歯列矯正、コルチコトミーのデメリットは?

相談者: まなミさん (21歳:女性)
投稿日時:2016-11-22 14:15:25
前回の相談から、やはり抜歯しないと難しいとのことで、具体的な例もあげてくださったり、抜歯で矯正したいと決めました。
抜歯3本、最低でも3年はかかるそうです。

できるだけ早く終わらせたいこともあり、コルチコトミーという手術があることをしりました。
矯正器具、できればデーモンかクリッピー、ミニスクリュー、コルチコトミーで考えたいと思っているのですが、コルチコトミの具体的なデメリットはありますか?

また、一部デーモンとコルチコトミの併用は意味がないという先生のページを発見したのですが、(その方は確か、コルチコトミとインプラントでスピード矯正とよんでいました。)セラミック、インプラントにだけは絶対に!!したくないです。


コルチコトミを手術する歯科が少ないのはなぜですか?
やはりデメリットがあるからですか?

また、コルチコトミ、デーモン等を組み合わせる手術をやっていらっしゃる歯科の先生はいらっしゃいますか??


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-11-23 09:13:22
ご相談ありがとうございます。

>コルチコトミの具体的なデメリットはありますか?

手術ですから、当然ながらリスクがあります。
さらに美しさが治療目的ならば、繊細な手術でなければなりません。


>コルチコトミを手術する歯科が少ないのはなぜですか?

矯正歯科医院は、ふつう歯を動かす治療しかしません。

歯を削る治療も、むし歯を予防する治療も、歯周病治療もしません。
当然外科処置は全くしません。
そういう理由が一つです。

さらにコルチコトミーにも亜流が幾つか発生して、本流から改悪されていて結果がよくありません。
それも普及の障害となっています。


>やはりデメリットがあるからですか?

コルチコトミーに限らず、全ての歯科治療にデメリットがあります。
矯正治療も例外ではなく、大きなリスクがあります。

治療を実行するためには、デメリットを上回るメリットがあると結論が出たときです。


コルチコトミーのメリットは、

動かす期間が半分から四分の一に短縮できる可能性があること、
後戻りがとても少ないこと、
そのため矯正治療終了後のリテーナーのために通う期間がとても短いこと、
歯根吸収の心配が殆どないこと、

です。


>また、コルチコトミ、デーモン等を組み合わせる手術をやっていらっしゃる歯科の先生はいらっしゃいますか??

コルチコトミーは矯正治療の効果を高めるための単なる手術ですから、それと同時に矯正治療も組み合わせて治療します。
そうでなければなんの意味もありません。


ただ本当のコルチコトミーができる歯科医院はさらに非常に少ないので、デーモンなど矯正治療方法までご希望を狭く指定されると、ご希望に叶う医院はとても少なくなってしまうでしょう。
よく相談しましょう。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-11-24 09:43:33
まなミさんおはようございます。

抜歯矯正したいと決めたのですね。
しかし、最低でも3年はかかるようで、希望としてはできるだけ早く終わらせたいこともあり、コルチコトミーに興味があるのですね。

コルチコトミーなどの外科矯正のデメリットは、外科をすることによるリスクになりますね。
1度では無く数回処置を行うこともありますので、手術に対する侵襲がデメリットですね。

しかし、外科矯正では、期間が短縮できる可能性が大きいことや後戻りがとても少ないこと、歯根吸収が抑えられることなどがメリットになります。


スピード矯正はコルチコトミー以外にも歯茎を剥離しない方法などがありますが、試行している先生は少ないと思います。

大学での教育機関では無く、海外の先生から学んでいる先生方が行っているから少ないのだと思います。
海外の先生と言ってもスヤ先生が世界で初めてフルマウスで行った方法で1970年代に発表しています。

1人の専門家がこの回答を支持しています  



タイトル 歯列矯正、コルチコトミーのデメリットは?
質問者 まなミさん
地域 奈良
年齢 21歳
性別 女性
職業 大学生・短大生・専門学生
カテゴリ 歯列矯正の治療法
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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