歯根嚢胞。治療中は貼薬で殺菌し続けるから隣在歯への感染はない?

相談者: でっぱのハナシさん (42歳:女性)
投稿日時:2016-06-04 02:25:33
右下7番に、嚢胞ができて、骨が大きく溶けています。

隣の歯へ感染が広がるのを防ぐために抜歯をすすめる先生に対し、根管治療中は歯の中を薬でいっぱいにしてあげる(殺菌しつづける)のだから、感染がひろがるなんてことはない、根管治療でOKとおっしゃる先生がいます。

素人考えでは、この2つは成りたないのです。

仮に成り立つとしたら、根の治療中に、歯の中を薬でいっぱいにしてくれて感染を止めてくれる歯医者さんと、そうでない歯医者さんがいる、ということにもなると思います。

「根の治療中は、薬で歯の中をいっぱいにして殺菌しつづけるのだから、感染がひろがるなんてことはない――
だから (ヒビ割れ等ではなく、)「感染の広がりの心配」を理由に抜歯する必要はない――」


歯科治療として、これは事実なのでしょうか?

事実の場合、感染が拡大しないかどうかは、歯医者さんが使う薬の種類や量次第ということなのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-06-04 02:36:22
こんばんは。

治療方針が割れた原因ですが…
多分知識量の違いのような気がしますが、もしかすると抜歯を勧めてる方の先生は少し特殊な病態をお考えかも知れませんので、場合によっては診断の相違かも知れませんね。

医療の場合、なかなかデジタルに白か黒みたいな判断はつきにくいですし、歯科は更に主治医の技量や経験で治療方針も大きく影響を受けますので、今回のように先生によって方針が割れるというのはよくあります。

今回の場合は多分、まずは抜歯せずに治療することを優先されてもよいのではないかと想像しますが、いずれにしろ担当の先生とは十分にご相談下さいね。

お大事にどうぞ。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: でっぱのハナシさん
返信日時:2016-06-04 04:08:07
遅い時間にも関わらず、返答してくださってありがとうございます。

特殊な病態って、どんなものなのでしょうか。
抜歯の病院では)歯周ポケットは6といっていましたが……

* * *
私がとても理解できず決めかねているのは、抜歯不要の先生の言葉を変換すると、

根管治療中に歯の骨が溶けていく感染が広がるのは、薬で歯の中をいっぱいにしてくれないから」

と単純にとらえられる所なのです。
つまり歯の中を薬でいっぱいにしてくれる治療方針かどうかが、抜歯かどうかの分かれ目――?

どう考えても戸惑うところです。
ですが、抜歯不要だという先生はそうおっしゃるので、根の治療中に、骨が溶ける感染が広がる危険について別の歯医者さんに言われた話をしても、当然その答えしかありません。

正直、わけがわからないのです。
誰でも歯は抜きたくないものですから、可能性にすがりたくなります。

しかしどう考えても、根管治療で歯の中を薬でいっぱいにしてくれる治療方針かどうかが、抜歯かどうかの分かれ目――ってことはないように思えるのですが……
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-06-04 11:20:51
極端な話、

抜歯はいつでもできるのだから、今は頑張って根管治療をする」

または

「抜歯してしまったらもとには戻せないのだから、できるなら根管治療する」

とお考えになられてはいかがでしょうか。


どうせなら、根管治療の得意な先生に診てもらった方が、結果は期待できるような気がします。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-06-04 12:27:03
でっぱのハナシ さんこんにちは

>特殊な病態って、どんなものなのでしょうか。

おそらくですが、根の先の病巣(嚢胞)が大きくなって隣の歯を含むぐらいに大きくなってしまい隣の歯の神経が死んでしまったり感染してしまうことを心配されているのではないでしょうか?


>つまり歯の中を薬でいっぱいにしてくれる治療方針かどうかが、抜歯かどうかの分かれ目――?

いっぱいにするかどうかではなくて、根管内の感染物質や感染歯質を取り除いて根管内を綺麗にすることによって根の先の病気が治っていきます。
本質は、薬をいっぱい詰めるかどうかではなくて根管をきちんと綺麗にできるかどうかなんですね。


歯医者さんが使う薬の種類や量次第ということなのでしょうか?

それで治るのであれば誰でもなおせますよ!!
専門的な知識や技術、経験、それに加えて、現在では、マイクロスコープMTAのような新材料などを使用することによって今まで治せなかったものが治せるようになってきたりしています。

自由診療にはなりますが、歯内療法の専門医などに診ていただくのが一番かと思います。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: でっぱのハナシさん
返信日時:2016-06-04 20:38:21
ご回答ありがとうございます。

今回抱えていた問題は、最終的に根管治療が成功し再発しないかどうかではなく、根管治療を始めることで、感染(骨の溶け)がとまるのか、ということでした。

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そうして……結末
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ご意見を聞いていて、なぜ抜歯で根管治療ではダメなのかを確認するために、抜歯をすすめる歯医者さんへ行ってきました。

そこでさらに、「この歯はどうしようもないと思う」と言われ、その場で抜歯をしました。

渡辺先生がおっしゃられていた、診断や治療方針の違いであり、また特殊な病態などに該当するのかもしれませんが、抜歯をすすめられた歯医者さんは、根の治療の成功の有無は問題にならない(ホントの意味では成功しない)と考えておられたようです。
(実際、膿は膿でも、膿胞ではなかったです)

右下7番から6番に向かって、間の骨が大きく溶け、それが7番の根元に直結しており、その歯間の骨の回復はもう無理としか思えないので、例え今回根元の膿を綺麗にできて炎症をおさえても、たえず根元へ入ってくる汚れがまた炎症を引き起こす、というご意見でした。

今回の治療方針の違いは、根管(歯内)に問題をみるか、歯の側面の骨に問題をみるかであったのかもしれません。
その違う場所についての先生の話に混乱したようです。
ちなみに後者の写真の方が何倍も大きかったです。

今日の診療時、根元が汚れ続ける歯は抜歯が当たり前だと思いました。

今はちょっと、炎症を起こす度に治療したら歯を使い切れたのかと考えたり、リンパの腫れや土台のアヤシさで、それは無理なのかな??とも思ったりしてしまいます。
(抜歯はブルーになります。)

母が奥歯2本をいっぺんに抜く結果になったことが、隣への感染への恐怖を強めていて、今回の抜歯の決断に大きく影響を与えているようです。

何がいいのかホントはわかっていませんが――。

悲しいのはずっと痛みを訴えていた箇所なのに、グラグラになり、それを主張するまで担当の先生が気づいてくれなかったことです。
どうすればこれを防げるのか、本当にわかりません。
左7番も同じ状況で抜歯になってしまったので。
(このときは、自由診療の根の専門医に行き、救えないといわれました)

ご回答、本当にありがとうございました。
とにかく行動しなければなりませんから、大いにその助けになりました。
ありがとうございました。



タイトル 歯根嚢胞。治療中は貼薬で殺菌し続けるから隣在歯への感染はない?
質問者 でっぱのハナシさん
地域 非公開
年齢 42歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
根管治療の治療法
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
根管貼薬
回答者




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