親知らず移植後、低いため噛み合わず顎が鳴るようになった

相談者：タカgmoさん (22歳：男性)

投稿日時：2017-01-31 18:33:50

歯の治療についてなんですが
下の歯の親知らずの一つ手前の根に根尖病巣ができ、そこの歯を抜歯し上の親知らずを移植しました。
移植した歯は低いためうまく噛み合わず顎がなるようになりました。

先生にそのことを話すと3か月経つまでは移植した歯の土台となる骨ができるまでは調整できないと言われました。

顎がよくなるので我慢できず2か月してまた行ったのですが来月レントゲンで確認してからと言われました。
状況によってはもっと先とも言っていました。

来月まで顎が鳴るのを我慢してでも、待つのが最善なんでしょうか？

回答1

歯科医師の松山です。

回答日時：2017-02-01 18:45:01

自ら　”移植した歯は低いため”　と書かれているように、親知らずを大臼歯部に移植しても、大きさの違いがあるために（親知らずは小さいですから）私の意見は、第一大臼歯部にせよ、第二大臼歯部にせよ、あまり役立たないというものです。

移植！という魅力的な治療法に見えても、移植自体はそう難しいことではなく実際には、（俗な言い方で申し訳ないのですが）移植してナンボのものなのです。

”うまく噛み合わず顎がなるようになりました。”は、最後臼歯の高さが不足するために下顎が偏移して、顎関節に負担が掛かるようになったためと思われます。
これを良いほうに導くためには、移植した歯がうまく生着したのちに、調整ではなくて冠を被せるようなことでもしない限り（高めにする、実際は元の高さ）、回復は難しいと思います。
しかしながら、永続的に、しっかり機能し続けてくれるかになると疑問なのです。

横道にそれますが、こでの回答での私が、下顎第二大臼歯欠損では、インプラントを勧めるのはこのような理由があるからです。

タイトル	親知らず移植後、低いため噛み合わず顎が鳴るようになった
質問者	タカgmoさん
地域	非公開
年齢	22歳
性別	男性
職業	非公開
カテゴリ	親知らずの移植
回答者	松山　哲朗先生

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