後戻りが気になっている、50歳からの歯列矯正についてアドバイスを!

相談者: 忘れな草さん (50歳:女性)
投稿日時:2017-04-12 23:14:10
若い頃の矯正の後戻りが気になり、二度めの矯正を考えています。

精密検査の結果、矯正は可能と判断されました。
しかし、若い頃と違い、歯茎の弾力性がないため、歯列自体はきれいになっても、歯の付け根の部分に隙間ができてしまうと言われた点が気になっています。

当方、人前でマイクを持って話すことの多い仕事をしているので、それが矯正を思い立った理由でもあるのですが、歯と歯の間に隙間ができることによって、息が漏れて発音に支障をきたさないかが心配です。
(歯を削って審美的に隙間を埋めることは選択肢にありません。)


かみ合わせをよくすることは残りの人生の健康のためによいことだと言われますが、逆に中年になって矯正をすることは、自分の歯や歯茎の寿命を短くしたり、話づらくなったり、するのでは?、という懸念もあります。

矯正歯科では、矯正の長所を強調するので、総合的な観点から、中年の矯正についてアドバイスをいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-04-12 23:22:47
こんばんは。

年齢から考えると個人的には思いとどまるよう説得すると思います、矯正する以前に解決すべき多くの問題をお口の中に抱えているような気がいたします。

残りの人生を矯正治療にかけるのはいくら何でもやりすぎではないでしょうか。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-04-13 13:28:23
こんにちは。

50歳で初めて矯正治療を単独でしますという場合は程度が酷い場合はやめておいたほうがよいですよといいますが、若い頃に矯正治療を行っていて軽度の後戻りが前歯の見た目の問題を引き起こしている程度の場合はよくされていると思います。

精密検査で大きな問題がないとされたのはそういうことだと思います。


ただ、歯科医からも説明があったように歯茎の繊維の伸びがほとんどありませんから、IPRなどの歯を細くする形態修正を併用することなく行う矯正治療の場合は、ブラックトライアングルが発生して新たな審美的な悩みを生じたり場合によっては一時的に発声に問題を感じるようになる場合があると思います。

少しの修正でよい場合でもブラックトライアングルが生じないように治療計画を立ててもらうことが出来るかどうかお尋ねになっておくとよいと思います。



かみ合わせをよくすることは残りの人生の健康のためによいことだと言われますが、逆に中年になって矯正をすることは、自分の歯や歯茎の寿命を短くしたり、話づらくなったり、するのでは?

本当にかみ合わせに問題があるのでしょうか?
今のあなたに適合するように噛みあわせが変化してきている場合がほとんどだと思います。

つまり問題なく左右均等にお食事が可能で機能的には問題がないという場合が多いと思います(2度目の矯正治療の場合)。
前歯の審美的な問題だけで悩まれているのであればIPRを併用して部分矯正を行ってもらうほうがよい場合もあるでしょうが、実際に診断した先生はどういわれているのでしょうか?
かみ合わせに大きな問題があるのでしょうか?


また、歯を失って大きなお口の変化を伴う義歯を必要とされる方でも会話は必ず慣れます。
ですから会話についてはさほど問題になることはないでしょう。

ただ、ご職業柄一般の方以上に心配であればお口の状態をあまり変えないほうがストレスはなく努力も不要でよいように思いますが、矯正治療は少しずつ変化させる治療法ですからプロの方ならばちゃんと努力され聞き取りやすい発声が出来るようにされるのではないかとお想像します。


矯正治療を行う場合、歯が歯槽部の一番安定した位置にある場合がまず最初でしょうから、それを審美的な面から大きく動かすという場合、骨がどれだけついてきて新たに出来上がってくれるか?についてしっかり考えたほうがよい場合が多々あります。

本当にかみ合わせに大きな問題があり不正咬合を放置しておくほうが歯列の安定にとってマイナスに働いているのであれば矯正治療を併用するのはよい結果につながるでしょうが、そうでない場合(例えば見た目を大きく変えたいなど)細胞の代謝が悪くなっていて適応力も低下しつつあるならば逆に歯茎が下がってしまい様々な悩みやトラブルを引き起こしてしまう場合もあるでしょう。

矯正治療だけで何とかしようとしても無理になってきている場合もありますからよく診断してもらうとよいでしょう。


ちなみに私は今年52歳になりますがいつか再矯正をしたいと考えています。
リスクはありますが理解と納得があればトラブルになることはないでしょう。

50代以降はインビザラインを選択される人がアメリカではほとんどだそうです。
1度は矯正治療を行ったことがある人が多いという点と審美的な問題解決のために再矯正と補綴や修復のための術前矯正として選択されることが多いので需要が多いということでした。

日本ではまだブラケット矯正のほうが主流かもしれません。
(インビザラインは慣れるまで発声が難しいと感じると思います)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 忘れな草さん
返信日時:2017-04-13 14:26:30
お二人の貴重なご意見、ありがとうございます。

同世代の船橋先生も再矯正を考えていらっしゃると聞いて、少し心強くなりました。
夫をはじめ一般の人に話すと、

「いい年齢になって、何を望んでいるの?」

と言われてしまいますので。
私もかつて矯正していなかったら、まあ、この程度はいいか、と気にならなかったのかもしれません。

10年くらい前から、後戻りの進行が気になり始め、このままどんどん崩れていったらどうなるのだろう、と心配になった次第です。


かみ合わせについて自覚するような不都合はないのですが、前歯歯並びがずれてきた原因は奥歯のずれから生じているので、部分矯正ではなく、全体の矯正が必要との診断でした。
歯周病等、その他の問題は今のところないそうです。)


ブラック・トライアングルを目だたなくするためにIPRの併用も提案されました。が、またここで「エナメル質なら削っても大丈夫」とは言われても、健康な歯を削ることに抵抗を感じています。

ブラック・トライングルができても、慣れればきちんと発音できる、と伺って、少し安心いたしました。
笑った時に歯茎が見えるタイプではないので、隙間があってもよいかな、とも考えます。



確認のため質問させていただきたいのですが、50代からの矯正は、「矯正によって、歯茎が下がってしまうことは通常、避けられない」と考えておくべきでしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-04-13 17:59:55
たちの悪い歯医者に当たらないよう祈っています。

回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-04-14 11:39:47
>50代からの矯正は、「矯正によって、歯茎が下がってしまうことは通常、避けられない」と考えておくべきでしょうか?

そうですね。

現状が歯槽から大きく外れているならば歯槽に歯を引き戻す治療になりますからさほど問題ない場合が多いと思いますが、基本的にどこかにはひずみを生じさせなければ歯が入りきらないので歯の位置の乱れがあるわけですから、それをIPRなしに行うと多くの場合歯茎下がりが生じると思います。

それがどの歯のどこに?かは、設計の時に歯科医によく考えてもらうとよいでしょう。
場合によっては圧下すればそういう問題はおきにくいでしょうが根の先の吸収(大なり小なり矯正とはセットで起こります)で代償される可能性もありそうです。


IPRは成人矯正ではよく併用されていますからさほど神経質になられなくてもよいのではないかと個人的には思います。
リスクが低くて仕上がりがよければそっちのほうがよいかもしれません。
しっかりした治療計画を立ててもらうことがとても大切です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 忘れな草さん
返信日時:2017-04-14 11:57:00
再度の回答をどうもありがとうございます。

IPRが歯茎の問題の対処法にもなる、という視点は全く考えていないことでした。
担当の先生にどういう点を質問すればよいかも、大分整理されてきました。

ありがとうございます。



タイトル 後戻りが気になっている、50歳からの歯列矯正についてアドバイスを!
質問者 忘れな草さん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
矯正後の歯の後戻り
マウスピース矯正
回答者




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