前歯5本抜歯→インプラント。歯肉退縮の説明が事前に無く不信感

相談者: あくあさん (35歳:男性)
投稿日時:2015-12-12 02:37:34
約1年前に前歯1本の根の部分が割れてしまい、レントゲンやCTで見てもらった結果、

・割れた歯については抜歯(1本)
・対象の歯に連なってすでに神経を抜いている歯も一緒に抜歯(4本)
 →インプラントする歯の左右に神経を抜いた歯があると悪影響が
  出るためとの診断でした

結局、インプラントにすれば綺麗に治るともいわれ、以下の治療をすることになりました。

1.歯周病治療
2.5本の抜歯+GBR
3.半年後、インプラント3本の1次オペ(オステム3本)
4.半年後、アバットメント取り付け
5.型取り
6.セラミック5本分をブリッジで作成して取り付け
※現在、5の型取りまで完了しています。


型取りの前までは綺麗に治ると言っていたのですが、いざ型取りをする際に歯肉が下がってるから、特に長くなってしまう。
ピンクポーセレンを使った方がいいかもといわれ、いくつか症例写真をみせていただきましたが、境目が不自然で審美性に欠けるように
思っていました。

その後、ピンクポーセレンなしで1度作成してもらったものを付けてみたのですが、やはり歯は長くなるし、写真のようにアバットメントが見えてしまい、非常に満足のいかないものでした。

アバットメントが見えないように修正してもらっているのですが、本来、アバットメントは見えるくらいに作ったほうが、その後のメンテナンスにはいいいんだっていうようなことをおっしゃっていました。


現在、考えていることは

・最初に歯肉が下がるような説明は受けていないため、納得できない
・アバットメントは例え前歯でも見えるくらい浮かして作るのは一般的なのでしょうか?
 見えてしまうため、それは歯科医の勝手な言い分だと思っています。
・抜歯横の歯の歯肉も下がってしまったため、しみるようになってしまいました。
 歯科医は抜歯による歯肉退縮が原因でそのうち慣れてしみなくなるといっていました。


その歯科医とは着手時に全体の50%を支払い、最後にセラミックを
入れる際に残りの50%を払う契約としましたが、今の状態では残りの
金額は払いたくありません。
払ってしまったらこれで納得したという意思表示に取られてしまうからです。

歯科医との交渉も含めて何か良いご意見があれば教えていただければと思います

画像1画像1


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-12-12 10:57:56
んんん…

難しいですね…

前歯部の歯根破折症例で抜歯したケースでは唇側の骨が落ち、審美性が著しく悪くなる傾向があります(これはブリッジでも同じですが)。


>・最初に歯肉が下がるような説明は受けていないため、納得できない

一番の問題はココにあるように思います。
真っ先に説明すべき、または「こうなったとしても納得してもらうしかない」くらいの話があっても良かったかもしれません。


> ・アバットメントは例え前歯でも見えるくらい浮かして作るのは一般的なのでしょうか?
>見えてしまうため、それは歯科医の勝手な言い分だと思っています。

清掃性を考えるとある程度は仕方がないかも知れません。


>・抜歯横の歯の歯肉も下がってしまったため、しみるようになってしまいました。
>歯科医は抜歯による歯肉退縮が原因でそのうち慣れてしみなくなるといっていました。

これは何とも言えませんが…


いずれにしても「後だしジャンケン」が悪いようには思いますが、現状、こうなってしまう事も多々あるように思います。

しかし、「特殊技能を持った歯科医」であれば、状況を改善することは可能かもしれません。


個人的な意見での解決策としては

1 この状況でも歯肉移植などを行ってカバーできるかどうか調べる
  (担当医が無理と言う事であれば、特殊技能を持った歯科医を探す)

2 インプラントを除去し、骨移植からやり直す
  (これも担当医が無理なら専門医を探す)

3 ピンクポーセレンで作る
  (時間が経つと写真で見るより目立たなくなる事が多いです)

4 インプラントはあきらめ、ブリッジにする
  (歯肉退縮は改善できない)

になるような気がします。


「気分的には納得できないが…」「審美性はあくまでも主観的なもの(見た目を一番気にするのはご自身です)」と割り切れるのであれば個人的には「3」が無難な気がしますが…。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-12-12 13:30:42
こんにちは、非常に気になったので

>5本の抜歯GBR

凄くダイナミックな治療を受けられましたね^^;


実際のあくあさんの歯を見ずにこう言ってはいけないのかもしれませんが、

インプラントする歯の左右に神経を抜いた歯があると悪影響が出るためとの診断でした

個人的にはインプラントの為に治る見込みのある天然歯を抜く治療はしたくないですね。

また自分が患者でも使える見込みのある天然歯を積極的に抜くような治療は受けませんね。


根尖病変がある天然歯もきちんと根管治療をしてやれば治ることもありその方が審美性、メンテナンス、リカバリーがしやすい治療になります。

「雨漏りする家は取り壊して新しい家を建てましょう」
みたいに感じます。

インプラントを積極的にしている先生だとそこまで積極的な抜歯を今時するんですね。
ちょっとビックリです。


今更言っても仕方がありませんが、治療を受ける前に他の先生の意見など聞かれた方がよかったと思います。

同じように見える歯科でも、歯科医院により得意分野は異なり積極的に抜いてインプラントを勧める歯科医院もあるのは事実です。


私はインプラントをしていませんが、きちんと治療をすれば天然歯も意外と持ちますし、生存率で言えばインプラントも天然歯も予後に大きな差はないので、もし今後インプラントなど必要など言われたら一度根管治療を得意としている先生や歯内療法専門医の先生にセカンドオピニオンなど求められた方がいいと思います。


現状ですと、他のインプラント専門医にセカンドオピニオンしてみるのも1つだと思います。


おだいじに
 

3人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あくあさん
返信日時:2015-12-13 20:05:24
櫻井先生

コメントありがとうございます。
私も今の状態になってから色々調べてみると前歯インプラントはかなり難しいものなのだと知りました。

型取りの際に、ピンクポーセレン付きで作ってみると言っていたのですが、出来上がってきたものにはついていませんでした。
担当医がいうには、技工士と立ち合って検討したが、ピンクポーセレンをつけない方がバランス的に綺麗だったからという理由でした。

抜歯したところやその横の歯が歯肉退縮するリスク説明もありませんでしたし最後になって信用していいものか迷っています。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あくあさん
返信日時:2015-12-13 20:17:38
井野先生

コメントありがとうございます。

私が担当の先生から受けた説明は以下の内容でした。

・根が割れた歯については骨も薄くなっているのでGBRしないとインプラントはできない
抜歯対象の左右(根が折れた歯も含めると5本)も神経がもうないので骨は薄くなる一方
・つまり今回の歯だけGBRしても周りの神経のない歯の影響で骨が薄くなり続けるので1本だけのインプラントでは長持ちしない


今回の5本抜歯は相当悩みましたが、歯肉退縮などのリスクの説明もなく、綺麗に治ると聞いていたため、やることにしました。

今回はインプラントを入れた3箇所の歯肉退縮が特に大きく、根の折れた歯以外抜かなければこんなに歯肉退縮しなかったのになという思いもあります。

修正されてくる次のセラミック歯をあわせて納得がいかなかったら、セカンドオピニオンを考えてみたいと思います。



タイトル 前歯5本抜歯→インプラント。歯肉退縮の説明が事前に無く不信感
質問者 あくあさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:複数の歯(前歯部)
インプラントに関するトラブル
回答者




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