イエテボリ法での歯磨き。フッ素と唾液、どちらが重要?

相談者: きらり62さん (30歳:女性)
投稿日時:2018-02-27 13:21:20
お世話になります。

最近、フッ素の効果をより引き出すために、イエテボリ法歯磨きを行っています。

ですがフッ素は唾液で薄まってしまうと聞きます。
唾液も虫歯予防において重要な役割を果たしているようですが、歯磨きを終えたあとはフッ素を口内に残すために唾液があまり溜まらないようにしたほうがいいのか、それとも唾液はどんどん出したほうがいいのか、どちらのほうが虫歯予防に効果的なのでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-02-27 13:26:14
きらり62さん、こんにちは。

>どちらのほうが虫歯予防に効果的なのでしょうか。

唾液に乗って隅々までフッ素が回ってくれる為、ある程度の唾液は必要と思っておりますので、結論から言えば、

歯磨き後の唾液分泌については気にしないでも大丈夫」

と思っております。

もちろん先生によって考え方が違うかもしれませんが・・・正直そこを気にするよりは食生活やブラッシング方法などを気を付けた方が良いかと思います。

ご参考程度にして頂ければと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: きらり62さん
返信日時:2018-02-27 23:08:10
三木先生、返信していただき、ありがとうございます。

唾液フッ素の効果を弱めてしまうというイメージが強かったのですが、フッ素を口腔内に広げてくれるという作用もあるのですね。

なるべく間食はしないようにしており、ブラッシングも力を入れすぎないように気を付けてはいるのですが、今後もまずは基本的なことをしっかりとしていこうと思います。

この度は貴重なご意見ありがとうございました。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-02-28 08:22:34
ご相談ありがとうございます。

>どちらのほうが虫歯予防に効果的なのでしょうか。

簡単です。
唾液です。

もともと唾液自体が予防の役割を持っています。
人工的なフッ素を入れることは、使い方を誤ると予防効果を妨害することさえあります。

また唾液にはフッ素が自然に含まれています。


ちなみに人類の進化を見ればどちらが大事かよくわかります。
約38億年前に生命が誕生してから、どんどん進化してやっと現代の人間の祖先が出来上がりました。
約700万年前のことです。
そしてまた長い年月をかけて進化し、約200万年前に完成しました。

それまでは恐竜を含めて、無数の生物が大量絶滅してきました。
その中で人類は生き残ってきています。

6歳臼歯と言われる永久歯で最初に生えてくる第一大臼歯は、その形が完成したのは人類が生まれるずっと前の約3000万年前です。

もし人間の歯が虫歯で簡単にやられるようであれば、人類は生き残っていません。
当然、虫歯にも自然に勝てるように唾液の役割などが、DNAに設計されて進化してきたからです。

歴史で習ったことがあるでしょうが、人類の仲間にネアンデルタール人などがいましたね。
でも彼らも約3万年前に絶滅しました。
同じ時代に現代の人類は一緒に生活していましたが、ちゃんと生き残っています。

虫歯などでやられないように歯が完成されているからです。
3万年前に歯ブラシをコンビニで売っていたでしょうか。
フッ素を塗っていたでしょうか。

そこに秘密があります。
自然な生活自体を考えた方がよっぽど効果があるし、とっても楽です。

それを知っているのが歯科医院です。
よく相談しましょう。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: きらり62さん
返信日時:2018-02-28 16:19:34
さがら先生、返信していただき、ありがとうございます。

唾液にもフッ素が含まれていることは知りませんでした。
また、江戸時代の虫歯事情などは調べたことはあったのですが、気が遠くなるほどの昔のことまでは考えもしませんでした。
唾液は昔から大きな役割を果たしていたのですね。

最近は予防歯科について色々調べているのですが、また違う観点からのお話を聞くことができ良かったです。
歯科検診には行けていないので、また近いうちに受診しようと思います。
この度はありがとうございました。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2018-02-28 19:54:48
>最近、フッ素の効果をより引き出すために、イエテボリ法歯磨きを行っています。

イエテボリ法は始めて耳にしました。

>ですがフッ素は唾液で薄まってしまうと聞きます。

なんでも唾液と混じれば薄まります。

>唾液も虫歯予防において重要な役割を果たしているようですが、

唾液の分泌が減ってくると根面カリエスになることが知られています。

>歯磨きを終えたあとはフッ素を口内に残すために唾液があまり溜まらないようにしたほうがいいのか、それとも唾液はどんどん出したほうがいいのか、

健康なら通常0.75〜1.5Lの唾液が分泌されるといわれています、これで十分です。

>どちらのほうが虫歯予防に効果的なのでしょうか。
 
フッ素云々よりお砂糖を減らすのが一番有効です。

糖類摂取量に関する新ガイドライン https://www.japan-who.or.jp/event/2015/AUTO_UPDATE/1503-2.html

ここまで減らせばむし歯にはなりません。

予防歯科 http://www.yamadashika.jp/prevent.html

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: きらり62さん
返信日時:2018-02-28 23:17:54
山田先生、返信していただき、ありがとうございます。

やはりお砂糖の量が重要になってくるのですね。
以前にも山田先生からお砂糖の話をしていただき、糖分は控えなければと思っていますが、やはりつい甘いものに手がのびてしまいます…

間食はせず、ジュースなども飲まないようにしていますが、少しずつ甘いものの量も減らしていければと思います。
この度はありがとうございました。



タイトル イエテボリ法での歯磨き。フッ素と唾液、どちらが重要?
質問者 きらり62さん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯予防
フッ素
歯磨きに関する疑問
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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