右下6番の歯質が少なく被せが取れやすい

相談者: ゆーさん202さん (31歳:女性)
投稿日時:2018-04-02 04:36:02
右下6番の歯はメタルコア差し歯で、被せはハイブリッドを被せています。

差し歯になったのはもともとの被せの下で虫歯になっていることに気がつかず、歯の大部分を削ることになってしまったからです。
そのため、残っている歯が少ないので差し歯が取れやすいかもしれないと言われました。


その際、提案として、右下5番から7番にかけての連結をするか様子をみるかとのことでした。
ブリッジにするとその土台の歯の寿命が縮むので様子見を選択しました。
2年前くらいのことです。


それから半年に一回の頻度で取れるので、その度に被せだけつけなおしてもらっている状況です。
(いつも取れるのは被せだけです)


そこで質問なのですが、このまま取れては着けるを繰り返すことに何か問題はありますか?
出来れば関係のない歯は大事にしたいので、このまま取れてはつけるでいけるところまでねばりたいのですが、歯の環境的には思いきって連結してしまったほうが良いのでしょうか?

先生方のご意見をお聞かせください。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-04-02 07:58:13
ご相談ありがというございます。

>このまま取れては着けるを繰り返すことに何か問題はありますか?

あります。

6番は食事(咀嚼・嚥下)をする時にとても大事な歯です。
無意識に(普段は口のことを忘れていられる状態で)両側の6番を思う存分使つことで、栄養も摂り、歯が長持ちして、心身の健康が維持されます。
ふつうに使えない状態はとても健康では無いとも言えます。

またしっかり被さっていないと、細菌の侵入から歯を守れません。
つまり、その二つのことから、その歯と反対側の6番の寿命をとても縮めてしまいます。


>出来れば関係のない歯は大事にしたいので、

どの歯も一つとして同じ歯はなく、大事にしましょう。
連結は巻き添えを増やしてしまいます。
長期的には失う歯の数が増えます。


>このまま取れてはつけるでいけるところまでねばりたいのですが、

「いけるところまで」とは、悪化を待つことになりませんでしょうか。


>歯の環境的には思いきって連結してしまったほうが良いのでしょうか?

健康上は避けたいところですが、やむを得ない状況であれば、目先は楽になります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆーさん202さん
返信日時:2018-04-02 12:52:23
さがら先生
早速のご回答、ありがとうございます。


やはり、コアは外れていなくても細菌が侵入することもあるのですか?

また、対処法としてブリッジインプラントがあるかと思いますが、右下5番も7番もメタルコアの無随歯で、ブリッジにすることに抵抗があります。
インプラントはインプラントで、噛み合わせの上の歯がダメになりやすいと聞いたことがあります。

もう既に全ての歯が良い状態ではないなかで最善を尽くすとすれば、インプラントのほうが良いのでしょうか?


また、こちらの掲示板等で先生方が言っておられる、ブリッジにするとすぐに土台の歯がだめになるという「すぐ」と言うのは目安としてどのくらいの期間のことなのでしょうか?
人によって差はあるかと思いますが、5〜10年のことなのでしょうか?

周りにインプラントやブリッジをしている人がいるのは聞きますが、自分の年齢的にもまだできるだけ自分の歯を長持ちさせたいと思っています。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-04-03 07:45:42
ご返信ありがとうございます。

>コアは外れていなくても細菌が侵入することもあるのですか?

あります。
根の治療の研究で、コロナルリーケージといって確認されています。

もしコアが適切ではないとさらに侵入されるリスクが高まります。


>既に全ての歯が良い状態ではないなかで最善を尽くすとすれば、インプラントのほうが良いのでしょうか?

まず1本ずつを残す努力をしてはいかがでしょうか。
その歯はとりわけ重要な歯です。

そうでないと全ての歯を諦めることにつながるかもしれません。


ブリッジにするとすぐに土台の歯がだめになるという

学問的にはすぐダメになることはありません。
実際にも20年30年と保存可能です。


>「すぐ」と言うのは目安としてどのくらいの期間のことなのでしょうか?

感覚的な言葉ですから、使っている人により違うと思います。
早ければ1・2年なのかもしれません。


>人によって差はあるかと思いますが、5〜10年のことなのでしょうか?

そのくらいをすぐと言うか判断は分かれると思います。


>自分の年齢的にもまだできるだけ自分の歯を長持ちさせたいと思っています。

自然の歯はかけがえがありません。
できれば一生残す計画を立てましょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆーさん202さん
返信日時:2018-04-05 01:31:53
さがら先生

ご回答ありがとうございます。

インプラントは管理も大変で、特に後々のこと(年齢を重ね80歳くらいになった際に除去する必要が生じた場合等)を考えると不安でたまりませんが、ブリッジで他の歯に影響を与えてしまうことを考えると、インプラントでも仕方がないのかなと思えるようになってきました。


年齢のことを考えると少しでも抜歯という状況を遅らせたいのでケアをしっかりとしていきたいと思います。



タイトル 右下6番の歯質が少なく被せが取れやすい
質問者 ゆーさん202さん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ クラウンが取れた・外れた
クラウン・被せ物の連結(連結冠)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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