歯ぎしりが強い場合のナイトガードの素材

相談者: SPNさん (49歳:女性)
投稿日時:2017-09-29 02:03:33
長年、ナイトガードを使っています。
今までにソフトタイプ、ハードタイプ、全体を覆うもの、前歯だけ覆うもの、各種使用してきました。

歯ぎしりが強くて、クラックが入ったり、根幹治療が必要になったりすることが多く、その結果、多数のインプラントを入れることになってしまいました。


ちゃんとナイトガードを付けているのに、どうして歯に問題が起こり続けるのか疑問だったのですが、先日、歯医者にナイトガードが適切ではないのではないかと言われました。

ナイトガードで歯の欠けなどは防止できても、食いしばる(力をかける)ことは起こっているので、歯根膜歯槽骨の破壊は起こるというのですが、本当でしょうか?

そのように言われれば、確かに本当のような気がします。
弾力性のある素材のナイトガードにしないと歯根膜、歯槽骨は守られないんでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-09-29 10:51:23
>ちゃんとナイトガードを付けているのに、どうして歯に問題が起こり続けるのか疑問だったのですが

個人的にはナイトガードに頼らず、ご自身の努力で力のコントロールをされた方が結果につながりやすいと思います。


>ナイトガードで歯の欠けなどは防止できても、食いしばる(力をかける)ことは起こっているので、歯根膜歯槽骨の破壊は起こるというのですが、本当でしょうか?

個人的にはそう思います。

なので、「力のコントロール」無しでナイトガードを使用していても(たとえそれがハードだろうがソフトだろうが)意味は無いように思います。


僕も10年前は多くの患者さんにナイトガードを進めていましたが、今ではほとんど勧めることは無くなりました。
むしろ、積極的にTCH是正指導や栄養指導、筋肉のコントロールなどを行うようになりました。


参考にされてください。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: SPNさん
返信日時:2017-09-29 12:27:07
櫻井 先生

回答ありがとうございます。

では、ナイトガードは問題に関わらず役に立たないということでしょうか?
歯ぎしりをなくすことができればいいのですが、なかなかすぐにはうまく改善できるものではありません。

歯ぎしりによる、歯根膜歯槽骨の破壊を防ぐ方法はないでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-09-29 12:37:40
個人的には上顎に装着するタイプは犬歯誘導に調整するようにしています。

そうすることによりグラインディングタイプの歯ぎしりのとき臼歯にかかる力は減らせると思います。
でもクレンチングタイプだと臼歯にもかなりの力がかかると思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: SPNさん
返信日時:2017-09-29 13:27:32
柴田先生

回答ありがとうございます。

歯ぎしりタイプによってナイトガードの調整も異なってくるんでしょうか?
クレンチングタイプの歯ぎしりの場合には、ナイトガードはあまり効果がないのですか?

その場合(混合型の歯ぎしりも含めて)は、対策はどうすればいいんでしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-10-08 18:25:39
西山です

ナイトガードで歯の欠けなどは防止できても、食いしばる(力をかける)ことは起こっているので、歯根膜歯槽骨の破壊は起こるというのですが、本当でしょうか?

ナイトガードは長期的に見ると歯ぎしりやくいしばり(ブラキシズム)自体を止めたり減らしたりすることはできません。


一般的には歯を守ることが目的となります。
ただ、そのためには素材や調整を考慮しないと、逆に歯に負担がかかる可能性もあります。

私はハードタイプで全体が均等に咬み合い、歯ぎしりした際には複数の歯が同時に当たるように調整します。
さらに、後方の歯ほど少し当たりを弱くしています。
これは、強い力でくいしばると後ろの歯がより強く当たる傾向があるからです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: SPNさん
返信日時:2017-10-09 10:20:43
西山先生

回答ありがとうございました。

再度、検討して慎重にナイトガードを選ぼうと思います。
参考になりました。



タイトル 歯ぎしりが強い場合のナイトガードの素材
質問者 SPNさん
地域 非公開
年齢 49歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯軋り(歯ぎしり)
歯軋り用マウスピース・ナイトガード
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい

Total total   今日 今日   昨日 昨日  
現在 人が閲覧中