[写真あり] 歯列矯正中、口が閉じられず正中がずれています(海外)

相談者: florzinhaさん (35歳:女性)
投稿日時:2017-09-03 10:09:59
はじめまして。海外で歯科矯正をしています。
もう1年半たつのですが、途中引越しの理由からかかりつけの歯医者さんを一度変えています。

上の段の左側の犬歯が一本足りないのですが、抜歯など何も言われずに、そのまま矯正が始まりました。
2番目の歯医者さんも抜歯などは言い出しませんでした。
下の段は親知らず以外は全てそろっています。
なので、上の段の中心の線がずれています。

元々、顎が梅干のようになり、きちんと口を閉じられなかったのですが、開咬の治療が終わったら、口がきちんと閉じるものだと思っていたら、全然閉じません。
というか、始める前よりひどくなっています。

現在の歯医者さんは、顎が無いので、美容整形でプロテーゼを入れたらよくなると言うのですが、それをすれば、本当に口が閉じるようになるのでしょうか?

また、抜歯をしたら少しマシになるとか、美容整形以外に何か改善のアイディアが無いでしょうか?

こうなると知っていたら、正直のところ、矯正はしませんでした。。。
何かアイディアなどあれば、教えてくださいませ。
よろしくお願いいたします。

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回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-09-03 11:06:41
こんにちは。

正中のズレに関しては、片側犬歯がないのであればどのように治療計画に組み込むかで変わってくると思います。
正中ズレを許容するのか?正中は合致させることにこだわるのか?です。

犬歯の部位に第一小臼歯を持ってくるのか?犬歯のスペースを作ってインプラントにするのか?ブリッジにするのか?など、選択肢を提示してもらうべきだったでしょう。

事前に十分な治療計画の説明への理解がなければ、欠損歯がある場合は正中を合致させることは困難でしょう。

口唇閉鎖については、現状が唇側にブラケットがついていますから、それを除去した時にどの程度口唇閉鎖が可能になるのか?でしょう。

海外の場合mプロファイルを気にする人は多いのではないかと思いますから、元々下顎の発育が悪いケースでは外科矯正や美容整形を薦められやすいのではないかと思います。
頤を作りたいという場合は、頤にプロテーゼを入れることを提示されると思います。

リップトレーニングや、頚部のトレーニングをおこなうと、軟組織はある程度変化しますからMFTの専門家がいるようでしたら、指導してもらうと外科を回避できるのかもしれません。

セファロで精密な検査を受けた上で治療計画を修正してもらうことが必要になるのかもしれませんし、別の歯科医に相談される必要があるのかもしれませんね。

抜歯をしたら少しマシになるとか、美容整形以外に何か改善のアイディアが無いでしょうか?

反対側の小臼歯を抜歯して、上顎の再矯正を行い最終的に左右顎間ゴムで咬合を作り直すという選択肢があるかもしれませんが、下顎がすでに整列していて上顎を後方へ引くことが出来なければ、新たに再矯正ということになるでしょう。

治療ゴールが明確でなければ、矯正治療は後悔することにつながったり、治療期間が倍に増えたり、経済的な負担が増えますから、海外で十分なコミュニケーションと理解をしにくい場合、治療は受けられないほうが無難だったかもしれません。

海外で治療後、日本の矯正専門医で再矯正(新たな契約で)というケースがあることを耳にします。
担当医とは十分なコミュニケーションをとってください。




タイトル [写真あり] 歯列矯正中、口が閉じられず正中がずれています(海外)
質問者 florzinhaさん
地域 海外
年齢 35歳
性別 女性
職業 自営業・フリーランス
カテゴリ 歯列矯正の治療法
歯列矯正のトラブル
その他(写真あり)
海外その他
開咬・オープンバイト(前歯が噛まない)
回答者




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