上6番のMB2のための再根管治療とその後の治療方針

相談者: ハナガラさん (43歳:女性)
投稿日時:2016-05-09 00:47:31
30年前に抜髄した上6番歯にフェステルができ、2年前にも再根管治療をしたのですが、またフィステルと痛みが出てきたため、再度治療をしています。

この歯は破折線もあり(マイクロスコープでの画像をみました)、もうダメかと思ったのですが、初めて今回CTを撮ったところ、MB2があり、ちょうどその下あたりに黒い影が映っており、先生曰く、

「確かに破折線らしきものも映っているが、MB2の治療をすることで治る可能性もあるかもしれない」

と言われ、前回の治療で根管を開放していただき、ジスロマックをいただいて帰りました。


先生方にお聞きしたいのは

1、開放したMB2の根管の先と膿の袋が交通し膿が全て根管から排出されると治癒するのでしょうか?
MB2の治療をするとその下の膿がなくなっていくということがどういうことなのか教えていただきたいです。

2、現在、痛みや腫れがひいてきているように思うのですが、これはジスロマックが効いているだけということもあり得るでしょうか?

3、普通、歯根に膿がたまるとフィステルがずっとできると思うですが、この数か月できておらず、フィステルができていた時は歯の痛みがなかったのですが、フィステルができなくなってから痛みが出てきました。
これは膿が外には出すに中に入って溜まっているということでしょうか?
またフィステルは歯茎の外側ではなく内側にできます。


また今後、この再根管治療で治らなかった場合、歯根端切除術を受け(破折線の再検査もそこでしてもらい、その上で可能性があれば施術してもらう。)それもダメな場合は抜歯後、親知らずの移植を考えています。
それも不適合、もしくは失敗したら最終はインプラントにしようと考えています。

歯根端切除術は歯槽骨を横から削るのだと思うのですが、それをすることによって、その後の親知らずの移植やインプラントに不都合がでるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?


分かりずらい長文になってしまいましたが、よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-05-09 07:13:32
1 の前半ですが個人的にはもう何年も根管開放は行っていませんね。
開放していたら治ると回答する回答者はほとんどいないのではないかと思います。

1の後半ですがMB2が未処置であればMB2内に感染物質が存在する可能性が高く、ここを処置してある程度綺麗になれば根尖の病変が良くなる可能性があるという事だと思います。


2 一時的には効いているのかもしれませんね。
ただ抗生物質を飲み続けていれば治るという回答は期待しない方がいいと思います。


3 それは勘違いだと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ハナガラさん
返信日時:2016-05-09 07:51:52
柴田先生、ありがとうございます。

1についてですが、開放と書いたのはMB2の根管をさぐり当て、閉鎖していた根管を開けたということです。
開けっ放しという意味ではありません。
すみません。
誤解を招く書き方でした。


MB2内の感染物質により、その下に膿ができており、感染物質を取り除くと、その膿はMB2から逆噴射のように出てくるのではなく、
(上手く表現できませんが、湧いてくるように膿が出てくるような感じ)歯槽骨の中で自然吸収され治癒に向かうということでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-05-09 13:32:34
>閉鎖していた根管を開けたということです

よかったですね、マイクロ使えてますね。


>MB2内の感染物質により、その下に膿ができており

CTの状態からはそういう可能性が高いと思います。
ただ黒い影があるから必ず膿が溜まっているわけではありません。


>感染物質を取り除くと、その膿はMB2から逆噴射のように出てくる

ことも当然あります。


フィステル歯茎の外側ではなく内側にできます。

これは頬側ではなくて内側=口蓋側でしょうか?
元々6番の歯根端切除術は難しいのですが口蓋側となるとさらに難易度が上がると思います。
体操で言えばE難度→F難度でしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ハナガラさん
返信日時:2016-05-09 13:50:32
柴田先生ありがとうございます。

マイクロスコープを使っていただいています。
ありがたく思っております。

フィステル口蓋側です。
今はできていませんが、触ると逆に小さく凹んでいます。


近心根のMB2で膿がたまり、根管治療で治らなかった場合、歯根端切除をする場合は口蓋側からしかできませんか?近心根を見るならば頬側からと思っていたのですが。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-05-09 18:05:59
CTをみている主治医が判断する事柄だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ハナガラさん
返信日時:2016-05-09 20:55:46
柴田先生様

ありがとうございます。
主治医におまかせしたいと思います。



タイトル 上6番のMB2のための再根管治療とその後の治療方針
質問者 ハナガラさん
地域 非公開
年齢 43歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療の失敗・再治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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