イギリス国内で市販されているホワイトニング剤使用とその効果について

相談者: 88-88さん (35歳:女性)
投稿日時:2015-08-18 07:34:47
お世話になっております。

イギリスホワイトニングを検討したところ、ジェルとマウスピースの本格ホームホワイトニング詰め物の取れた歯にしみるなどあり、オフィスホワイトニングは2ヶ月かかるなど出てきました。

せっかく10年以上前にくっつけた物が遂に取れたのだし、と取れたところを避けて使えるホワイトニング剤、効果を期待せずに偶然半額セールになっていたもの、を薬屋さんで購入しました。
価格、12ポンドです。
約2,500円でしょうか。
イギリス最大手の薬屋の自社ブランドの商品です。
名前だけなら、決して高いものでも他の有名ブランドに及ぶものでもありません。

3ステップに分かれており、最初の2ステップは昔の修正液のような容器の液を筆でペタペタ塗り時間を置いて、3ステップ目は専用歯磨きペーストで2分磨く、これを1日1回、10日間というものです。

今、5日目を終えました。

箱の横に色の明るさを見る基準の安っぽい表があるのですが、既に5つは軽く明るくなっています。
色ムラもありません。


質問です:

1)ここで検索したところ、ホワイトニングは歯の本来の色よりも明るくできるとありました。
 その上限はありますか?

2)市販のホワイトニング剤でここまで急激に、こんなに明るくなる場合、色の着脱がしやすい歯質もあるのでしょうか?

オフィスホワイトニングを日本で検討しておりましたが、こんな安価なものでこれだけ白くなってしまうなら、本格的なホワイトニングをしたら、テレビに出る人たちみたいにキラン☆となるのではないかと、心配です。
ただ、廉価商品は後戻りもしやすいかもしれないと、あまり効果持続の期待はしていません。

以上、お手隙の際で結構ですので、ご回答宜しくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-08-18 08:33:33
88-88さん、こんにちは。

確かEUでは日本と同様、市販品にperoxideを配合することができなかったと思います(成分を確認していただけますでしょうか)。

今のところ歯自体を白くするには、peroxideを使用する必要があります。
日本でも同様ですが、市販品にはこれに代わる成分が含まれていますが、効果はかなり弱いはずです。

5日で白くなったということですと、歯の表面の着色が取れたことと、乾燥などによって白く見えている可能性があります。
それであればこれ以上続けても、あまり白くはならないと思います。

またperoxide以外の成分で白くなっている可能性もありますが、安全性に関してはかなり疑問です。
特に効果が高いのでしたら、やはり詰め物が取れた歯には使用しないほうがいいと思います(以前、アメリカで酸を使用して白くする製品が出て問題になったことがあります)。

歯科医院でperoxideを使用したホワイトニングをした場合でも、カラーガイドの一番白い色より1,2段階程度白くなる可能性はありますが、陶器のような白さにはなりません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 88-88さん
返信日時:2015-08-18 09:40:18
ご回答頂き有難うございます。

該当商品は昨年の初旬、デイリーメールと言う大衆紙で、peroxideの使用が市販物では認められていない英国で、手軽にホワイトニングが出来るという趣旨で紹介されました。

peroxideの代わりに、chlorine dioxideを使用したそうです。
浄水やマウスウォッシュに使われる成分とあります。
pH値はオレンジジュースを1杯毎日飲むのと変わらないと結んでますが…

特定商品について書き込むと良くなさそうなのですが、ついでですし報道されてますので。Peroxideを使用したcrestのstrips(フィルムのものです)を使用したところ、英国人男性が喉に葡萄大のperoxideの袋が出来、外科手術で奥歯1本と共に除去、結果顎のあたりに穴があいたという恐ろしい記事をBBCと言う日本のNHKみたいなところの報道で偶然読み、それで、それを使用していない上の商品に流れた次第でして…。

下記はデイリーメールの記事です。
内容に大差ないですが、写真付きです。
ご参考まで。

http://www.dailymail.co.uk/news/article-3193597/Sales-assistant-22-got-hole-throat-nearly-died-using-tooth-whitening-kit-try-smile-like-Channing-Tatum.html


なんだか、どうしたらいいかわからなくなって来たような感じがします。。。

ただ、このくらいの白さで十分なので、後退というか着色の回避に影響ない場合、使用を中断しようかなと思ったりもします。

お立場上、難しいと思いますが、先生個人の見解でも結構ですので、コメント頂けると、幸甚に存じます。宜しくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-08-18 11:35:47
88-88さん、こんにちは。

デイリーメールの記事を拝見しました。
8月22日の記事ですからつい最近ですね。
ありがとうございます。

この記事を読みますと、peroxideの袋ができたと書いてありますが、whitestripsに含まれているperoxideの量はそれほど多くはないので、正しくはperoxideが原因で感染を起こしたものと思われます。

一般的にはこのようなことが起こることはまれですが、記事にも書いてあるように、DIYで行うことには私も反対です。
誤った使用により、歯ぐきが下がったり、歯がしみるなどの症状が出ますので、やはり歯科医院で行うことをお勧めします。

chlorine dioxideは、日本でも配合されている製品がありますが、やはり歯の表面の着色を取る程度です。
長期的に使用してもそれほど問題はないと思いますが、効果も今以上には出ないと思います。
ただ今の白さを維持されるのであれば、このまま使用されたほうがいいでしょう。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 88-88さん
返信日時:2015-08-19 04:12:22
お忙しいところご回答有難うございます。

>つい最近ですね。

そうなんです。
薬屋さんで売ってるものでもいいかなと思って明日買いに、と思って就寝前にニュースを読んでいたら、偶然BBCの速報で入ってたんです。

BBCにはCrestの米国本社も前例を把握していないケースと言っているというような趣旨の声明がありました。
判例の読みすぎかもしれませんが、製薬・薬品業界の巨大企業と極めて珍しい症例のことですので何が真実かは私には分かりません。

でも、こういった珍しい症例が公に出たということで、chlorine dioxideがより安全でperoxideがそれより危険であるということにはならないのではと、Tsubaki先生から「酸を使用して脱色するホワイトニング」を教えていただいて思いました。

Chlorine dioxideだってPH値が下がれば見事に酸なのですし。

本当の問題は
>歯の表面の着色を取る程度
のChlorine dioxideを使用して見る見るうちに白くなるような着色をそのままにしていた私かと思われます。

このUR1は、14年ほど前ブラックコーヒーの着色最高潮の時期に、日本でやった接合面の小さいレジン(縦4ミリ幅1ミリないくらい)との色合いを北米で現地の歯科医に相談したところ歯の前面(もちろんカリエスはありません)だけを大きく削り審美ダイレクトボンディングを施されたといういわくつきの歯です。
インフォームドコンセントは一体どこへ。

そもそも私自身が着色に最初から気を配り歯科医院でケアしていたら、レジンとの色合いもさほど差が出ずUR1の4分の1を失わなくて済んだのではないかと…

これ以外にも、物心つく前からずっと同じ小児歯科に通っていたのですが、その歯科医に麻酔の注射針を歯茎内に残され教えてもらえないままで17年ほど通い詰め、外国に移り歯科医を変えるしかなくなって初めて分かり、外科処置で取るしかなかったりと…笑 
信頼して長く通っていた分、がた落ちでした。

何事も覆水盆に返らずでかつ歯科医のあたりがなんとなく悪いですので、過剰に歯科医師には警戒心を持っている私ですが、市販品もなんとなくどうかなと思い始めたりしました。

ご回答いただきまして有難うございました。



タイトル イギリス国内で市販されているホワイトニング剤使用とその効果について
質問者 88-88さん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 材料・機材関連
イギリス
ホームホワイトニング
回答者




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