奥歯の虫歯治療は銀歯が最善の方法なのでしょうか?

相談者: ばっしー!さん (23歳:男性)
投稿日時:2017-07-04 16:48:29
ご覧になっていただきありがとうございます。

現在虫歯の治療法について質問したいのですが、現在上下左右6.7番の歯にC1〜C2状態の虫歯があります。
1番ひどいのが左下だそうですが、神経までいっていたりはしていないらしいです。
痛みはまだありません。


ここで3つご質問よろしいでしょうか?


1〕銀歯にすることを提案されたのですが、これが最善の方法なのでしょうか?
レジンとかは奥歯だと弱いからダメなのですか?

またセラミックになると一本3〜4万円くらいするらしいのですが、もう少し安くて間に合う代用品などはないのでしょうか?
銀歯に少し抵抗があり、質問させていただきました。


2〕銀歯は他の方法に対して強度はもちろんだと思いますが、侵襲性や再発の面から関して、再治療となったときの対処の仕方のしやすさなどから考慮すると、どうなのでしょうか?

よく銀歯にしても虫歯は下で繁殖してしまうなどを耳にいたしましたため、いまいち踏み切れません。


3〕二ヶ月後から、長時間の飛行機に乗ったり、標高の高いボリビアやペルー(3000〜4000m級)のところに行く予定があるのですが、銀歯や詰め物親知らず抜歯などをすることで、航空性歯痛や類似した症状になったりしないか心配です、その点をおききしたいです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-07-04 18:00:48
実際に拝見していないので何とも言えませんが…

>1〕銀歯にすることを提案されたのですが、これが最善の方法なのでしょうか?
レジンとかは奥歯だと弱いからダメなのですか?

虫歯の形態(面積、深さ)によって異なります。
レジンの得意な先生であればレジンでも大丈夫なこともあります。


>またセラミックになると一本3〜4万円くらいするらしいのですが、もう少し安くて間に合う代用品などはないのでしょうか?

セラミックスで4万円なら十分安いと思います。
ハイブリッドセラミックスだともう少し安いところもありますが、安いなりです。
(個人的にはハイブリッドセラミックスは5年くらいの使用をめどに考えます)


>侵襲性や再発の面から関して、再治療となったときの対処の仕方のしやすさなどから考慮すると、どうなのでしょうか?
>よく銀歯にしても虫歯は下で繁殖してしまうなどを耳にいたしましたため

これは「銀歯だから」ではないと思います。
要は「上手な先生」であれば銀歯でも二次う蝕にはならないと思います。

または自費で手間と時間をかけてレジンコーティングのようなことをすれば「僕のような普通の歯科医」でも二次う蝕をゼロにすることは可能だと思います。


>3〕航空性歯痛や類似した症状になったりしないか心配です

現在の旅客機は与圧が効いているので多くの場合、問題にはならないと思います。
(きちんと治療ができてるという前提ですが)

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ばっしー!さん
返信日時:2017-07-04 21:18:37
櫻井先生、ありがとうございます。

レジンコーティングとは、どのくらいの期間と費用がかかるのでしょうか??
先生の医院ではどのくらいの予算と時間でできますでしょうか、可能であればお答えよろしくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-07-05 09:27:18
レジンコーティングとは、どのくらいの期間と費用がかかるのでしょうか??
>先生の医院ではどのくらいの予算と時間でできますでしょうか

レジンコーティングは1回で行います。
インレーのセットも含めて2回ですね。

費用的にはインレー代も含めてざっくり10万円くらいですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ばっしー!さん
返信日時:2017-07-05 15:08:22
お返事ありがとうございます。
10万と言う値段は歯一つにつきということでしょうか??
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-07-05 17:44:39
そうですね。

回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-07-05 18:02:53
レジンコーティングというのは、虫歯にならないように歯面を綺麗な状態にした後、接着性の高い樹脂素材で象牙細管を塞いでしまうことだと思います。
つまりは虫歯治療の下地つくりのステップです。

その後、修復作業に入ると思いますが(穴が開いているのですからその穴を機能的形態に塞いでおく必要がありますよね)、それをどの素材で行うと予後がよいか?については、医院ごとの治療成績が異なるでしょうから、医院の勧める方法で行ってもらうのがよいということになります。

その医院が信頼できる医院なのか?については、ご自身の勘に頼るしかないということでご本人の選択責任が生じるでしょう。

インレーで治療を行ってもらって予後が悪いならば、ご自身が歯科医院を選ぶ目がなかったということになるでしょうし、樹脂で治療をおこなっておいてもらって期待するほどの治療経過が得られなかったというならば、ご自身の歯医者選びの目がなかったということになるという感じでしょう。

1本の歯について投資をしておくほうが、長い年月安心だとお考えになるに至れば投資を惜しまれずされておくとよいでしょう。
治療成績に自身があるので、高い治療費でも患者さんが来るという場合があるでしょう。


例えばレジン充填治療の上手い先生の治療は、1本10万円近かったりします。
材料費ではなく技術料が高いわけです。

技術が低いとどんな治療を受けても予後は不安です。
ですから技術に治療費評価がないとおかしいのですが、日本は保険制度ではそういうことが評価されませんので、それを基本に考えて自費治療の価格が設定されていれば、技術は一緒だけど材料が違うからその分高くしておくという、割と安い自費治療が可能だったりします。

歯科選びは難しいですよね。
治療の成否で治療費がきまるわけではないので。

とりあえず出来る範囲で虫歯治療を終えてもらっておくと、海外で困られる可能性が低くなるでしょう。(海外の旅行保険は歯科治療がカバーされていないことがほとんどでしょう)

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ばっしー!さん
返信日時:2017-07-06 00:30:20
両先生方、ありがとうございました。

費用の面、医院選びの面、しっかり自分で考えて自分にとっての最善を選びたいと思います。
早急なお返事ありがとうございました。



タイトル 奥歯の虫歯治療は銀歯が最善の方法なのでしょうか?
質問者 ばっしー!さん
地域 千葉
年齢 23歳
性別 男性
職業 大学生・短大生・専門学生
カテゴリ 虫歯治療
お勧めの詰め物・インレー
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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