13歳の永久歯に虫歯、治療を要するか否かの診断について

相談者: エリンさん (45歳:女性)
投稿日時:2017-08-17 21:54:42
歯科医の先生方に、お尋ねします。

中学生の永久歯虫歯をチェックするとき、どんな風に虫歯の有無を見極めていらっしゃいますか?

どこの歯科も、歯科衛生士さんが視診チェック、ダイアグノデント検査までもすべてこなし、先生は最後にその報告書を見て、さらっと口のなかを見るだけで

「虫歯です治療が必要です」

と言い切ります。

患者のこちら側からしたら、えっ、そんなチラ見程度の診察で簡単に歯を削りましょうって言われても信用できないです。

衛生士さんも資格がおありなので、ある程度の知識があるのは分かっていますが、もっとちゃんと医師に診察してもらわないと思い切って治療の決断ができません。

3件、歯科に行きましたが、虫歯の本数も治療内容も違い、こちらとしては何を信じたらいいのか困ってしまいます。

歯科衛生士の技量しだいで、虫歯の発見本数が違ってくるような気がするのです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-08-17 22:33:16
エリンさん

こんばんは。長文になりました。すみません。

ご質問ごもっともです。
虫歯の診断ですよね。

実は奥が深すぎて、一般の歯科医は診断の意味さえ理解しているとは言えません。
それは診断学という学問を学ぶことなく歯科医になるからです。

エリンさんがお書きになられた文中にも診査方法が2つあります。
視診とダイアグノデントです。
私たちは診断は歯科医しか行いません。
これは医院のコンセプトだからです。

歯を削るかどうかの判断は治療者の性格、治療者の知識バイアス、クリニックの特徴で異なるとされています(Gimmested et al. 2003)。
ですから、3件行くと3通り、10件行くと10通りの診査、診断となってもおかしくはありません。

エリンさんはダイアグノデントを用いる歯科医院に行ってはいけません。
なぜならば、歯を削りたくないと思われているからです。
どのような検査もエラーがありますが、それぞれの検査方法でエラーの特徴が異なります。

ダイアグノデントやCBCTやマイクロスコープのような器具は、誤って虫歯(疾患)でないものを虫歯(疾患)と見つけてしまう機械だからです。
これが治療者の知識バイアスです。
ダイアグノデントの方が正確と勘違いしていることにより起こる誤りです。

クリニックが保険診療でバンバン削っているようなところでは、どの程度の虫歯なら治療するかという基準が小さいかもしれません。
したがって、別の歯科医院では削れないが、そこでは削るかもしれません。
これがクリニックの特徴による、診断の違いとなり表れます。

もちろん、治療者が非常に細かい人と、大雑把な人でも判断は異なりますよね。
エリンさんのご質問は中学生の永久歯ということでした。
でも、虫歯がどこにあるかについては書かれておりません。
予想としては歯と歯の間だろうと思います。

例えば、レントゲンがどのくらい正確か、という質問を受けたら、非常に良く撮影されたレントゲンで、だいたい50%しか正確に虫歯があるとは言えないんですよ。

だからこそ、時間をかけて患者さんの希望に合うように判断をしていく必要があります。

ちなみにどこに虫歯があるか、永久歯か乳歯かでも、レントゲンの正確性は異なります。

様々な条件によって、正確性が異なりますので、医院毎に診断は異なります。
どうとは言えませんが、その歯科医院が予防的な対応をしてくれるのかどうかを理解された上で、判断されたら良いのではないでしょうか。

私は視診(マイクロスコープ)とレントゲン+アルファで診断します。
そして、エナメル質外側1/2までかエナメル質内側1/2までか象牙質外側1/2までか象牙質内側1/2までかをご説明した上で、リスクを考えた上で治療方針を相談して、削るかどうかを判断します。

結構大変な作業ですよ。
我々はお時間を長く取りますが、一般的には難しいのではないでしょうか。

ですからそれを短時間で行うには、色々と工夫をされているのではないでしょうか。


宮下 裕志 (東京国際歯科六本木)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: エリンさん
返信日時:2017-08-18 21:53:12
宮下先生殿

丁寧なお返事どうもありがとうございました。

子供の虫歯は歯の表面、噛み合わせ部分に出来ています。
口の中をカメラで見せてもらったら黒くなっていました。

表面の柔らかさをチェックしたり、ダイアグノデントの計測作業も、衛生士がひとりでしてました。

その後、医師がやってきて衛生士から話を聞き、ろくに子供の口の中もゆっくり見もしないで

虫歯ですね、治療したほうがいい」

と言うのです。

なんか不信感が募ります。

虫歯かどうかの精査をする作業、その作業自体がひじょうに重要だと思うのです。
その作業のやりかた次第で虫歯があるようにもないようにも判断材料としてあげれると思うのです。

もはや、患者の立場からしたら、先生に診てもらっている感覚は、はっきり言ってありません。

だって診ているのは、衛生士なんですから。

医師の免許を持っている歯科医に、もっとちゃんと口のなかを診てもらいたいのです。
そしてちゃんと虫歯だから削ったほうがいいと、もっと向き合って話を聞いてもらいたいです。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-08-18 23:03:48
うちには「だいあぐのでんと」がないので使い方もよく分かりません。

最後の一文はその通りだと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-08-20 13:11:58
エリンさん

こんにちは
ご意見ありがとうございます。

しかし、噛み合わせの部分の出来た虫歯だったんですね。
驚きました。

おそらく第2大臼歯なのだろうと想像しますが、「管理ができていなかった」ので虫歯になってしまいましたね。

噛み合わせの部分に虫歯ができるのは、歯が出てくる時期に起こりますから、その歯の細かな診断よりも重要なことを私たちのクリニックではお伝えします。

色々と事情はあると思いますが、お子さんのために何が最も重要か、を一度考えていければ良いですね。

「もっと向き合って話を聞いてもらいたいです」
全くそう思います。
向き合えますか?
多くの場合、親が向き合えないことがあります。
色々な事情で、、、


宮下 裕志 (東京国際歯科六本木)

回答 回答4
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2017-08-21 13:15:55
初期虫歯の場合、『進行した→治療介入』『進行がなかった→経過観察』のように判別しています。

ですから、初診時にその判断は出来ません。
勿論、ある程度進行した虫歯は別です。

個人的な意見です。




タイトル 13歳の永久歯に虫歯、治療を要するか否かの診断について
質問者 エリンさん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
歯医者への不信感
歯医者への不満・グチ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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