コアの交換をお願いしたら、現状のままと言われた

相談者: なみーさん (28歳:女性)
投稿日時:2016-01-12 20:12:31
どうぞよろしくお願いします。

右上5番に金属のクラウンが被せてありましたが、クラウンにすり傷が多数付くなど劣化していたので、金属のクラウンを取り外して、CADCAM冠を付けてもらう事になりました。

その際、隣の右上6番の歯に銀色の物がくっ付いているように見えたので金属は全部取ってはくれないのですかと尋ねたところ、それは土台だから取れないと言われました。

ならばファイバーコアの土台に出来ればしたいと申し出たのですが、土台を取り外すには更に歯を削る事になるかもしれないし、最悪、歯が割れてしまうかもしれないからこのままの方がいいと言われました。

それと型も取っていてやり直すとそれも無駄になってしまうよと言われました。


金属の土台歯根破折などになる可能性も高いと聞くので出来ればファイバーコアにしたいと思っていたのですが、歯科医の先生がこう仰っているので、その通りにした方が良いのでしょうか?


今更ながら過去に土台を保険治療で付けた事を後悔しております。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-01-12 21:01:59
なみー さん、こんにちは。

>それは土台だから取れないと言われました。

例えば、太い、長い等のメタルコアは、外すことによる破折などのリスクが考えられます。


歯科医の先生がこう仰っているので、その通りにした方が良いのでしょうか?

なみー さんの右上5番について実際に診査した歯科医師がそう判断したのでしたら、インターネット上の歯科相談掲示板では、それを覆すことが出来ません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: なみーさん
返信日時:2016-01-13 00:28:09
小林先生、ご回答ありがとうございます。

メタルコアは外すにもリスクがある物なのですね。

ちょっとした疑問なのですが、これほリスクの高い物が国に承認されているのは何故なのでしょうか。
素人の私にはとても不思議に思えてしまいます。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-01-13 11:51:45
>これほリスクの高い物が国に承認されているのは何故なのでしょうか。

保険制度が作られた時代には

 安価で強度のある材料が他に無かった
「再治療」と言う概念がなかった

からだと思いますよ。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-01-13 12:28:24
こんにちは。

メタルコアを除去してもらえないようですね。

除去するには手間がかかりすぎるのであまりやりたくないというのが歯医者の本音のように思います。

個人的には時間をかけて丁寧に行えば破折することなく取れると考えています。

問題は引き受けていただけるDrを探せるかどうかです。

参考
コア除去 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3178

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-01-13 13:32:37
個人的には自分の歯、受診して頂いている患者さんにはメタルコアは使いたくないですね。


>ちょっとした疑問なのですが、これほリスクの高い物が国に承認されているのは何故なのでしょうか。
>素人の私にはとても不思議に思えてしまいます。

全ては国民の歯科に対する興味の無さからだと思いますよ。


たぶん今回治療を受けられる前までなみ〜さんも歯のことに対してはそれほど調べもしなかったと思います。

それが日本では普通であり、国民の歯に対する意識なんだと思います。


殆ど知られてはいませんが、神経を取った歯というのは神経のある健康な歯に比べると、かなり妥協した所がゴールであり、しばらく使えるようにする治療です。

参考:根管治療。なぜ根管治療をするのか、なぜ全部神経を取るのか・・


殆どの歯科治療は決して元の健康な状態に戻せている訳ではありませんのでね。

例えれば、ホールケーキを歯科医院に行く度に食べてしまい、食べてしまったケーキ部分をプラスチックのダミーケーキで補ってホールケーキの形にしているようなものです。



また、日本に住んでいれば最新の医療が受けられると思われがちですが、保険治療とは最新の科学的な治療ではないですからね。

皆が治療を受けれるように、世界価格の1/20〜1/10ぐらいの費用での治療です。


ただ、これでも日本の歯科医療は非常に恵まれていると思います。



極論を言ってしまえば、一度悪くなった歯は坂道を転がるように一方通行で抜歯へと近づいていきます。
個人的には歯を長持ちさせたければ、1回目の治療が非常に重要だと考えています。

今回の太いメタルコアの除去は特にこの坂道の傾斜をきつくする治療の1つです。
ですので歯の寿命から考えれば外さないというのも治療の選択肢に歯なります。


歯の寿命で言えば、患者さんの歯磨き能力・意識にも歯の寿命は大きく依存しているものですから一概に治療の質だけでは歯の寿命は言い表せません。

 

以上、私見として読んでください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: なみーさん
返信日時:2016-01-13 15:08:26
櫻井先生、山田先生、井野先生、ご回答頂きありがとうございます。

櫻井先生

大変参考になります。
当時の概念が今も残っている結果という事なのですね。
井野先生に教えて頂いたサイトを後で拝見させて頂きます。

どうもありがとうございます。



山田先生

メタルコアの除去をして頂ける歯科医の先生を見つけるとなると、既に型を取ってありこの後完成するクラウンは付けないでもらえるよう、今の歯科医の先生にお願いしても大丈夫なものなのでしょうか?



井野先生

先生のおっしゃる通りで、保険治療が当然だと思っていたので恥ずかしながら治療に付いて調べる事などはありませんでした。

インターネットが普及した今は色々と調べる事が出来るので、最悪抜歯になるなどのリスクについて知った時はさすがにショックを受けました。

歯の治療に対する意識が高ければ、痛い目にあってから調べて知るって事もなくなりますし、もっと関心を持つ方向に向かって欲しいですね。

先生の私見、とても参考になります。
ご丁寧にありがとうございます。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2016-01-13 15:47:21
こんにちは。

メタルコアの除去をして頂ける歯科医の先生を見つけるとなると、
既に型を取ってありこの後完成するクラウンは付けないでもらえるよう、今の歯科医の先生にお願いしても大丈夫なものなのでしょうか?


大丈夫かどうかまではわかりかねますが事情を説明して待ってもらうしかありません。
このまま被せてもコアをとるとき冠を壊すことになってしまうので余計な手間だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: なみーさん
返信日時:2016-01-13 16:52:17
山田先生、ご回答ありがとうございます。

そうですね、こちらの意思をちゃんと伝えてみます。
出来上がったクラウンの料金も発生するでしょうけど、ちゃんとお支払いしてキャンセルが出来るかも聞いてみます。

ご回答ありがとうございました!



タイトル コアの交換をお願いしたら、現状のままと言われた
質問者 なみーさん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 土台(コア)の除去・交換
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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