メタルボンドで硬いものを噛むと痛む、神経を取る以外の治療方法は?

相談者: 斬鉄さん (28歳:男性)
投稿日時:2017-09-09 18:10:30
1ヶ月ほど前に左上5番の歯にメタルボンドを付けました。

左上5番の歯はかなり削っており、6分の1から5分の1程度しか元の歯が残ってない状態でした。
神経は露出してませんでしたが、象牙質はかなり露出していました。
何もしていないときは歯の痛みはありませんでしたが、削った歯を触るとかなり痛みがありました。


歯科医さんと相談の上、神経は取らずにメダルボンドを付けましたが、特定の角度から硬めのものを噛むと痛みがあります。
また、タオル等を噛んで歯を食いしばってみるとかなり痛みがあります。
ご飯などやわらかいものを噛んでいるときは痛みはありません。

メタルボンドを歯科医さんにミラーでカツカツを叩いてもらった時も痛みはありません。
ちなみにこれらの症状は、左上5番の歯に仮歯を付けていたときも同様でした。


メタルボンドの噛み合わせは装着した日に調整し、後日再度調整したのでこれ以上改善できるところはないと思っています。
(なお、後日噛み合わせ調整のためにメタルボンドを削った日から痛みが強くなった気がします。)

メタルボンドを舌で押したりすると、他の普通の歯を比べると明らかにぐらぐらしていると思います。


痛い治療を耐えて神経を残したままメタルボンドを付けたので、いまさら神経はなるべく取りたくないと思っています。

メタルボンドのフィットを再調整するなど、神経を取る以外の方法で痛みを改善する方法はないでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-09-10 07:31:28
>タオル等を噛んで歯を食いしばってみるとかなり痛みがあります。
メタルボンドを舌で押したりすると、他の普通の歯を比べると明らかにぐらぐらしていると思います。

メタルボンドの装着後、お掛かりの施設では経過を診続けていただいていないのでしょうか。

それと、何かを確かめるかのように、わざわざ刺激を与えるのは如何なものかと思います。

差し当たり、ぐらつきの原因について精査していただいてみてはと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 斬鉄さん
返信日時:2017-09-11 18:04:01
小林さん

返答ありがとうございます。

食いしばったときの痛みも診療所で試したものですが、普段はなるべく刺激を与えないようにしたいと思います。

メダルボンドを付けて以降の定期的な確認というのはなかったので、まずは早めにぐらつき等について確認してもらうようにします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-09-12 08:40:18
ご相談ありがとうございます。

メタルボンドのフィットを再調整するなど、神経を取る以外の方法で痛みを改善する方法はないでしょうか?

原因を突き止めれば可能かもしれません。

できれば神経は残したいものです。
なぜならば、神経とは正確な言葉で、歯髄と言います。
物事の真髄とか、骨髄とか、一生の健康上は、極めて重要な組織であることが名前の由来です。


まず痛みの種類を整理してみましょう。
>かなり削っており
>削った歯を触るとかなり痛みがありました。

健康上はできるだけ削る量を少なくすることが必要であり、削り過ぎれば当然、身体は悲鳴をあげます。
削りすぎの治療を受けてしまった場合は、歯髄の回復を図る必要があります。


>何もしていないときは歯の痛みはありませんでした
>ミラーでカツカツを叩いてもらった時も痛みはありません。

それにもかかわらず、歯髄は持ちこたえてくれていると言えます。

    
>特定の角度から硬めのものを噛むと痛みがあります。
>タオル等を噛んで歯を食いしばってみるとかなり痛みがあります。
>他の普通の歯を比べると明らかにぐらぐらしていると思います。

これは中身ではなく、外力の影響を受けているということです。
つまり、痛みの種類が虫歯という感染ではなく、また歯髄炎でもなく、チカラによる外傷、つまり噛んだりすることにより、打撲とか怪我によるような痛みではないかと疑われます。


>後日噛み合わせ調整のために、メタルボンドを削った日から痛みが強くなった気がします。

その対策が逆効果であったという意味に思えます。

もともと、つけた後で、口の中で削る調整方法には限界があり、それだけに頼ると思わぬことになりやすいからです。
できれば調整なしに、初めから無理なく、生きた身体にぴったりフィットさせる必要があります。
合わないものを無理やり削っても合わせることは困難です。


>左上5番の歯に仮歯を付けていたときも同様でした。

それだけ異常な刺激が長いと、本当に歯髄炎を起こしてしまうこともありえます。
もう一度原点に帰って、治療前よりもさらに周到な対策を立てましょう。


>メダルボンドを付けて以降の定期的な確認というのはなかった

クラウンの治療とは、単なる虫歯の穴埋めのように、小さな詰め物の治療とは全く違う、噛み合わせの問題が関わってくる、とても高度な治療です。

高度な治療ですから当然ながら、治療前からの綿密な計画が必要で、治療後も検査・診断により、治療目的が達成されているかの評価を受けた方が安心です。

クラウンという物質を入れることが目的ではなく、歯髄や心身の健康のためであり、何不自由なく快適な日常生活を取り戻す目的であれば、それが守られているかの定期検診は不可欠です。
何しろ、クラウン義歯という人工臓器を入れた病気の治療をしたのであり、もとどおりに健全な体に戻っているわけがないからです。


医科の病院での治療を参考にしてみましょう。
腫瘍や義手・義足・義眼など、風邪やスリ傷のような簡単な治療とは違い、高度な治療であれば当然です。

しっかり、診察を受け、検査・診断により、治療方法をインフォームド・コンセントにより選択して、それからやっと治療を受け、それで終わりではなく、治療後も評価のために定期的な検査・診断を受けに、面倒ですが通院しますよね。


よく相談しましょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 斬鉄さん
返信日時:2017-09-13 06:01:38
さがらさん

前回の質問に続き、返答ありがとうございます。
前回はお礼を言う前に質問がクローズされてしまいましたが、いつもご丁寧な回答で大変助かります。


歯髄に長期間刺激を与えると歯髄炎になる可能性が高まることは認識できていなかったので、早めに次の診断の予約とりました。
メタルボンドのぐらつきなど、痛みの原因になっていそうなポイントを確認してもらうようにします。



タイトル メタルボンドで硬いものを噛むと痛む、神経を取る以外の治療方法は?
質問者 斬鉄さん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯科治療後の歯の痛み
メタルボンド
クラウンを被せた後の痛み
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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