不定愁訴がある場合でもSSRO後のプレート除去はできますか?

相談者: 萬田さん (20歳:女性)
投稿日時:2017-08-08 12:30:48
こんにちは。
萬田と申します。

私は今年の2月に下顎前突、上顎後退によるSSROを受けました。
顎骨の術後経過は良好でしたが、入院中より不定愁訴が治りません。

病院で診ていただきましたが原因は不明でした。
矯正治療が不定愁訴のトリガーになることも少なくないそうで、私自身は矯正の影響ではないかと考えています。
主治医には不定愁訴の話はできていません。

今年の秋以降をめどにSSROに伴うプレート除去術を希望しているのですが、不定愁訴がある場合でも手術を受けることはできるのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-08-11 09:47:15
不定愁訴は、因果関係のわからない症状ということで、何が原因になっているのかわからないわけですね。
歯を動かしたことが原因か、手術をしたことが原因か、或いは入院という非日常的な生活が原因になったか。
そもそも原因がわからないので、治療のしようがないというのが今の医学界の状況でしょう。

そのうえで、プレートの除去術ができるのかどうかが不安であるわけですね。
入院して手術を受けたことが今の状況を作っているのであれば、再度入院手術を受けたらもっと悪い状況になるのではないか、という不安は当然お持ちになるでしょう。

矯正科である私には、何とかうまく手術が終わってくれればと思うだけで、何かをできるというわけではありません。
ただ、手術を行う口腔外科の担当医よりは付き合いも長く、少しは話がしやすいのではないかという気は致します。

最後は、プレートがあることの不利益の除去と不定愁訴の増悪の恐れのどちらをとるかということになろうかと思います。
プレート自体が原因になっているのであれば、いっぺんに解決ということになるかもしれないのですが、そういう保証はありません。

まずは、矯正医、口腔外科医ともに、萬田さんの現状を理解しておいてもらうということは必要でしょう。
少なくとも、一人で考えているよりは前進できるのではないかと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 萬田さん
返信日時:2017-08-11 10:10:02
今村さま
ご返信ありがとうございます。

元々感受性が強すぎるために、ストレスを溜め込みやすい体質ではあります。
術後と同時期に、私生活において精神的な負担となってしまう出来事もありました。

先の投稿に「不定愁訴の原因は治療にある」という旨の記述をしましたが、自分でもう一度考えてみたところ、治療のみならず様々な要因が重なった末の不定愁訴であることに気付きました。

歯科口腔外科のお医者さま方に、失礼なことを書いてしまったと反省しております。

オペに対する不安や入院生活に係るストレスと、プレート除去が不定愁訴にどう影響を与えるのか、はたまた除去はしないでおくのか、今村さまの仰るように、主治医と相談してみようと思います。

お医者さまからのお言葉で少し胸が軽くなりました。
ありがとうございました。
回答 回答2
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2017-08-11 10:54:31
ごくまれに、プレートをそのままにしている患者さんがみえます。
(通院しなくなったのか、手術執刀医との話し合いでそうなったのか、理由はわかりません)

プレート自体はチタン製だと思うので、そのままと言うのも一つかもしれません。


ただ、プレートがあることによって、「さらに不安になる」ととらえるのか、「現状を維持できる」ととらえるのかは、患者さん自身だと思います。

また、数年後に除去したいと思っても、生体親和性の高いチタンなので、表面に骨が被って除去しにくくなる場合もあるかもしれません。


おかかりの先生にご相談ください。




タイトル 不定愁訴がある場合でもSSRO後のプレート除去はできますか?
質問者 萬田さん
地域 非公開
年齢 20歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 口腔外科関連
外科矯正
歯科と全身疾患その他
回答者




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