アメリカの歯医者と日本の歯医者、治療の違いについて

相談者: ZILLさん (33歳:男性)
投稿日時:2016-08-27 16:33:50
はじめまして。
27番、13番、7番の治療について先生方にお聞きしたいことがあります。
アメリカと日本の歯医者に相談したのですが、治療内容がまったく違うので、どちらにするべきか迷っているのです。


@27番はクラウンを被せているのですが、歯茎が黒くなってきました

現地の歯医者には、虫歯ができているから、今すぐじゃなくていいけど、抜歯後はインプラントと言われました。

日本人の歯医者には、長持ちはしないと思うけど、インプラントに抵抗があるならCR修復法が可能であるかもしれないと言われました。


A13番は土台の差し歯ですが、クラウンと歯茎の間が浮いていて、その周りが黒くなっています。
 
現地の歯医者には、外してみないと分からないけど、多分だけどインプラントが最善だといわれました。

日本人の歯医者には、虫歯であればそれを除去した上でCR修復法が可能かもしれないと言われました。



B7番が根元から折れました。

現地の歯医者には差し歯は無理だから、インプラントを薦められました。

日本人の歯医者差し歯を薦められました。


このように両者の治療方針はまったく違うので迷っているのですが、インプラントをしなくても治せるかもしれないのにインプラントばかりを薦めてくる現地の歯医者には多少、不審を感じます。
これは国柄によるものでしょうか?

13番のケースですが、CR修復法とは、クラウンを外さなくてもできるのでしょうか? 
いくつかのWEBで調べてみたのですが、確かに私のようなケースでつかわれることもあるようですが、クラウンの着脱が必要かは載っていませんでした。
歯医者に聞けばよかったのですが、聞き忘れてしまいました。


CR修復法はアメくリカではまったく薦られないのですが、アメリカではやっていないのでしょうか?

一度外したクラウンはまた使えるのでしょうか?

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2016-08-27 16:41:33
仰る通りお国柄だと思います。

アメリカでは根管治療は非常に高額で尚且つ100%成功するという物では有りません、それに比べインプラントは90%以上の成功率です。

訴訟大国アメリカでは成功率の高い方を進めるのも仕方がないと思います。


>CR修復法はアメくリカではまったく薦られないのですが、アメリカではやっていないのでしょうか?

やっていると思いますよ。
ZILLさんの症例には合わないと判断しただけだと思いますよ。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-09-01 20:08:25
この前ハーバード大学に行ってきましたがそこでも日本とアメリカの治療の違いに関して大いに話題になっていました。

アメリカでは比較的抜歯してインプラントという治療法を第一選択しとして提示しますが、日本では何とか今ある歯を出来るだけ持たせてあげようと歯科医が努力をしてくれます。

それは公的保険制度の違いが大きいからでしょうという結論になっていました。



日本で安価で割とバラエティーに富んだ治療法を全国どこの歯医者でも受けられるというのは悪くない制度だと思いますが、予防や歯を大事にする習慣が根付かないので結局どちらがいいのか?わかりません。

また保険制度でカバーされない成長期の矯正治療をあえてする人が少なくて後々困るということにつながっていますから、病気になると滅茶苦茶高い治療費を請求されるアメリカのほうが、結局早い段階で理想的なお口の状態にしておくのでよいのかもしれません。


ただ、病気になったときの選択しは限られそうですし、CR治療もかなり高額ですし、あなたが入っている保険会社の保険がどういう治療に対してカバーしてあってどの治療を行ったときに歯科医はどう評価されるのかという厄介な問題もあるみたいですから病気になったときは日本がありがたいんじゃないでしょうか?


>一度外したクラウンはまた使えるのでしょうか?

使わないでしょう。
再度きちんと型取りから行ってもらわないと後々困られるんじゃないですか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ZILLさん
返信日時:2016-09-04 07:13:45
Dr.ふなちゃん,細見先生、ありがとうございました。



タイトル アメリカの歯医者と日本の歯医者、治療の違いについて
質問者 ZILLさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ その他(歯科治療関連)
アメリカ(米国)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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