CAD/CAMクラウン。保険適用と保険外、どちらを選択すべきか?

相談者: surf45さん (43歳:男性)
投稿日時:2017-07-20 22:43:45
先日類似の質問をしたのですが再度失礼します

現在5番の歯をセラミックにしようと考えております

調べたところすべての歯医者ではありませんが、数年前より4番、5番の歯はCAD/CAM装置での形成によるハイブリッドセラミック保険内で治療できるようになったとありました

それまでは保険外自費で上記のハイブリッドセラミックは提供されておりました
相場は4〜5万とのことです

現在でも上記のような保険内の医院はまだ少なくほとんどの医院は保険外で同じようにCAD/CAM装置を使用してハイブリッドセラミックを形成したもので治療しているようようです

それぞれの医院での治療方針等により保険内、保険外にしていると思うのですが

保険内、保険外どちらも選択できるとした場合

保険内でのCADCAM冠の材質、見た目、強度等と保険外でのCADCAM冠のそれとそこまでの違いはないので経済的な面から考えても保険内での治療で問題ないか?

それとも保険内でのハイブリッドセラミックCADCAM管による治療はあまりおすすめではなく、保険外と保険内では材質や見た目、強度にかなりの差があり、どちらか選べるのなら確実の自費での治療を選ぶべきか?

ご意見ご指導いただけると助かります
よろしくお願いいたします


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-07-20 23:04:17
材料の差よりも歯科医の腕の差、技工士の腕の差の方が大きいように思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-07-21 09:37:56
ハイブリッドセラミック保険保険外両方取り扱っているケースは非常にまれだと思いますが(ハイブリッドを保険にするなら保険外はセラミックだと思いますので)、もし両方取り扱っているとすれば自費の方が期待できる可能性は高いと思います。

ただ実際には保険保険外というよりも、柴田先生が書かれているように歯科医の腕の差、技工士の腕の差の方が遥かに大きく影響すると思います。

良い治療を行うためには何よりも十分な時間が必要ですので、料金だけで判断するのは適切ではありませんが、ある程度相場より高くてその分時間をしっかりと確保してくれるような医院が個人的には期待できる可能性が高いと思います。

回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-07-21 09:57:52
素材だけの問題とすれば、保険適用のCAD/CAM冠素材はハイブリッドレジンです。
つまりセラミックの細粒が混和された樹脂で強化プラスチックという感じのものです。

ですからグレードとしては低いし、生体親和性も永久性も低い素材ということになります。

自費のセラミックの場合、樹脂が使用されないものが主体になっているかもしれません。

ハイブリッドレジンをハイブリッドセラミックともいいますし、セラミックの分類に入れてしまう医院もあります。

言葉を使い分けている場合が多いので実際に使用してもらう素材にこだわりをお持ちでしたら歯科医院に直接お問い合わせいただくほうがよいかもしれませんね。

金属を使用しないという点では保険適用のハイブリッドレジン(ハイブリッドセラミック)も保険適用外のセラミック(二ケイ酸リチウム系やジルコニアなど)もどちらも金属は使用しないということになるので、金属アレルギーの方には一部でも保険適用され保険適用の基準を満たしている施設登録により保険適用されたことは朗報だと思います。

施設維持に高額な費用が必要な都市部(首都圏)では、施設登録をしていない医院割合が高いというのが興味深い傾向だと思いますが、保険治療にすると自費のものとの差についての説明時間も取られるでしょうから経営上厳しくなり致し方ないのかな?という個人的な印象を持っています。

歯科でCAD/CAMを利用して冠を製作することを普及するためにメーカーがかなり努力して保険適用にしてもらったのだと思います。
保険適用のものと自費のものは素材選択の自由度がまったく異なりますので、おかかりの歯科医院に直接お尋ねになるのがよいでしょう。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2017-07-21 09:58:38
surf45  さんこんにちは

>それまでは保険外自費で上記のハイブリッドセラミックは提供されておりました相場は4〜5万とのことです

もし、ある医院さんで ハイブリッドセラミックCADCAM冠 が保険と自費であったとします。
4〜5万の自費とその何分の1かの保険のものを同じクオリティーでやっていたら当然赤字になりますよね。

そうなると、どこかで経費を抑えるなどの経営努力をしないといけません。
田尾先生もおしゃっていますが、経費を抑える方法が治療時間だったり、技工料金だったりとするはずですよね。

その結果、クオリティーに差が出てくるはずです。



>保険外と保険内では材質や見た目、強度にかなりの差があり

確かに、そういったいわゆるスペック的なものも大事ですが、歯科治療は、工業製品を売っているわけではなく技術料がその多くを占めているのでその辺を考慮しながら治療方法を選択されるのが良いと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: surf45さん
返信日時:2017-07-21 19:25:01
皆さま大変参考になるご回答ありがとうございました

やはり当然と言えば当然ですが、保険内と保険外ではさまざまな差がつきますね

できれば保険外でセラミックを入れたいのですが、経済的な面だと保険内なのかな、と悩んでしまいます

ご教授いただいた意見を参考にさせていただき検討したいと思います
ありがとうございました



タイトル CAD/CAMクラウン。保険適用と保険外、どちらを選択すべきか?
質問者 surf45さん
地域 非公開
年齢 43歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ ハイブリッドセラミッククラウン
オールセラミック(陶器の被せ物)
その他(保険と保険外)
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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