神経治療中の細菌感染による全身疾患について

相談者: 心配性.さん (40歳:女性)
投稿日時:2016-12-27 20:32:50
先生方初めまして。

2ヶ月ほど前から左下7番の根幹治療のため2週間おきに通院しております。

歯科衛生士さんに、白い仮の被せ物と綿を取ったもらった後、先生に診察していただくまで5分から10分程待ちます。

待ち時間の間は普通に口を閉じているのですが、唾液など入っても大丈夫なのでしょうか?

リーマーでカリカリしたあと液体を流し込み(消毒?)綿を詰め被せ物をするまで先生1人なので、バキュームも使っていません(液体を流し込む間のみバキューム使用) 



本題ですが、唾液が入ってしまい細菌感染してしまった場合について質問させて頂きます。

・細菌感染による関節炎などはあり得るでしょうか。

・神経を殺す薬を長期間入れてることによって自己免疫疾患などを誘発する事はあり得るでしょうか。


最近、両膝、手の指に痛みや違和感を感じます。
整形外科受診予定ですが、根幹治療中の細菌感染による影響はないのか気にりましたので質問させて頂きました。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-12-28 02:14:04
はじめまして。

正式にはラバーダム防湿というのを行うべきですね。
ただ諸々の事情でされないことが多いとは思います。

一般的にはこの細菌感染で起こる問題は根管治療の失敗→数年後の痛みや膿ぐらいで、膝や手指の痛みと関連付けた証明をするのは難しそうです。



ただ稀に、口腔内に使用される材料(金属やその他の材料 金属が問題になることが多いですが可能性としてはあらゆるものが・・)で、主にはアトピーや湿疹のような皮膚疾患更、非常に稀に乾癬や潰瘍性大腸炎、リウマチ等のいわゆる軟治性自己免疫疾患が引き起こされていたのではないかと確認できるケース(つまり、口腔内の金属等を外すことでその疾患が完治したケース)もあることはあるそうです。

歯科で金属を削った後とか、他の材料を削った後にその気になる症状が数日間悪化する感じがあれば関連性をかなり疑えるそうですが、こういった情報自体が医科でも歯科でもまだ一般的ではないように思いますので、確定診断は難しいかも知れません。

基本的には細菌感染もそれはそれで問題なのですが全身の症状についてはアレルギーの方を疑ってみて、歯科の先生と皮膚科の先生ぐらいで相談をしてみると良いかも知れませんね。

全然違う原因かも知れませんがとにかく違和感がなくなればいいですね、お大事にどうぞ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 心配性.さん
返信日時:2016-12-28 22:18:31
渡辺先生ありがとうございます。


細菌感染や神経を殺す薬を長期間入れる事でリウマチのような症状が出てしまったのではないかと心配してしまいました。

薬はどのような種類を使っているのか分からないのですが(痛みが2週間続いたことを話したら、強い薬使ったとお話されましたが)、他の方の質問(神経治療薬の胎児への影響など)の回答を拝見すると、薬も関係なさそうですね。(検索不足ですみませんでした)


細菌感染で顎の骨が溶けてたらどうしようなど、色々考えすぎてしまっていたので、細菌感染による影響が数年後の痛みや膿とわかり、とても安心しました。

お忙しい中ご回答して頂きありがとうございました。



タイトル 神経治療中の細菌感染による全身疾患について
質問者 心配性.さん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療に関するトラブル
歯科と全身疾患その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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