左下6番にインレー、セラマージュかジルコニアかで迷う
相談者:
ナカナカムラさん (45歳:女性)
投稿日時:2016-04-08 23:07:12
こんにちわ。
左下5番、6番のあいだに虫歯が見つかり、治療することになりました。
6番は5番と接している部分に縦に細い黒い二重線が入り、C2とのことでした。
5番は治療したことがなく、6番は銀の大きめのインレーです。
5番は口元に近いですし、6番もぎらぎらが気になっていたので、どちらも白い詰め物にしたいという希望を言ったところ、6番はかなり力がかかるので、ジルコニアインレーがいいと思う、とのことでした。
選択肢としてはセラマージュもあるそうですが、これは割れるの覚悟で、とのことでした。
どちらにすればいいか迷っています。
ジルコニアはすごく硬い素材のようで、これを歯にインレーとして詰めたら、くさびを打ったみたいになって、詰めた歯が根元から割れてしまわないか心配なのですが、そういうことはないのでしょうか?
歯を失うのが一番怖いので、そういう心配がなさそうなセラマージュの方が安全なのかな、とも思ったりします。
先生は保険診療をされていて、腕のいい方だと思います。
先生に伺ったところでは、ジルコニアはクラウンの素材としては使われてきた歴史は長いから、それほど心配することはない、とのお返事でした。
ただ、考え過ぎかもしれませんが、硬さがすごく不安で。。
よろしくお願い致します。
左下5番、6番のあいだに虫歯が見つかり、治療することになりました。
6番は5番と接している部分に縦に細い黒い二重線が入り、C2とのことでした。
5番は治療したことがなく、6番は銀の大きめのインレーです。
5番は口元に近いですし、6番もぎらぎらが気になっていたので、どちらも白い詰め物にしたいという希望を言ったところ、6番はかなり力がかかるので、ジルコニアインレーがいいと思う、とのことでした。
選択肢としてはセラマージュもあるそうですが、これは割れるの覚悟で、とのことでした。
どちらにすればいいか迷っています。
ジルコニアはすごく硬い素材のようで、これを歯にインレーとして詰めたら、くさびを打ったみたいになって、詰めた歯が根元から割れてしまわないか心配なのですが、そういうことはないのでしょうか?
歯を失うのが一番怖いので、そういう心配がなさそうなセラマージュの方が安全なのかな、とも思ったりします。
先生は保険診療をされていて、腕のいい方だと思います。
先生に伺ったところでは、ジルコニアはクラウンの素材としては使われてきた歴史は長いから、それほど心配することはない、とのお返事でした。
ただ、考え過ぎかもしれませんが、硬さがすごく不安で。。
よろしくお願い致します。
回答1
回答日時:2016-04-09 09:48:13
こんにちは。
迷う選択肢ですね。
インレーとひとことで言っても幅があって、
A 材質に影響を受けないほど範囲が小さい
B インレーか歯が壊れるほど範囲が広い
とイメージしていただくとわかりやすいかと思います。
(実際にははっきり区別出来る訳ではありませんが・・)
もしもAの場合なら、材質そのものの強度はほとんど関係ありませんから、歯質との境目の隙間や段差が出来ない方法で、出来れば汚れが付着しにくい素材で見た目も良い材質・・というのが望まれると思います。
ですので自分の場合ならダイレクトボンディング(レジン充填)を第一選択としますが、それが苦手な先生だとハイカラットの金合金も馴染みが良いと思います。
Bの場合、インレーが簡単に磨り減ったり割れたりしても、あるいは残存歯質が割れたりむし歯になったりしても非常に始末が悪いので、本来は全体をかぶせた方が(=インレーではなくクラウンにした方が)良いです。
レジンでもジルコニアでもセラマージュ(ハイブリッドセラミック)でも、歯科で使う白い材料は全般的に扱いがデリケートになりますので、材質そのものよりも担当医(+技工士)の技量次第で予後がかなり変わりますね。
自費だからといって、差が出にくい保険治療よりも長持ちするとは限りません。
ですのでまず第一に技量の高い(と思われる)主治医を選ぶことと、その次にその先生にとって自信のある方法を選ぶことが失敗を避けるポイントでしょうか。
迷う選択肢ですね。
インレーとひとことで言っても幅があって、
A 材質に影響を受けないほど範囲が小さい
B インレーか歯が壊れるほど範囲が広い
とイメージしていただくとわかりやすいかと思います。
(実際にははっきり区別出来る訳ではありませんが・・)
もしもAの場合なら、材質そのものの強度はほとんど関係ありませんから、歯質との境目の隙間や段差が出来ない方法で、出来れば汚れが付着しにくい素材で見た目も良い材質・・というのが望まれると思います。
ですので自分の場合ならダイレクトボンディング(レジン充填)を第一選択としますが、それが苦手な先生だとハイカラットの金合金も馴染みが良いと思います。
Bの場合、インレーが簡単に磨り減ったり割れたりしても、あるいは残存歯質が割れたりむし歯になったりしても非常に始末が悪いので、本来は全体をかぶせた方が(=インレーではなくクラウンにした方が)良いです。
レジンでもジルコニアでもセラマージュ(ハイブリッドセラミック)でも、歯科で使う白い材料は全般的に扱いがデリケートになりますので、材質そのものよりも担当医(+技工士)の技量次第で予後がかなり変わりますね。
自費だからといって、差が出にくい保険治療よりも長持ちするとは限りません。
ですのでまず第一に技量の高い(と思われる)主治医を選ぶことと、その次にその先生にとって自信のある方法を選ぶことが失敗を避けるポイントでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
ナカナカムラさん
返信日時:2016-04-10 22:01:33
回答2
回答日時:2016-04-11 22:19:03
>ジルコニアインレーを詰めた歯が割れた例とかはないのでしょうか?
ジルコニアインレー自体はあまり見かけないのでよく分かりませんが、ジルコニアに限らず大きめのインレーが入っている歯はよく割れていますよ。
マイクロスコープで拡大しながら注意して見て分かる様なひび割れを含めば相当な割合だと思います。
ただいきなり抜歯が必要なほど完全に根元もまで割れるというケースは少ないように思います。
大きいインレーが入っている場合、くさび効果もありますし、歯の強度を保つ上での重要な部分が削られているというダブルの効果が考えられます。
くさび効果を避けるために、インレーでもクラウンに近い様なアンレーとかオンレーというあいのこ形状も可能ですが、難易度的にはかなり上がります。
ダメ元でハイブリッドセラミック(=物性としてはレジン)にするなら、ダイレクトボンディングの方が接着という点では有利ではあります・・。
ジルコニアインレー自体はあまり見かけないのでよく分かりませんが、ジルコニアに限らず大きめのインレーが入っている歯はよく割れていますよ。
マイクロスコープで拡大しながら注意して見て分かる様なひび割れを含めば相当な割合だと思います。
ただいきなり抜歯が必要なほど完全に根元もまで割れるというケースは少ないように思います。
大きいインレーが入っている場合、くさび効果もありますし、歯の強度を保つ上での重要な部分が削られているというダブルの効果が考えられます。
くさび効果を避けるために、インレーでもクラウンに近い様なアンレーとかオンレーというあいのこ形状も可能ですが、難易度的にはかなり上がります。
ダメ元でハイブリッドセラミック(=物性としてはレジン)にするなら、ダイレクトボンディングの方が接着という点では有利ではあります・・。
タイトル | 左下6番にインレー、セラマージュかジルコニアかで迷う |
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質問者 | ナカナカムラさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 45歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ハイブリッドセラミックインレー セラミックインレー(陶器の詰め物) お勧めの詰め物・インレー |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。