歯科衛生士です。歯周内科治療のファンギゾンシロップについて

相談者: ぴこあみのさん (22歳:女性)
投稿日時:2017-11-10 14:10:33
4月から歯科衛生士として一般歯科に勤務しているものです。

勤務先の歯科医院では歯周内科治療に取り組んでおり、自費で行うことがあるのですが、院長先生の説明が分からない部分がありこちらで相談させていただきます。

歯周内科を行う患者様に、

『1日3回ホームケアの際に、アムホテリシンBシロップのファンギゾンシロップを使用しブラッシングをするように。
ただし、ファンギゾンシロップにはお砂糖が入っており、カリエスの原因になる為ブラッシング後は水で洗口するように。』

と患者様に説明しています。

ここで疑問なのですが、ファンギゾンシロップには本当にカリエスの原因となりうる糖類が入っているのでしょうか?

ご回答宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-11-10 17:28:50
そもそも歯周内科なんて眉唾ものではないでしょうか。

>ファンギゾンシロップには本当にカリエスの原因となりうる糖類が入っているのでしょうか?

ショ糖が入っていればリスクはあると思いますが程度問題でしょう。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-11-10 17:45:52
ある意味、先進的な治療を行っていくに際しては、スタッフ全員のコンセンサス(共通認識)が必要になります。

少しでも疑問があれば院長先生を交えてスタッフ全員で勉強会、ミーティングをして、共通の認識を持つべきです。


仮に「ファンギゾンシロップにはカリエスリスクとなる糖質が入っていない」と言う殊になった場合、あなたは院長先生の治療に対し、懐疑心、不信感を持つようになってしまいますよね。

それでは院長先生の治療はうまく進まなくなり、最終的には院内はバラバラになります。

疑問があれば、ぜひ、院内ミーティングで解決してください。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-11-11 13:34:02
ファンギソンシロップに含まれているのは、糖アルコールなので虫歯にはなりません。

また、歯周内科治療は歯周病専門医で行っている先生はほとんどいないということも、参考までに知っておかれると良いか思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2017-11-11 13:40:50
ファンギゾンの添付文書です。

http://file.bmshealthcare.jp/bmshealthcare/pdf/package/FZs1604.pdf

中に含まれているのはソルビトールです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB

目的外使用にあたると思います

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぴこあみのさん
返信日時:2017-11-11 18:59:29
〉〉山田 豊和先生

本当にカリエスの原因となるものならそれを患者様に勧めること自体がおかしいですよね…
ご回答ありがとうございました。

〉〉櫻井 善明先生

私も院内研修を希望しましたが希望は叶いませんでした。
今後についてよく考えていこうと思います。
ご回答ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぴこあみのさん
返信日時:2017-11-11 19:04:23
〉〉田尾 耕太郎先生

やはりファンギゾンシロップはカリエスにはならないのですね。
カリエスのリスクはあるけど歯周病には効く。
という説明自体おかしいと思っていたので、やっとモヤモヤが解消できました。
ご回答ありがとうございました。

〉〉柴田 幸一郎先生

ソルビトールが含まれているのですね。
とても勉強になりました。
ご丁寧に回答してくださり、ありがとうございました。



タイトル 歯科衛生士です。歯周内科治療のファンギゾンシロップについて
質問者 ぴこあみのさん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 材料・機材関連
専門的な質問その他
衛生士関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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