部分入れ歯クラスプのかかる歯への負担について
相談者：
桐生湖さん (31歳：女性)
投稿日時：2017-09-23 01:45:34
現在私の歯は上は左4と右1と3のみ、下は左右1〜5の10本だけが残っています。
現在入れ歯に向けて上左4を含めた歯根のみの歯を20本、毎週に分けて抜歯をお願いしています。
そこでこの先入れ歯になるに当たっていろいろと調べてはいるのですが、部分入れ歯の金具（？）がかかる残った歯への負担に強く不安を感じています。
特に上右1があまり頑丈だとは言えない気がするからです。
以前は保険の入れ歯に慣れてから、またはどうしても馴染めなかった場合に保険外にしようかと思っていました。
もしその保険の入れ歯を使っている間に歯が割れたり抜けたりするのならばノンクラスプデンチャーというものを最初から作っていただいた方がいいのだろうかとも考えています。
もちろん歯の状態にもよるのでしょうけれど、歯にかかる金具の負担というものは凄く大きいものなのでしょうか？
入れ歯を使い初めてすぐに歯が割れたり抜けたりしたもいらっしゃるのでしょうか？
また金具をかける歯を少しでも補強出来るような治療は出来ないものでしょうか？
残ってる歯だけでも大切に残したいと思っています。
回答よろしくお願いします。
現在入れ歯に向けて上左4を含めた歯根のみの歯を20本、毎週に分けて抜歯をお願いしています。
そこでこの先入れ歯になるに当たっていろいろと調べてはいるのですが、部分入れ歯の金具（？）がかかる残った歯への負担に強く不安を感じています。
特に上右1があまり頑丈だとは言えない気がするからです。
以前は保険の入れ歯に慣れてから、またはどうしても馴染めなかった場合に保険外にしようかと思っていました。
もしその保険の入れ歯を使っている間に歯が割れたり抜けたりするのならばノンクラスプデンチャーというものを最初から作っていただいた方がいいのだろうかとも考えています。
もちろん歯の状態にもよるのでしょうけれど、歯にかかる金具の負担というものは凄く大きいものなのでしょうか？
入れ歯を使い初めてすぐに歯が割れたり抜けたりしたもいらっしゃるのでしょうか？
また金具をかける歯を少しでも補強出来るような治療は出来ないものでしょうか？
残ってる歯だけでも大切に残したいと思っています。
回答よろしくお願いします。
[過去のご相談]
回答1
黒岩歯科医院(長野県佐久市)の黒岩です。
回答日時：2017-09-23 02:13:54
桐生湖さん、こんにちは。
今後の入れ歯治療に関して不安があるということですね。
＞もしその保険の入れ歯を使っている間に歯が割れたり抜けたりするのならばノンクラスプデンチャーというものを最初から作っていただいた方がいいのだろうかとも考えています。
→
ノンクラスプデンチャーも入れ歯なので、残っている歯にある程度負担はかかってしまうと思います。
実際にお口の中の状態を診ていないので何とも言えませんが、残っている歯に負担をかけたくないということであれば、インプラントが適応かもしれません。
また、インプラントと入れ歯を組み合わせた治療法もあります。
担当の先生とよく相談をし、納得したうえで治療をすすめてもらうことをおすすめします。
ご参考までに。
今後の入れ歯治療に関して不安があるということですね。
＞もしその保険の入れ歯を使っている間に歯が割れたり抜けたりするのならばノンクラスプデンチャーというものを最初から作っていただいた方がいいのだろうかとも考えています。
→
ノンクラスプデンチャーも入れ歯なので、残っている歯にある程度負担はかかってしまうと思います。
実際にお口の中の状態を診ていないので何とも言えませんが、残っている歯に負担をかけたくないということであれば、インプラントが適応かもしれません。
また、インプラントと入れ歯を組み合わせた治療法もあります。
担当の先生とよく相談をし、納得したうえで治療をすすめてもらうことをおすすめします。
ご参考までに。
相談者からの返信相談者：
桐生湖さん
返信日時：2017-09-24 00:04:54
黒岩先生。回答を頂きありがとうございます。
やはりどの入れ歯でも残った歯へ負担がかかってしまうのですね。
せっかく紹介して頂いたのに申し訳ないのですが、インプラントの価格を調べた所とても私には手を出せそうもありません。
現状では頑張っても10万くらいまでしか出せません。
そこでもうひとつ質問したいのですが、同じ負担がかかるにしてもノンクラスプデンチャーの方が保険の部分入れ歯より負担が軽減されるというような事はあるのでしょうか。
なにぶん初めての入れ歯ですので毎日抜歯のことも含めていろいろ調べたり考えたりして不安は尽きません。
しつこく質問をして申し訳ないのですが回答を頂けますでしょうか。
よろしくお願いします。
やはりどの入れ歯でも残った歯へ負担がかかってしまうのですね。
せっかく紹介して頂いたのに申し訳ないのですが、インプラントの価格を調べた所とても私には手を出せそうもありません。
現状では頑張っても10万くらいまでしか出せません。
そこでもうひとつ質問したいのですが、同じ負担がかかるにしてもノンクラスプデンチャーの方が保険の部分入れ歯より負担が軽減されるというような事はあるのでしょうか。
なにぶん初めての入れ歯ですので毎日抜歯のことも含めていろいろ調べたり考えたりして不安は尽きません。
しつこく質問をして申し訳ないのですが回答を頂けますでしょうか。
よろしくお願いします。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時：2017-09-24 16:04:08
こんにちは。
歯の欠損部位は非常によく目にするタイプだと思いますが、状況としては思わしくない状態だと思います。
下の前歯（第1第2小臼歯も含めて）のみの突き上げタイプですから上1番がいずれ駄目になり抜歯に至る可能性は高いと思います。
その場合、追補がしやすい義歯タイプに最初からしておくほうがよいと考える場合もあるでしょう。
追補がしやすいのは従来からあるタイプの保険の義歯です。
上1番が駄目になり抜歯になっても3番の鉤で維持は可能で咬合を安定させておければ1番は逆に不要という場合も考えられます。
方向が悪くなっていたり伸びてきているならば審美的にもマイナスになるので1番を残根にして残根上の義歯にすることで前歯がすっかり綺麗になることも可能になったりします。
その当たりは担当の歯科医が色々考えてくれるでしょう。
ノンクラスプ義歯は追補しにくいでしょうし、義歯と同素材の鉤になるので本来は床素材で鉤も作るということになるので弾性等の自由度がなくなります。
保険の部分入れ歯のほうがワイヤー鉤を上手く使って緩圧出来る設計にしてもらえる場合もあるでしょう。
義歯の設計も担当の歯科医の仕事ですからよくみてもらうのがよいと思います。
歯の欠損部位は非常によく目にするタイプだと思いますが、状況としては思わしくない状態だと思います。
下の前歯（第1第2小臼歯も含めて）のみの突き上げタイプですから上1番がいずれ駄目になり抜歯に至る可能性は高いと思います。
その場合、追補がしやすい義歯タイプに最初からしておくほうがよいと考える場合もあるでしょう。
追補がしやすいのは従来からあるタイプの保険の義歯です。
上1番が駄目になり抜歯になっても3番の鉤で維持は可能で咬合を安定させておければ1番は逆に不要という場合も考えられます。
方向が悪くなっていたり伸びてきているならば審美的にもマイナスになるので1番を残根にして残根上の義歯にすることで前歯がすっかり綺麗になることも可能になったりします。
その当たりは担当の歯科医が色々考えてくれるでしょう。
ノンクラスプ義歯は追補しにくいでしょうし、義歯と同素材の鉤になるので本来は床素材で鉤も作るということになるので弾性等の自由度がなくなります。
保険の部分入れ歯のほうがワイヤー鉤を上手く使って緩圧出来る設計にしてもらえる場合もあるでしょう。
義歯の設計も担当の歯科医の仕事ですからよくみてもらうのがよいと思います。
相談者からの返信相談者：
桐生湖さん
返信日時：2017-09-25 01:23:31
| タイトル | 部分入れ歯クラスプのかかる歯への負担について |
|---|---|
| 質問者 | 桐生湖さん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 31歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
部分入れ歯 その他 補綴関連 |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
