6.7番抜歯、高齢のため体に負担の無い方法で義歯を入れるには?

相談者: たんぽぽつくしさん (56歳:女性)
投稿日時:2017-09-27 07:05:13
こんにちは。


86歳になる父ですが、自分の歯が26本残っている状態で安心していたところ、突然歯茎の痛みを訴え受診しました。

歯周病が進んでいるという事で、二度目の受診で前から6.7番目の右奥歯抜歯しました。
高齢なので歯を抜いた事で随分元気がなくなりました。

抜歯から3ヶ月ほど経ちましたので、義歯を入れるようですが、麻酔をして歯や骨を削る必要があるという話です。
一本6万ほどかかると聞きました。


なるべく身体に負担のない方法で義歯を入れる事はできないでしょうか?


ご回答よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-09-27 08:03:25
ご相談ありがとうございます。

>なるべく身体に負担のない方法で義歯を入れる事はできないでしょうか?

可能です。

ただし、奥歯はよく噛めないと意味がありません。
場合によっては多少の外科処置が必要になることもあります。
それは抜歯よりとても負担の少ない処置です。
その先生は良い治療を目指しているかもしれません。

なんでも美味しく噛めること、つまり咀嚼と嚥下ができるかどうかが、元気を出すQOLに非常に大切だからです。
この二つによって、喉に詰まらせる事故などを防ぎ、楽しく元気に長生きできます。

また初めての義歯は慣れるまでも大変です。
それについては、義歯のリハビリという治療もあります。

何しろ歯を失った後の治療とは大変な治療だからです。
足を骨折した後も、手術だけではなく、リハビリしますよね。
そこまで連続していて、やっと本当の医療と言えます。


なお、歯の問題から起きることが知られている後遺症に寝たきりや認知症があります。
それらを予防して、介護を避け、社会復帰までお手伝いするところが、歯科医院です。

ご本人の幸せにとっても、また長くお世話をするご家族にとっても、いつまでも元気で過ごしていただけることが大切です。


ご高齢者のQOLを落とさない予防が、ご本人だけではなく全員の人生を左右する重大目標とも言えます。

入れ歯を作るだけの小さな目標にとどまらず、そこまでできる所をよく探しましょう。




タイトル 6.7番抜歯、高齢のため体に負担の無い方法で義歯を入れるには?
質問者 たんぽぽつくしさん
地域 非公開
年齢 56歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:6番(第一大臼歯)
抜歯:7番(第二大臼歯)
部分入れ歯 その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい