根管治療後 、3ヶ月仮歯だと細菌感染リスクがありますか

相談者: あかさはらやまさん (36歳:女性)
投稿日時:2018-03-25 21:51:08
お世話になります。
気になることがあったので教えていただけませんか?

先月 根管治療(専門医の先生にお願いしました)がおわり直接法でそのままファイバーコアをしてもらって仮歯の状態です。

もしも治療がうまくいかなかった場合には歯根端切除になるということです。

その場合には 歯肉が多少なりとも下がってしまうので3ヶ月くらい様子を見てからクラウンをかぶせたほうがいいという意見の先生がいたのですが、その場合 せっかく治療してもらった歯の中に細菌が入ってしまうリスクはないのでしょうか?


主治医の先生はどちらでもいいということで、それでは3ヶ月くらい置いておこうと思っていたのですが、仮歯はしっかりした歯ではないのでもしかしたら細菌感染のリスクは高まってしまうのかな?と心配になって質問させていただきました。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-03-26 08:07:36
ご相談ありがとうございます。

>その場合 せっかく治療してもらった歯の中に細菌が入ってしまうリスクはないのでしょうか?

    >でも仮歯はしっかりした歯ではないので
     もしかしたら細菌感染のリスクは高まってしまうのかな?

簡単です。
心配ならば、しっかりした仮歯を使えば安心できます。

そのしっかりした仮歯の条件は、

1.細菌感染を予防できること、
そして、
2.ふつうになんでも噛めること、
です。


前者は感染管理、つまり予防医療です。
削り始める前から管理しておかないと、後からでは感染した細菌を取りのぞけません。

特に根管内はずっと感染されやすいからですし、エナメル質を削りとってしまった外側の象牙質もすでに自然治癒力がないからです。


後者は咬合管理、つまり力のマネージメントです。
そもそも痛みの原因は感染だけではなく咬合力によっても起きます。
正確にいうと、外傷、つまり怪我です。

つまり、化膿と怪我は原因も治療方法も違うからです。

また噛まないようにしておくと、廃用性萎縮といってやはり機能が落ちます。
たとえば寝たきり状態が長ければ長いほど、手足は痩せ細り弱り、前ほどはもう回復しなくなりますね。

また適切な咬合を管理しないと、歯根破折の大きな原因となるからです。
このように咬合力の管理はとても重要です。

セメントの劣化もあるために、仮歯を入れたら時々つけ直したり、咬合の検査が必要です。
日本補綴歯科学会では40種類以上の検査を研究しています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あかさはらやまさん
返信日時:2018-03-26 08:43:36
さがらせんせいありがとうございます。

しっかりした仮歯とは素人でも判断つくものでしょうか?


ファイバーコアまでは専門の先生に入れていただいて仮歯の調節もしてもらったのでそこまでは間違えないと思いますが、仮歯がしっかりしたものかどうかはわかりません。

ファイバーコアがしっかりしていれば感染リスクは少ないのではないかという希望というか望みというか…
そのように思っていたのですが

すでに1ヶ月以上経過してしまいました。

再感染しているか調べる方法はあるのでしょうか?



タイトル 根管治療後 、3ヶ月仮歯だと細菌感染リスクがありますか
質問者 あかさはらやまさん
地域 非公開
年齢 36歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療その他
根管治療関連
根管治療中の仮歯・仮の詰め物
仮歯に関する質問・トラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい

Total total   今日 今日   昨日 昨日  
現在 人が閲覧中