14歳、左右下第二小臼歯欠損の場合の歯列矯正について

相談者: Applecafeさん (14歳:男性)
投稿日時:2017-07-19 01:00:29
14歳(中2)男子の母です。

下顎の第二小臼歯(左右共)欠損歯です。
まだ乳歯が残っていますが片方が虫歯になってしまい、かかりつけの歯医者さんで乳歯なので治療はしないで抜歯をしましょうと勧められました。

抜歯後の隙間の処置を(保険適用の)入れ歯ブリッジではなく歯列矯正の方向で考えており、そのことで相談です。


かかりつけ医では歯列矯正はしていないので矯正歯科に行ってみていただいたところ歯列矯正で隙間を空けておいて、将来(20歳位になったら)的にインプラントかブリッジなどで対応する。との事でした。

インターネットで欠損歯の対向歯(息子の場合、上顎の第二小臼歯)を抜いて自分の歯のみで噛み合わせを完成させる、というのを拝見したのでそういう事は出来ますか?と相談してみたところ、上顎は欠損歯もなく全て健康な歯で歯並びもさほど悪くない為、抜歯はしないと言われました。

同じ歯列矯正ですが方向性は間逆ですのでどちらが正しいとかは無いと思うのです。


ただ、息子の場合は、という視点ではなくどちらかというと「健康な歯は抜かない」という先生のポリシーが優先された治療方針なのかな?と感じておりまして…
一般的にみた場合もやはり抜かない方向なのでしょうか?

どちらにしても数年単位、隙間を空けて20歳まで待つなら6年以上矯正歯科にかかる話ですのでどうしても慎重になってしまいます。
ご教示いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-07-19 01:41:22
現在、お母様がご覧になって、お子様の上顎の歯並びはとても悪いでしょうか。
上顎前突叢生抜歯が必要なぐらい悪いのであれば、お母様のおっしゃるように、上顎の第1あるいは第2小臼歯を抜歯して再植するということも選択肢の一つに入るでしょう。

一方、もしも全く過不足なく生えているとすれば、そこにできた隙間はどうするでしょうか。
上の歯が少なくて矯正治療を行うとすれば、ごくごく単純に考えれば、受け口になってしまうことになります。


もちろん、そうならないように治療することになりますが、年単位の時間がかかることにはなります。

少なくとも、再植という手間をかけて、下にあったスペースを上に移すだけということでしょう。
そこにどれだけの価値があるかということです。


下顎の小臼歯先天欠如している場合、乳歯歯根が吸収せず、かなり長期間残る場合が多いようです。
したがって、虫歯になったからと言って抜歯せず、残せるものならふつうにに治療して残せるだけ残すというのも一つの考え方でしょう。

矯正の先生が奨めているのは、抜歯した部分が倒れてこない、あるいは若干の隙間があるのであれば、それを寄せておくだけの矯正ということで、大々的に行うものを想定していません。
ごく簡単な範囲で歯を止めておき、しかるべき時まで待つということです。


ほとんど経過観察のような治療ですませるのか、大々的に2年、3年の治療をするのかと言われたときに、患者さんの負担を考えてインプラントがいいと判断したのだろうと推測します。

それもこれも、乳歯を抜かなければならないのであればという前提です。
乳歯を抜かないのであれば、そのまま20歳を過ぎるまで待つこともできるわけですし、その時点でインプラントなりブリッジなりにするほうがずっと負担は少ないものと考えられます。


こういった点を踏まえて、かかりつけの歯医者さんでよくご相談いただくのがよろしいのではないでしょうか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Applecafeさん
返信日時:2017-07-19 08:29:52
お返事ありがとうございます。

上顎は素人目には綺麗に並んでいます。
矯正歯科の先生は少し出っ歯です、とのこと。

抜歯した歯を再植は考えておりません。
(上顎の抜いた歯を下顎の欠損歯の部分に?という事でしょうか…)

下顎が二本欠損歯で不足しているので、上顎も二本抜いて(抜くのは健康な歯です)、歯列矯正で上下の噛み合わせを完成させられないのかな?と…。

この場合、上下4本無いわけですが上顎はわりと綺麗にならんでいるため、口元が下がり過ぎる?可能性はあると思っています。
まだ親知らずが生えてないので最終的にどうなるかわかりませんが。。


矯正の先生は大々的な矯正を想定していないとの事ですが…それでも費用は普通の歯列矯正並みに(70〜80万)かかると言われています。
そういうものなのでしょうか?

乳歯を(虫歯を治療して)残したままにしておけるのならそれに越した事はありません。
かかりつけの歯医者さんで治療せずに抜歯します、のでその後隙間をどうしますか?と言われた為、色々思案が始まった次第です。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-07-20 01:55:31
抜歯した歯を再植は考えておりません。

そうでしたか。
それは私の勘違いでした。
上顎も抜いて下顎と同じ歯の数にするという意味なら理屈は通ります。


歯列矯正で隙間を空けておいて

これだけで70,80万円というのはちょっと高い感じがします。
お母様のおっしゃるように、上顎を抜いて上下の歯を動かすならこの金額で普通だと思いますが。

インプラントが1本30万。
矯正治療が部分的につけるので20万の合計で80万円というなら納得のいく金額です。


現在の矯正の先生は、上顎まで抜歯して矯正することはよくないと考えているということですので、それは一つの見方ではあるのでしょう。

それがどこまで妥当なのかを判断できません。
実際に診察をした先生以上にお子様のことを理解することはできないのです。


適切な判断をするには、多くの人が見るほうがいいでしょう。
時間もお金もかかることですので、矯正の可否についてセカンドオピニオンをお求めになるのも一つの方法かと思います。

少なくとも、よく納得したうえで始めるということが必要でしょうし、後悔も少ないように思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Applecafeさん
返信日時:2017-07-20 04:49:08
ご返信、ありがとうございます。

>それがどこまで妥当なのかを判断できません。
>実際に診察をした先生以上にお子様のことを理解することはできないのです。

そうですよね。
実際に診察していただいてる訳ではないので妥当かの判断は難しいですよね、、素人考えで…そういう(欠損歯の対向歯を抜歯して歯列矯正歯並びを完成させる)治療の選択が一般的に有りなのか無しなのかを伺ってみたかったのです。

少しでも可能性があるのならばセカンドオピニオンをしてみるのも良いかな?と考えており、その様なやり方は一般的にもまず無い、という事であればそのまま歯列矯正を始めるつもりでした。


価格については、部分的だと20万程度で済むのですね。。上顎は私からみるとわりと綺麗に並んでいますが、歯列矯正の先生が診ると少し出っ歯との事ですのできっと上下を同時に矯正して噛み合わせを調整していく為70〜80万円というお値段なのかな?と改めて思いました。

診ていただいた歯列矯正の先生は矯正のみで歯の治療はしておらず、空けておいた隙間をどのように埋めるのかは20歳の時点で最終決定しましょう(一応インプラントの方向で考えておいて)との事でした。

なので20歳になって空けておいた隙間にインプラントを入れる場合は、さらにインプラント代60万(2本で)かかることになります。



>適切な判断をするには、多くの人が見るほうがいいでしょう。

そうですね、やはりセカンドオピニオンを行います。
歯列矯正の方針(最初に疑問に思った事や部分的に行う事は出来るのか?など)もそうですが、そもそも虫歯になってしまった乳歯をどうしても抜かなければならないのか?も合わせて、相談してみたいと思います。
主人もその方が良いと申しておりますので。


セカンドオピニオンにて…乳歯は抜かなければならないし、部分的な歯列矯正では噛み合わせが合わなくなる、という事であれば…やはり今診てくださっている歯列矯正の先生がおっしゃる方法が最善なのだろう、と思いますし今のままで納得して6年の長い治療に踏み出せます。まだ決まった訳ではないですが、方向性や矯正についての判断基準がわかった事でスッキリしました。

色々、ご教示いただきありがとうございました。最後、最終的にどのような治療法を選択したかを送信します。



タイトル 14歳、左右下第二小臼歯欠損の場合の歯列矯正について
質問者 Applecafeさん
地域 非公開
年齢 14歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 小児矯正(子供の矯正)
子供の歯並び
歯の数が足りない(先天欠損)
子供の歯列矯正
回答者




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