右上7番、根尖性歯周炎の診断と治療について

相談者: さんさんさんさん (35歳:女性)
投稿日時:2017-01-12 23:18:20
神経を抜いた歯の根から膿がでました。
膿を取り除き、経過を見ているところです。

その後、別院で見てもらったときに根尖性歯周炎と診断されました。

>質問1

別院ではレントゲンも撮らず、歯を確認しただけなのですが、どうしてそのようなことがわかるのですか?

>質問2

根尖性歯周炎を治療しても再発するなど悪くなる可能性が高いと聞きますが、それでも自分の歯を残して治療したほうがいいのですか?

ちなみに現状、被せ物ははずしており、膿を取り除く際に3箇所穴を開けたと聞いています。
見たかんじでは歯の厚みはほぼありません。

質問3>

馬鹿な質問と思われるかもしれませんが、今痛みはなく、歯はほぼありませんが、食べるのも支障がありません。
このままの状態で過ごすとよくないのですか?

膿を取り除き、薬剤を入れ、綿をつめて白いセメントのようなもので蓋をしてあります。

右上7番の歯になります。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-01-13 09:24:57
さんさんさんさん、こんにちは。

>質問1

例えば、前の歯医者さんで明らかに神経に達するであろう状態まで歯を削られているだとか、神経の治療の時によく使う材料を使っているとか、問診で既に神経の治療を行った旨が分かるか・・・とかですかね?
確定的にするためにはレントゲンは撮った方がいいとは思いますが。


>質問2

考え方にも寄るかと思いますが・・・。
抜歯って、別にいつでも出来るんです。

そして別にインプラントブリッジにしたからと言って、一生トラブルなしで過ごすことなど非常に難しいです。
なので、なるべくであれば抜歯という次のステージに行くのはなるべく後にした方が後々有利であることが多いですね。


>質問3

そのままで放置するとほぼ確実に再発し、ひどい場合はそのまま抜歯となってしまうかと思います。
なので、神経の治療を始めたのであれば、最終的な被せ物が入るまではしっかりと治療を行っていった方がご自身の為かと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さんさんさんさん
返信日時:2017-01-13 16:33:49
三木先生、お忙しいところ質問に答えてくださり、ありがとうございます。

インプラントもリスクがあるのですね。

再発したくなければインプラントと言う説明だったので、デメリットは金額の問題だけと思っていました。
抜歯せずに治療をするという思いが固まりました。
ありがとうございます。



質問1の膿の原因の判断で
追加質問させてください。

前回の質問のときに書きそびれたのですが、すこし歯槽膿漏になっています。
歯槽膿漏の膿と根尖性歯周炎の膿の違いを教えてください。

また再、根管治療をするにあたり助言があればご指導をお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-01-13 19:19:40
歯槽膿漏の膿と根尖性歯周炎の膿の違いを教えてください。

歯周病の場合は原因が歯周病なので、歯周ポケットから排膿してくることが多いです。
根尖性歯周炎の場合は歯の根の先辺りから排膿してきます。

ちなみに、歯内歯周病変と言って、根尖性歯周炎の排膿路(膿の出る道)が歯周ポケットと交通してしまう場合もあります。


>また再、根管治療をするにあたり助言があればご指導をお願いします。

先生の考え方などもありますので、直接治療される先生に注意事項などをお聞きした方が良いかと思いますが・・・

一般的に、ですと

@治療中の歯に刺激を与えたりしないで安静にする。
A仮の詰め物が取れたらすぐに連絡する。
B治療途中で止めない。

などですかね?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さんさんさんさん
返信日時:2017-01-13 23:35:01
三木先生、ありがとうございます。

歯槽膿漏の膿と根尖性歯周炎の膿の違い、とてもよくわかりました!

前院で、(膿を取っていただいた医院)でなぜ膿がでたか説明がなかったので電話で確認したところ、歯槽膿漏の膿と説明され、別院で根尖性歯周炎の膿と判断されたので不思議に思っていました。

今後治療をお願いする医院を現在なやんでおりますが、治療は途中でやめないように肝に命じて、歯を大切にしようと思います。

ご丁寧かつ迅速な返答ありがとうございました。



タイトル 右上7番、根尖性歯周炎の診断と治療について
質問者 さんさんさんさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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