>やはり他の先生方も同意見でしょうか。

割れ方にもよりますが、割れをレジンなどで塞ぎ全て被せることができれば残すことができるかもしれませんが。

ヒビがそのままの状況であれば、ヒビは大きくなる可能性がありますし、その部分に炎症が続きますから、骨もなくなっていくなどのディメリットが大きいと考えられます。

>何と言っても義歯ブリッジに対する抵抗感があることが一番の理由です。

もし可能であれば、インプラントでの治療であれば、周囲の歯への不負担は減りますよ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-08-04 22:21:36
やまちゃそ さん、こんばんは。

>担当の先生には,抜歯してブリッジか1本義歯にするよう強く勧められました

文面からは、かなり良くない状態が推測できますね。


>私の強い希望により歯を残してクラウンを被せることとなり,本日型を取りました。

かなりの無茶振りのようですから、クラウンの装着後は放置なさらず、定期的に状態を診続けていただきましょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: やまちゃそさん
返信日時:2015-08-04 23:14:29
>水川 悟 先生

ご回答頂き,ありがとうございます。

アドバイス頂いたレジンでの治療について,担当の先生に相談してみようと思います。

また,ヒビについては今後も検査を続けていき,インプラントについては将来的に検討してみようと思います。

重ねて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: やまちゃそさん
返信日時:2015-08-04 23:18:42
>小林 誠 先生

ご回答頂き,ありがとうございます。

やはり,文面からでも『無茶振り』が読み取れてしまうくらい,良くない状況なのでしょう。

ご助言頂いたとおり,クラウン装着後も定期検診に通う所存です。

重ねて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-08-05 08:41:34
ご相談ありがとうございます。

まずこの歯が残せるかどうかの検査と診断が大事です。

奥歯は良く噛めるように回復させることが、治療の大きな目的となります。
そのためには残っている歯の根にその余力があるかどうかの補綴学的な検査が必要です。

具体的には、全ての健康な歯の根には、負担できる能力があらかじめ数字で与えられています。
それに対して、病的なダメージを減算して負担能力を数字で表現することで将来の予測ができます。
そのための計算式がいくつも証明されています。

    >根管治療の結果

負担能力への重要要素であり、減算ファクターとなる状態かどうかの検証が必要です。
歯内療法学と補綴学への深い造詣が必要です。

    >歯の側面が縦に割れてしまいました。

もっとも大きなインパクトの出る減算ファクターとなります。
そのダメージを数字で検査結果を出すことができ、それにより負担能力の現象を数字で表現できます。
それには歯周病学と補綴学への深い造詣が必要です。


>何と言っても義歯ブリッジに対する抵抗感があることが一番の理由です。

医学的にも自然の歯に勝る人工物はありません。

もし仮に人工的に置換しなければならい場合は、抜歯する前に、そのデメリットやリスクの評価について良く理解することが大事です。

その場所の人工的な補綴には、先ほどの計算式に加えて、さらに非常に複雑なファクターを乗り越えた初めて成功が得られます。
つまり自然の歯を残すことは、仮にとても大変であっても、人工物よりもまだ将来予測が立ち易いといえます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: やまちゃそさん
返信日時:2015-08-05 20:59:13
>さがら 先生

ご回答頂き,ありがとうございます。

そして当方の都合により,お返事が遅れまして申し訳ありません。

先生の御回答を拝読しましたところ,治療方針の判断については補綴学,歯内療法学ないし歯周病学等の深い造詣が必要であり,それらの様々な見地から総合的に判断されるべきであることがよく解りました。

そして,さがら先生ご自身は,上記知識について深い造詣をお持ちである上,さらに知識を深めるべく不断の努力を続けていらっしゃることが文面から窺えました。

私の担当の先生から,計算式による客観的な数値は示されませんでしたが,さがら先生のご忠告通り『自然の歯を残すこと』の重要性を最優先の論点に掲げ,担当の先生と今後の治療について,慎重に相談を重ねていく所存です。

重ねて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。



タイトル 歯根破折した上顎6番。歯科医の提案を退け、保存することにしたが…
質問者 やまちゃそさん
地域 非公開
年齢 44歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ クラウン(差し歯・被せ)その他
ブリッジその他
歯根破折
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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