[写真あり] 5歳、過剰歯と永久歯の捻転と矯正について

相談者: ワニさん (38歳:男性)
投稿日時:2016-12-03 13:19:14
初めて投稿いたします。

5歳♀の上の歯についてです。

右3番目が過剰歯ではないかと言われており、左3番目は永久歯ではないかと言われています。
また、左右の1番目永久歯の向きが横を向いているようです。
(はっきりとどちらを向いているとの説明はありませんでした)

現在、近いうちに矯正専門の先生に診察をしていただき過剰歯を抜くのか、1番目はこのままで大丈夫なのか矯正をするのか、するならどのタイミングなのか等のお話を伺うことになっています。



質問させていただきたいのは、左3番目が永久歯であったとしてもこのタイミングで生えるのは早すぎるという内容の説明がありそんなに珍しいもので、それは何か不都合があるのかという事と。

左右1番目の歯が横を向いているとなると、素人的にはどうにもならないような気分になってしまうのですが、この回転具合は良くあることなのか、とても珍しいのか矯正をして治る範疇なのか、

の2点です。


統計的なお話や、一般的なお話で結構です。
事前に予備知識として雰囲気を手にしておきたく投稿いたしました。

お手数をおかけしますがよろしくお願いいたします

画像1画像1


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-12-03 13:45:42
基本的に写真への回答は無診察診断といって医師歯科医師に禁じられています。
ですから回答者も同様です。



以下は全くの私の個人的な意見です。

>左3番目が永久歯であったとしてもこのタイミングで生えるのは早すぎるという

確かに珍しいと思います。
形は永久歯の犬歯に似た形態のように思えます。
エナメル質の質感厚み等は顎骨の中にある右上の犬歯と思しき歯牙と同様に思えます。

個人的な結論としては永久歯の犬歯である可能性が高いと思います。


>それは何か不都合があるのかという事

サイズ的にチャンと並んでいれば矯正学的には問題は少ないように思います。
あともともと虫歯になりにくいのですが早く生えればその危険性が少しだけ高くなると思います。


>左右1番目の歯が横を向いているとなると、素人的にはどうにもならないような気分になってしまうのですがこの回転具合は良くあることなのか、とても珍しいのか矯正をして治る範疇なのか。

となりの側切歯より低い(上方)にあるのは気になります。
今後の動向を見てCTを撮影して開窓後顎骨を削って永久歯の牽引が必要になることもありそうだと思います。

回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-12-03 16:07:12
御心配が数々なのはわかります。
しかしながら、永久歯の大半は顎骨の中に入っていて、まだまだ生育途中です。

そのような時点で永久歯に働きかけるのは、物理的にも不可能ですし、生物学的にも不可能なことは、お分かりいただけると思います。


それから深いところにある過剰歯(あったとして)についても、抜去が望ましいのでしょうが、いかんせん周囲の生育中の永久歯を傷つけることなく行うのは無理としたものです。
したがって今のところは、成長を見守りながら、過程の中で何らかの問題が出たら、その時点々で最適な方法を選んで対処していくしかありません。

歯根完成は歯種によって異なりますから、ある程度成長したら、最終的な処置を選んで行っていくしかありません。
そのためには、ある程度しっかり見続けてもらえる歯科医選びが大事なことかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ワニさん
返信日時:2016-12-04 00:06:27
柴田先生
ご意見を頂きまして有難うございました。
また、無診察診断の御教示も有難うございます。

左上3番が早いのは珍しい事、その不都合点について。
また、永久歯の牽引という言葉を使用していただいた事で自分で調べていただけでは知り得なかった埋没歯などの情報にもたどり着く事ができ、矯正専門医の説明にも聞き慣れない単語にアタフタせず挑めそうです。

差し支えなければ、90度横向きの歯を正面に向ける矯正はかなり大変な作業(時間も金額も含め)になるのかもお教えいただければ幸いです
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-12-04 02:21:01
歯牙歯根部と歯冠部に分かれます。
歯牙が生えてくるためには歯冠部が完成した後、歯根のおおよそ1/3程度前後ができてこないと生えてこないと思います。
歯冠部だけができただけで口腔内に生えてきたら簡単に抜けてしまうからだと思います。


個人的にはまだまだ歯根はできてきてきないと思います。
また先行する乳歯の歯根も吸収されているようではないのでまだまだ永久歯が生えて来ようとする時期にはないような気がします。

とすると今後歯根の発育により位置が変わる可能性があると思います。
開窓しての牽引は時期をみてなので今後の位置移動により難易度は変わると思います。

先ずは牽引をして口腔内に生えてこさせられれば後は普通の矯正で対応できるのでないかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ワニさん
返信日時:2016-12-06 00:02:33
松山先生
ご意見いただきましてありがとうございます。


>そのような時点で永久歯に働きかけるのは、物理的にも不可能ですし、生物学的にも不可能なことは、お分かりいただけると思います。

これは「矯正を行うことはあまり適切ではないのではないか」というとらえ方でよろしいでしょうか。


>過程の中で何らかの問題が出たら、その時点々で最適な方法を選んで対処していく

はい。
問題が出てからでは遅い!もっと早く対処しておけば!
とならないように、その問題が出るのか(出そうなのか)、出ないで済むのかなどのお話を伺って来ようと思っております。
回答 回答4
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-12-06 09:36:13
>問題が出てからでは遅い!もっと早く対処しておけば!

まだその時期ではないということと、そのためには”ある程度しっかり見続けてもらえる歯科医選びが”ということになります。


>左3番目は永久歯ではないかと言われています。

これは、レントゲンを見ないで、言えることですが(無診察と診断にかからない)、5歳ではありえないことです。
そのほかにも書けることはあるのですが、いかんせん法律にひっかることになります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ワニさん
返信日時:2016-12-06 15:53:51
松山先生

度々のご回答ありがとうございます。

>まだその時期ではないということと、そのためには”ある程度しっかり見続けてもらえる歯科医選びが”ということになります。

時期ではないというご意見ありがとうございます。
慌てずに経過を観察していきたいと思います。
回答 回答5
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2016-12-06 16:05:15
ワニさん、こんにちは。

定期的に歯科医の診察を受け、必要な時にレントゲンを撮影し、適切な時期に矯正治療によって治療介入したほうがいいかもしれません。


左上3番が乳歯でも永久歯でも、後継歯がないのであれば、なるべく長期に残す必要があるように思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ワニさん
返信日時:2016-12-06 16:07:05
柴田先生

お忙しい中、度々の回答ありがとうございます。

歯牙歯根歯冠の話、ご高察の流れ、大変分かりやすく飲み込めました。


両1番の永久歯の歯根はできてきてきない?
乳歯の歯根も吸収されていない?
→となると永久歯が生えて来る時期ではない?
→ならば、今後永久歯の歯根の発育により位置が変わる可能性がある?

話の流れのイメージがつきましたので、少し心の余裕をもって専門医の話を伺える気がしてまいりました。
ありがとうございました。

近日中に矯正専門医の話の内容をご報告させていただき解決済みとさせていただきたいと思います。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ワニさん
返信日時:2016-12-06 16:14:29
伊藤先生

お目に留めていただきありがとうございます

>定期的に歯科医の診察を受け、必要な時にレントゲンを撮影し、適切な時期に矯正治療によって治療介入したほうがいいかもしれません。

差し支えなければ、この「必要な時」というものにどのような場合が考えられるかをお教えいただけますでしょうか。



>後継歯がないのであれば、なるべく長期に残す必要があるように思います。

永久歯であれば長期に残す必要性はイメージができるのですが、乳歯の場合でも長期に残してゆく必要があるのはどのような目的からなのでしょうか

お手数をおかけしますが、ご回答の程よろしくお願いいたします
回答 回答6
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-12-07 14:26:20
先天性欠如と言い、乳歯でも永久歯でも欠損(生えてこないこと)が生じる場合があるのですが、永久歯に先天性欠如が生じることが、予想されている場合には、先行しているその部の乳歯は、歯列の乱れを
生じないように、大切にしておくことが必要です、の意味です。

パノラマレントゲンを見てしまうことにより、前回答通り、制約がある上での回答になります。
したがって、これ以上には回答いたしかねます。


どうしても、疑念を晴らしたければ、ワンランク上の矯正科などで、診てもらうほうが良いと思います。
質問の内容からして問題(診断)面があり、船頭多くしての類になっています。




タイトル [写真あり] 5歳、過剰歯と永久歯の捻転と矯正について
質問者 ワニさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯の生えかわり(生え変わり)
その他(写真あり)
歯の数が多い(過剰歯)
歯の数が足りない(先天欠損)
歯の生え方、生える位置(乳歯・永久歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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