神経ギリギリの虫歯、MTAで歯髄を保存するか保険治療で抜髄するか

相談者: ジュウシマツさん (30歳:男性)
投稿日時:2017-08-22 13:34:48
右上の1番奥の歯(右上奥8番)が5年ほど前に虫歯になり、神経までギリギリ行かないくらいまで削って治したところがまた虫歯になっています。

冷たいものがしみるなどと自覚症状が全く無かったため気がつかなかったのですが、レントゲンをみたところ、虫歯はまだ神経までは到達してないようだけど、保険内だとどうしても神経を取るしかないが、顕微鏡を使えば虫歯になってる部分だけを治せるという説明を受けました。

治療内容としては

保険外
マイクロスコープラバーダムを使い、MTAセメントというものを使って神経を取らずに治療

保険
ラバーダム使わず、神経を取って被せ物をする治療


保険外の方は45000円かかるそうですが、神経を取ると歯が割れやすくなったり、虫歯になりやすくなるらしいので、神経を残すために45000円ですむなら…とは思うんですが値段的には妥当なものでしょうか?

また、同じような(まだ虫歯が神経までは達してないが、神経にかなり近い)場合、神経を取るという選択肢は一般的なものなのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2017-08-22 14:25:49
可能なら、神経は温存した方がいいと思いますよ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-08-22 15:41:45
藤森先生が回答された「可能なら、神経は温存したほうがいいと思います。」には賛同します。

値段が高いかどうかは中々判断しづらいところだと思います。

同じ45000円でも一回のアポイントの時間、通院回数、院長の経験症例数、成績、MTAセメントによる直接覆髄までなのかその後の修復まで含むのかなど考慮すべき点は明らかにされないからです。

同じような事は一般的とはいいませんが、よくある事だと思います。直接覆髄という方法は保険診療でも可能は可能なんですが、数多く行われてはいないと思います。

それは日本の保険制度の欠点でもあるのですが、直接覆髄後に運悪く三ヶ月以内に神経を取らなくてはならないような症状が出た場合、抜髄すると抜髄の点数から直接覆髄の点数を差し引いて請求するというペナルティーを課せられていると思います。

一番良いのは保険で神経を温存できることで、一番辛いのは自費で神経を温存しようとして神経を残せなかった時だと思います。

もちろんこの二つの中にいろんな組み合わせがありますのでご検討ください。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ジュウシマツさん
返信日時:2017-08-23 07:53:13
ありがとうございます。
次回歯医者さんに値段について確認した上で神経を残す方向で進めることにします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-08-23 12:21:16
保険内だとどうしても神経を取るしかないが、

その先生はそうなのかもしれませんが、一般的ではないかと。


あと、一旦保険外の材料を使うとその後のその歯の治療はすべて保険外になります。
その話は聞いてますかね?

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ジュウシマツさん
返信日時:2017-08-24 08:35:19
ありがとうございます。
保険内で神経を残しつつ治療できるかもしれないという事ですか?
都合の良い話ですが、出来れば保険も適用しつつ神経を残したいという気持ちが強いので、他の歯医者さんに聞いてみる事も選択肢に入れておきます。

前回はマイクロスコープの説明を受けただけで、保険の事は何も聞いてませんでした。
その辺りの費用も含めて、取り敢えずは今の歯医者さんにやってもらうのも前提に治療に取り掛かる前に確認したいと思います。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2017-08-24 09:22:51
保険内で神経を残しつつ治療できるかもしれないという事ですか?

そうですね。


>同じような(まだ虫歯が神経までは達してないが、神経にかなり近い)場合、神経を取るという選択肢は一般的なものなのでしょうか?

これ自体が一般的ではないです。

直接覆髄以前に、自覚症状もまったくなく、レントゲンでもむし歯歯髄に到達していないにもかかわらず、(保険内だと)神経を取らなければならないとの考えがよくわかりません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2017-08-24 09:31:25
うちは神経を取る場合も神経を残す場合も5万円です。
被せ物詰め物を外す前の段階で自費にするか保険にするか決めています。

保険治療でも神経を残す場合はありますが、使える薬品に限りがあるので成功率は低くなる恐れがあるかもしれない と説明しています


ラバーダム保険点数の中に含まれていますので保険診療でも使う義務があると考えています。
実際、裁判でもそこが争点になることが増えてきております。

ちなみに 保険を使わずに治療を行う場合には、その後の詰め物(10万円)、被せ物(17万円)など、全て自費治療になります。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ジュウシマツさん
返信日時:2017-08-28 15:33:06
先生方ありがとうございました。
大体5万円くらいなんですね。
今の先生の治療内容についても少し疑問も残りますが、次の予約は9月になるのでここは解決済みにしておきます。

回答ありがとうございました。



タイトル 神経ギリギリの虫歯、MTAで歯髄を保存するか保険治療で抜髄するか
質問者 ジュウシマツさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
根管治療その他
MTA
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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