根管治療後に歯性上顎洞炎の疑い、他に考えられる病気とは?

相談者: tontonyさん (26歳:女性)
投稿日時:2018-01-27 22:34:40
根管治療完了後、1ヶ月で歯性上顎洞炎の疑い。

1ヶ月での炎症、膿の波及が余りに酷いとの事で、もしかしたら他に原因となってる病気を抱えていて、歯の治療で刺激を受けていることもあるというような説明を2件で言われました。

この場合、他の病気とは何を指しているのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-01-28 20:04:35
こんにちは。

炎症の波及が酷い患者さんを病院歯科では希に経験することがありますが、糖尿病は有名です。
一度歯の炎症から入院された方を経験しました。
また、妊娠中に眼窩に炎症が波及された方も経験しました。

基礎疾患があると、想定外に炎症が波及することがありますからその事を疑ったのかと思います。

一般には、疲労、栄養失調、アルコールや麻薬中毒、白血病、糖尿病などの代謝疾患、膠原病などの基礎疾患と副腎ステロイド剤の使用、悪性腫瘍、HIVなどのウイルス感染、免疫抑制剤や抗がん剤の使用が挙げられると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: tontonyさん
返信日時:2018-01-29 23:45:55
船橋先生
ご回答ありがとうございます。
確認が遅くなってしまい申し訳ありません。

やはりそういった持病が関係していることもあるのですね。
心配になってきました。。

通常、何の持病もない方だと、根管治療後に1ヶ月程で、フィスティル→隣の健全な歯にも波及→上顎洞炎にまで至るケースは考えにくいのでしょうか?

そうなると、今回のケースだとやはり持病を疑い全く別の分野の検査をした方が良いのでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-01-30 08:46:37
tontonyさん

おはようございます。

根管治療上顎洞炎についてお悩みなのですね。

根管治療を行っても、感染源が除去できていなければ上顎洞炎を起こすことは決して珍しいことではありませんよ。
むしろ、tontonyさんのご年齢で大きな持病が見つかることの方が稀な気がします。

もともと治療した歯の根と上顎洞との位置関係はどうでしょうか?
初めから根尖が上顎洞と交通している歯がある人もいます。

その場合、神経の治療が必要な状態になった時点で、すでに上顎洞内に口腔内細菌が侵入してしまっていることになります。

ご持病がないかご不安でしたら、医科にかかられてもいいかとは思いますが、感染根管治療歯内療法を専門とする先生に診てもらう方がいいのかもしれませんね。

お大事になさってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: tontonyさん
返信日時:2018-01-30 23:00:00
金田先生

ご回答ありがとうございます。

現在、歯科大学歯内療法科で治療中です。
CTなどの精査はせず、恐らく歯性上顎洞炎でしょうとの事で、洗浄、排膿、揮発性のある薬を根に詰めるという治療開始しました。

この治療で完治した場合は、他に悪さをしている持病がある訳ではなく、感染根が原因だったと判断して大丈夫でしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2018-02-01 08:52:19
tontonyさん

おはようございます。

歯性上顎洞炎といいますが、歯が原因で上顎洞炎になることは稀ではありません。
上顎の歯(主に大臼歯)に大きなむし歯があり、根の先に菌が溜まって発症します。
歯性上顎洞炎に罹患したからといって持病のせいというのは違うと思います。

感染に弱い持病があるのでしたら歯周病が極端に進行したりと他の症状もあるはずです。
歯周病自体感染症なので。




タイトル 根管治療後に歯性上顎洞炎の疑い、他に考えられる病気とは?
質問者 tontonyさん
地域 非公開
年齢 26歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療に関するトラブル
上顎洞炎(蓄膿症)
回答者




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