15歳、右上5番(先天欠損)の乳歯が抜けた後について

相談者: もちもちもっちさん (15歳:女性)
投稿日時:2017-10-04 22:43:19
右上5番永久歯欠損で質問させていただきます。

10歳の時に上記診断を受け、乳歯を使えるだけ使っていきましょうといわれました。

先日乳歯が抜け受診したところ、

1. 健全な上下5番3本抜歯矯正
2. 4.5.6のブリッジをして将来的にインプラント
3. 入歯にして将来的にインプラント

の提案されました。

インプラントは、高校卒業までは出来ないといわれました。

その他に出来ることがあれば、教えてください。
それぞれメリット、デメリットもよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-10-05 00:22:39
歯の数を合わせるということを考えれば、足りない分を補うインプラントあるいはブリッジという方法と、逆に3本抜いて少ない方に合わせて矯正するという方法のどちらかということにはなるでしょう。

@の3本抜いて矯正という方法は、アーチを小さくして前歯部を下げることになりますから、現在の咬合状態が上顎前突のようなものでなければ、口元が下がり過ぎてしまうという恐れはあります。

AとBは基本的にはインプラントにするということになっていますが、、ブリッジにしたものをわざわざ壊してまたインプラントにするということはなかなか考えにくいものがあります。
ふつうはブリッジにしてしまったら、そのままブリッジということではないでしょうか。

Bの入れ歯というのは、5番のスペースを確保するということと考えれば、入れ歯というよりは、矯正治療で使う保定装置と考えたほうがいいのかもしれません。

このほかに、強いて考えるとすれば、アンカースクリューを用いて5番の遠心の歯を近心に移動するということでしょうか。
これができれば理想ですが、かなり時間はかかるでしょう。
なにしろ、咬合している大臼歯ですから。

@ABの中では、Bがもっとも侵襲が少なく、私ならこれを選びたいところです。(矯正科ですが)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: もちもちもっちさん
返信日時:2017-10-06 20:09:03
今村先生、回答ありがとうございます。

出来るだけ、抜かない、削らない方法が大切なんですね。
Bの保定装置にした場合は、噛む力はどれ位になるのでしょうか。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-10-07 10:25:09
矯正科で使用する保定装置には、プラスチックの人工歯をつける場合がありますが、あまり咬合する目的で作られておりません。
したがって、かむ力という点で言えば、あまりないということになります。
また、そもそも食事のときには外していただきます。

本当のかむ為の入れ歯ということになりますと、1本義歯というものを作ることになると思われますが、レストをつけるために歯を削る必要も出てくるでしょう。
また、この1本だけの入れ歯というものは結構面倒くさがれれて、使わずになくしてしまうという方が結構いらっしゃるように思います。

矯正科で用いる保定装置は、全顎的な装置が多いため、1本の為にこれだけ大きな装置を入れるのかと感じることもあるでしょう。
実際に治療される先生の得意なものや好みもあると思いますので、実際にそういう治療を行うのであれば、よくご相談になることは必要でしょう。

回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2017-10-07 10:48:57
他の上下の噛み合わせは問題ないとのことでしょうか?

正中のずれは生じますが、『もし上顎前突傾向なら、そのまま並べる』『もし切端咬合で下顎前歯叢生(凸凹)があれば、下顎小臼歯を上顎のその位置に移植する』などの妥協案もあると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: もちもちもっちさん
返信日時:2017-10-08 14:48:31
今村先生、藤森先生、回答ありがとうございます。

かかりつけの先生と相談して、なるべくダメージの少ない方法にしてもらいます。



タイトル 15歳、右上5番(先天欠損)の乳歯が抜けた後について
質問者 もちもちもっちさん
地域 非公開
年齢 15歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 補綴関連
抜歯:乳歯(子供の歯)
歯の数が足りない(先天欠損)
回答者




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